起業する価値とは?

起業1年目の目標はゼロから1を産み出すこと。「食の貿易で持続可能な社会の実現」を理念に起業し、試行錯誤の毎日です。

読者プレゼント

2007-04-22 02:59:34 | 私の仕事

こんにちは。本メルマガのご愛読誠に有難うございます。

先日もお知らせしましたように、この度、輸入ワインの通信販売に先立ち、読者の
皆様に感謝の意を込めて「読者プレゼント」を実施することにしました。

応募詳細は当社HPの右側にあります「読者プレゼント」(赤字)をクリックしてアクセスしてください。

起業してから約10ヶ月。色々とありましたが、ここまで来られたのも読者の皆様の励
ましがあってこそです。改めて御礼を申し上げます。
新レシピ&グルメブログ「世界のおいしいものを食べよう!」も宜しくお願い致します。

さて、今回プレゼントします輸入ワインは昨年埼玉県の浦和市で行いました輸入ワイ
ン&食材の試飲・試食イベント「Wine&Food Revo.」で評判が良かったものです。
中には受賞ワインもございます。いずれも大手業者の取り扱いがなく日本未発売の優良ブティックワイナリーのワインです。

ゴールデンウィークにご家族、友人、知人の方と一緒にいかがでしょうか?

是非、ふるって応募してください!!(4/30日(月)24:00応募締め切りです。)

 
株式会社アースドリーミング
代表 清水 奈智子

!!!元気と癒しのワインショップ「WINE REVO.(ワイン・レボ)」’07年7月12日オープン!!!


ご愛読有難うございました

2007-04-05 21:16:17 | 贈る言葉

起業してから今までどのぐらいブログを書いたのかと思って振り返ると、44件も書いていたんですねぇ。

まだ、1年は経っていませんが、気分的には新たな展開を迎える段階に入りましたので、自分でけじめをつけるためにこのブログを卒業?し、別ブログで仕事がらみのレシピブログを書くことにしました。

もうひとつの「日本の食の在り方」はそのサブブログとして継続します。

というのが、やっと販促用のイタリアのジャム、パテ、各種ソースが入荷してきて、誰か専門家にレシピを頼もうかと思ったのですが、販促や営業をするのは私・・・。その前に自分でレシピを作って食べてから人にすすめないと説得力がない。

そこで、楽しみと勉強を兼ねて真面目に商品を使って料理に取り組むことにしました。

さて、起業して振り返って・・・・
立ち上げから、会社設立・登記、当たり前ですが、何でも自分でやらなければならず、この年齢になって初めて経験することもあり忘れられない貴重な月日でした。

1年目から絶好調という方は少ないと思いますし、周囲の方に話を伺うと何かしら皆さん、壁にぶつかることが多いようです。それをクリアしていき、前に進めばそれが醍醐味になると思いました。苦労した分だけ喜びが大きいと。

起業される方は、言うまでもなく心身ともにハードな日々が続くことは間違いありませんが、「健康」であれば取り敢えず何とかなります。
あとは資金の管理が大事です。

このブログのタイトルを改めて見て、「起業する価値があるのか」どうかと考えてみましたが、少なくとも事業を起こすということは世の中の役には立っていると思いました。(損得を抜きにして)自ら積極的に経済活動に参加しているという実感を肌で感じますし、事務所を構えて人を雇っている方は十分に社会に貢献していると思います。

私自身が起業して良かったと思うのは、色々な方とお会いでき、今までにない人脈ができたことです。本当に周囲の方々には感謝しております。
仕事柄、珍しくて美味しいものを沢山食べることができました。

そして、これからの自分の課題はまずはこの起こした仕事で食べていけるようになること。会社としてどう事業展開していくのか修正しながらもビジョンを持ち、責任をもって実行することです。

「夢」という言葉を使うのは余り好きではありませんが、自分の理想を実現する手段として「起業」もありかなと実際にしてみてそう感じました。

これから、起業される方へ。
不安もあると思いますが、リスクも含めて「挑戦」してチャンスを是非生かしてください。ハイリスク・ハイリターンの投資と思って向き合えば大丈夫です。

!!!元気と癒しのワインショップ「WINE REVO.(ワイン・レボ)」’07年7月12日オープン!!!


