川口純子のブログ

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摂津市議4期16年。

無言館そしてちひろ美術館へ

2016年11月15日 | 日記
11月は結婚39年ということで、ずーっと行きたかった長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館の無言館と安曇野にあるちひろ美術館へ行って来た

お天気もよく南アルプスの雪山と紅葉の山々が素晴らしかった



無言館では数々の自画像が展示されていて、

「なぜ?私は死ななければならなかったのか…」 と訴えてくるようだ

終戦直前に亡くなっている人が多い

もっと早く終戦になっていたら…戦争がなかったら、たくさんの生きる幸せがつくられただろうにと強く迫ってくる

館長の窪島誠一郎は
「口をつぐめ、眸(め)をあけよ、見えぬものを見、きこえぬ声をきくために」と訴えている


ちひろ美術館は日曜日ということで家族連れや団体客など多くの老若男女が来館していた






今年7月にオープンしたトットちゃん広場には黒柳徹子さんが通っていたトモエ学園の電車の教室が再現されていてたくさんの親子連れが楽しそう

美術館の中もたくさんの絵本を自由に読める


子どものしあわせと平和を願ったちひろの思いがあふれている


1974年に55歳の若さで亡くなったちひろは

戦後の1946年に松本市であった日本共産党演説会に参加し入党、その後、松本善明(日本共産党国会議員)と知り合い結婚、一時は絵筆一本で家計を支えた


ちょうど今、放送されているNHK連続ドラマの「べっぴんさん」で戦後の混乱したなかでも必死に子どもを育てて生きようとしている女性たちの姿と重なる

ちひろの描いた、たくさんの絵が今もいろいろな人々に、こどものしあわせと平和を伝えていることに感動した

ありがとう、ちひろさん



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