あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

プレミンジャーとシュレシンジャー

2017-04-29 12:55:45 | Weblog


闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1166、1167



○オットー・プレミンジャー監督の「帰らざる河」をみて



ロバート・ミッチャムとマリリン・モンローの競演が楽しい。

ミッチャムは敵を背中から撃って牢屋に入っていたというのでモンローにも息子にも軽蔑されてしまうが、最後に不倶戴天の敵を息子が背中から撃ち殺してミッチャムの危機を救うというのが、この親子鷹西部劇大作の味わい深いミソなり。

モンローの歌とギターもなかなかいい味を出しているが、あれは本人の演奏なのだろうか。

「帰らざる河」の筏下りは迫力があるが、画面の合成が原始的なのでちょっと鼻白む。

それといわゆるインデイアンの扱いが、あまりにもステレオタイプなので困る。

ハッピーエンドで帰郷することになったのは喜ばしいが、帰るや否やまたしても襲撃されてしまいそう。




○ジョン・シュレシンジャー監督の「マラソンマン」をみて



ナチの生き残り(ローレンス・オリヴィエ)に命を狙われたマラソンマン(ダスティン・ホフマン)が、兄と父親の仇をうつ話だが、いったい誰が的で誰が味方なのかはらはらドキドキの複雑怪奇な物語を、悠揚せまらず描き切るしたたかな演出力に舌を巻く。

これぞ映画だ。しかし、麻酔なしに神経まで歯をドリルされる拷問は身の毛がよだつ。




      自民3、公明3、共産3、神奈川ネット2、民進1その他14なりき鎌倉市議選  蝶人

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