人的ネットワークの大事さ

2007-03-26 20:54:52 | 贈る言葉

起業してからというものの、この年齢にして初めて経験することが多くいい風に言えば新鮮な日々を送っております。

自分のつたない起業経験(まだ9ヶ月ぐらい)で何を伝えることができるのかと思いながら、先週は人前で自分の話をしました。

起業において何が大事か?
私がアドリブで言ったのは「仕事(ビジネス)は人的ネットワークが大事です。一人の人間が持っている情報は思いの外多いものです。
人と話しているうちに気づくこともあれば、気づいてあげられることもあります。

また、自分がしたいことがあれば、根気よく主張し続けると思わぬ協力者が出現することもあります。

受講生の方々からの質問の中で「予想外のことが起きるといいますが、それはどういうことですか?お金のことですか?」というものがありました。
もう一人の先輩と一緒に質疑応答をしており、お金に関しては「思ったより多くでる」という先輩の方の答えが的を得ています。

販促、広告宣伝等、目に見えないものにかける費用の見積りが甘くなりがちと
私は付け加えました。

二人とも輸入食品を扱っておりますので、「輸入食品を扱うことに懸念はないか」という質問にどう答えようかと考えました。
自分が実際輸入食品に関わるようになって「食の安全性」というものについて一般的に誤解されている部分も多いと感じていますので、どれだけ厳しい手続きを経て食品が輸入されているのか、残念ながら国産=安全という時代でない旨を話しました。

輸入食品を扱いはしますが、主食である米、野菜、果物、肉などの生鮮は国産のほうが好ましいと思います。

改めて、食品を扱う事業者の責務の重さを痛感した出来事でした。

「楽しそうに仕事をしているように見える」といわれ???
結局のところ、それが肝要かなあと思います。
起業家の友人のポジティブな考え方に私自身随分救われたのも事実ですし、感謝しております。

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動き出した・・・

2007-03-21 23:43:36 | 私の仕事

先週のFoodexの初来場では2日間、休みなしでブースを回ること4-5時間、さすがに足が棒になり自分でリラックスオイルでマッサージしてしまいました。

初日は海外のブースを中心に回りましたが、イタリア、フランスの出展が際立ちました。ワイン、オリーブオイル、チーズ、パスタが主でイタリアではシチリア、プーリア州などの新興産地が熱心にプロモしていました。

私の関心を引いたのは、イスラエルのザクロワイン、アルゼンチンのワイン。海外のその土地固有の健康志向商品のブルーアカベ(GI値が砂糖の1/4)やスリランカの椰子の花蜜のキトルシロップ、創始者が糖尿病がきっかけで作った砂糖不使用のチョコレートなどなど。

アサイーのヒットの効果もあるのか、南米の健康志向の果物を使ったスムージーのトロピカルマリアなどは随分大々的に試飲しており、目立っていました。
中南米やカナダの未知の食品が注目の的といったところ。

2日めの日本のブースは試食しまくりで、正直よく覚えていないのが実情ですが、
鮎魚醤やいしりやいかごろに漬けてつくったスルメ、きんかんのジャムが試食して本当に美味しいと思いました。

コンセプトがいいなと思ったのは「土作りからはじめるお菓子作り」、4つの笑顔をキャッチフレーズにプリンなどを製造している会社で、試食した渚の卵プリンも本当に美味しかったです。ビワの葉入りのコーヒーなども個人的には面白いと思いました。

山のように沢山の試食攻勢と人込み、、、その中で目立って印象を残すのはどういったものなのか?

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国内の食品は材料も製法もある程度こだわって作られており、一定の水準をクリアしている。試食、サンプル配布と日本企業は気前は良いがその割に印象に残らないのはなぜなのか?

