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脂漏性湿疹の漢方薬(6)

2007年02月15日 06時53分13秒 | 皮膚鼻炎喘息アレルギー
おはようございます
漢方相談と食事のご指導で病気予防の体づくりと体質改善
河合薬局は、漢方と五味調和の食養生で
健康の悩み解消のご指導をする、漢方相談薬局です

脂漏性湿疹の漢方薬について
特に、顔面や頭部の脂漏性湿疹によく用いる「治頭瘡一方」(ちずそう
いっぽう)という漢方薬があります。
これは応鐘散(おうしょうさん)という漢方薬をベ-スに皮下の熱の滞りを
鎮めるものを組み合わせた方剤です。
この処方の構成から考えると顔面や頭部の脂漏性湿疹は、お血(おけつ)
と呼びますが、流動性が低下した(サラサラ流れてくれない)血液が末梢血
管に停滞して新鮮な血液の流れを妨げている状態がこの湿疹の治りを妨げ
ているだろうと思います
(注意)治頭瘡一方(ちずそういっぽう)を飲めば必ず良くなると言う意味では
ありません、念のため・・・それはナゼ?

漢方の体質改善で大切なこと
以前にもブログでご紹介しましたが、復習です・・・

あなたが悩んでいる皮膚の痒み、赤味、発疹など目に見える、表面に現れて
いる状態を漢方では、標(ひょう=発現している病症)といいます。
標とは、例えて言えば海面に顔を出している氷山の見える部分です。
それに対してお悩みの症状を治り難くしている、いわば根本の原因を本(ほん
=病症の原因)といいます。
氷山に例えれば、本は水面下に隠れている部分のことです
にきび アトピ-蕁麻疹湿疹乾癬脂漏性は漢方で体質改善
表面に現われている症状を正確に捉えて手当てすることは大切ですが
残念ながらそれだけでは不十分で、本という、水面下に隠れている部分を
一緒に治していかないと、少し良くてもすぐにぶり返してしまいます。
お悩み症状の大元の原因が大きければ大きいほど、そこを抜きにして表面に
現れている症状だけを追いかける手当てを続けても根本解決することはでき
ません
つづく・・・

氷山の写真は、「航空の現代」から引用させて頂きました
上記の内容は、以前ご紹介したブログ
アトピ- にきび 蕁麻疹 脂漏性湿疹 漢方の考え方をご覧下さい こちらへ

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