その中で肉のハママサのスペイン輸入ワイン750ml1本298円はスゴイ!!と感嘆してしまいました。お話を聞いたところ、社長自ら現地に出向いてその場で交渉、即決して買い付けた結果とのこと。ウ~ン、見習いたい。

こだわりの次はサプライズなのか??という感想を抱いたFoodexでした。

今週は酒類の通信小売免許申請に伴う税務署の現地確認からはじまり、イタリア トレヴィーゾ産のジャム、野菜のパテ、ソースのトライアル注文品の輸入のために成田検疫所まで行って書類確認・相談、フォワダーに挨拶、明日は小口輸入塾の特別講師で経験談・・・その後は販促、販路開拓の営業が私を待っている。

暖かくなってきて活動を始めた生き物と同じでやっと動き出したという感じです。


TOKYO起業家サミットに参加して

2007-03-13 02:08:20 | 起業に役立つこと

今週は川越税務署の電話から始まりました。

先週は世界的な株価全面安で久々の円高、やっとユーロの送金ができ、トライアルの注文品をイタリアから入れる手配をしました。今日のレートをみて、3円もちがうとニンマリ。

さて、先週末は病み上がりの心身にむちをうって、少し気合を入れるために
今週のFOODEX JAPANに行くのに体を慣らしておく意味もあり、
ドリームゲートプロデュースのTOKYO起業家サミットに参加しました。

海外から起業家を呼ぶなどとずいぶん大々的なイベントで、メインステージも見たかったのですが、1つだけということで自分の仕事に関係ありそうな「食品」のカンファレンスに参加することにしました。

4人の食品関係の若手経営者と1人のコーディネーターのパネルディスカッションという形で3つのテーマ

1.食糧自給率40%、未来の日本を守る
2.食品クライシス、日本に作り手がいなくなる
3.食育が日本の食を変える(?)

について討議され、その5人を取り囲んで観客が拝聴するというスタイルで進められました。

私も5人のやりとりや意見を聞きながら、自分自身もあれこれと思いをめぐらせながらその3つのテーマについて考えてみました。

1.の食糧自給率をあげるということについて
これは、主には農業水産省等のお役所の仕事で結局政策次第というふうに感じました。農水省は農産物の輸出を推進しているようですが、確かに日本の農産物のブランド力があがり、世界的に知名度が高くなると農業従事者にとって良いモチベーションになるかも知れないとは思います。

確かに日本の食のスタイルが欧米化しており、主食である米離れの影響は否めません。麺、パンに使用される小麦の大部分は輸入品ですから。
ただ、米原料のパンなども開発されていますし、和食は健康に良いということで回帰の傾向もありますし、世界的に日本食ブームというのは明るい材料です。

地産地消やフードマイレージの問題等、優良な国産品を国民が支持し、消費するという風潮を作り出していくのに企業の力は否めないと思います。
草の根的な運動は長い目で見れば強い。

農地利用についての法律もその方向に向けて整備されることも急務のように思いました。

円安になれば、輸入品が国内に入りづらくなるので、そうなれば一番良いというパネラーのご意見もありましたが、為替や食品の輸入についても外交上の問題やWTOのからみもあり、国際的な圧力がかかると米国牛肉のBSE問題と同じようになります。

ただ、どんなに海外からものが入っても根付くかどうかは、日本の伝統的な食文化がしっかりしていれば長い目で見れば一時的なものなのではないかとも感じます。

2.生産者について
日本の農業従事者の高齢化、減少について歯止めをかけるのにはどうしたら
良いか?

農業ビジネスの成功例を作る、スタープレーヤーである生産者を作る等々のご意見があり、その通りだとは思いました。
農業という仕事につくことがステイタスになれば良いのだと思います。

作り手の不足は農業だけでなく、伝統工芸の職人や工業の世界でも起きていることで、ものづくり全体の問題になっているのだなと感じました。

今、工業の世界でも行なわれているように優良生産者の栽培技術等などを残すのにITの力を利用したり、最先端の農業テクノロジーが生かされることでこの問題を少しでも払拭できれば良いと思います。

「消費者は生産者に対して思いやりがない」、「生産者は自分の作ったものが消費者にどう評価をされているか知らない」等のご意見を聞いたときに、種苗会社はもっと消費者との距離が遠い、天と地の差があると感じました。
直接、消費者との取引がないので無理もないかも知れませんが・・・

マクロ的には国内農産物・食品のブランド力を上げることも重要で、それには種苗会社の貢献が必須だと私は思うのですが、どうなのでしょう。

3.食育について

食育は今政府主導で言われていることですが、本来は一般家庭や学校給食で行なっていたことではないかと思います。

昔と違って食に関する情報が氾濫し、パネラーの方がおっしゃっていたように食について「正しい知識を身につけること」が肝要です。

個食、中食、外食の増加による食のバランスの乱れからくる、生活習慣病者の増加、その若年化。

ダイエットや健康志向のためにサプリや健康食品も増え、食品でも特定の栄養を補強した特定保健用食品(トクホ)など、新しいタイプの食品も増えているので矛盾しているようですが、「食育」というものが必要なのかなあと感じました。


2時間ほどの時間でしたが、私自身の「食」に対する考えも整理でき、これから自分が何をやっていけば良いかということを考えるきっかけを頂き大変参考になりました。

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起業に成功するヒケツ

2007-02-28 23:37:56 | 私の出逢った経営者

という題名のさいたま商工会議所主催の特別講演会 ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社の代表取締役CEO 鶴岡秀子氏のお話を昨日拝聴しに浦和まで行ってきました。

伝説のホテル云々、どっかで聞いたことがあるようなないような・・・
無料で女性経営者の話が聞けるのだからいいかと軽い気持ちでの参加。

出席者は意外ですが、中高年の男性が6~6.5割ぐらい。
どんな人なのかしら?と楽しみに待っていたら、横山めぐみ似?の明るい颯爽とした女性が壇上に現れ、皆の目が釘付け状態でした。

2時間ほどのお話でしたが、今までの経営者のセミナーや講演の中では一番身近に感じられました。

お父様が実業家であられたという環境で育ち、子供の頃から帝王学ならぬ女王学?を身に付けられて、もう根っからのアントレプレナーだなあと思いました。

大学卒業後、婦人服の販売という仕事に就いたというのは偶然ですが私との共通点です。

スタートの時点で全く異なるのは私の場合は好まず婦人衣料の売り場に配属され、鶴岡氏のようにヴィジョンも何もなく、マネキンの着せ替えや売り場のディプレイにはまり、接客に苦手意識を持っていた新人だったことです。

そうは思いながらも彼女の話に共感したのは、自分の店の服を売ろう、儲けようとせず、そのお客さんを「絶対にキレイにしてみせる」というスタンスで、鶴岡氏がいうところの本番共有力を発揮して20人分の売り上げにつながったというところです。

私自身も自分が新入社員の頃を懐かしく思いながら、自分も年配のお客様を接客し、気がついたら、服だけでなく、靴、服飾小物の買い物のお手伝いをし、紳士服売り場までつきあったことがあったことを思い出しました。
今更ながら、自分の販売におけるマインドは間違っていなかったのだとホッとするような思いがしました。

鶴岡氏によると「本番共有力」は知識(スキル)、デリバリー能力(自分の発信したい思いや考えをどこまで相手に届けることができるかという能力)、マインド&スタンスの3つがピラミッドのように揃うことによって発揮できるとのことです。

「同じことをやって違う結果をのぞむのは一種の精神異常である」という心理学者の言葉を引用してお話されていましたが、はっとした言葉のひとつです。
私の尊敬する経営者である鈴木敏文氏も過去の成功体験を追随することを良しとせず、常に革新的であれという方でした。

起業家とはそういうものでないか?
成功した経営者の話を熱心に聞いてその法則を実践するだけで満足するのではなく、最初は人まねでもある程度したら自分のオリジナルな経営観や価値観を確立して実践する。幸せに成功している経営者に共通したところではないかと思いました。

「人を嫌いにならない!お客様を好きになろうと素直になること」
なぜなら、自分を好きな人を人は嫌いになるのは難しいからとのことですが、
鶴岡氏の一番の魅力は常に笑顔で身振り・手振り、もう全身で自分のメッセージを伝えようとしている一生懸命さにつきます。

何かやってくれそうな雰囲気(オーラ)を持っている・・・
それは一昼夜で身に付けたものではなく・・・
次にこの人は何をやるのだろうと目が離せない、そういう印象の女性経営者でした。

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確定申告の時期~この1年を振り返って

2007-02-26 18:02:42 | 起業に役立つこと

気がついたら、確定申告の時期で・・・
領収証や各種控除の証明をかき集め、国税庁のHPでまずは個人の確定申告の申請書を作成しました。

その結果、どうも所得税が還付されることが分かり、取るに足らない金額ですが、少し満足です。平成18年中に会社を退職し、起業された方は税金の一部が戻ってくる可能性は大です。

海外から輸入食品や飲料等を輸入するとき、検疫上の問題で管轄のお役所によく聞くのですが、ご担当の方は丁寧に教えてくれます。
今までの経験上、こちらから頭を下げてフェイスtoフェイスで仕事をすすめるのが最終的に良い結果を生みます。

法人を立ち上げるときもそうでしたし、源泉徴収や確定申告などもそうですが、
最初からお金を払って専門家に丸投げせず、まずは自分で恥をかきながら試行錯誤するのが肝要かと身にしみて感じます。

為替もどんどん円安になり、取引通貨を円(JPY)にするよう交渉しようか?と考えたり・・・会社員の頃と違って毎日のルーティンを効率よくこなすというスタンスではなく、
いかに損失を抑え、儲けを出すか」というところにない頭をひねるようになりました。

物は考えようで、輸入の場合はこちらのほうが立場が強いはずなので、
急激な円安を理由に自分がイニシアチブを取るように交渉するのもひとつの手です。

今週から棚卸しして、B/S、P/Lを作成後、法人の確定申告をしなければ・・・
溜息が出そうです。

これから起業される方や起業されて間もない方はすぐに専門家の方や
起業支援センターに相談したり、色んなセミナーや交流会などに参加されると
思いますが、一番役に立つのは自分が目指したい起業家や経営者の方(そんな大きい企業の方ではなく)の失敗談です。

正確に言えば、「ピンチをどうやって切り抜けたのか」ということです。

あと、起業仲間というか、同じ志をもった利害関係のない友人がいるといいでしょう。
雇われの会社員の頃より、「責任」という2文字が常に脳裏から離れませんので精神的なプレッシャーがかかります。
起業家や経営者になると特に「信頼できる仲間」が必要だと実感しました。

会社員がトラックレースのランナーなら、起業家は障害物競走の走者。
前者はいかにタイムをあげるためにペース管理をするのが仕事ですが、
後者は頭と体を使って目前の障害をどうやって切り抜けるか?
センスも問われるでしょうし、経験しないと分からないことも多々あるという感じです。

大やけどしない程度に挑戦し、どんな苦労も楽しむという姿勢が大事です。

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ペイ・フォワード

2007-02-05 20:09:02 | 贈る言葉

地元の図書館で数冊本を借りて積読していたところ、
「ペイ・フォワード」というコンセプトを目にしました。
(「ジャパニーズ・ドリーマーズ 自己イノベーションのすすめ
米倉 誠一郎 PHP新書)

どこかで聞き覚えのある言葉だと思って読んでいたら、
その言葉通りの題名の映画(2000年)があることを思い出しました。
たしか、ビデオか何かで見た記憶があります。

「ペイフォード計画」(世界をどうしたら変えることができるか?)
1人の人間が3人の人間に親切をし、
さらにそれぞれ親切を受けた者が3人に親切をしていくというものです。

親切をしてくれた人にその恩を返すのではなく(ペイ・バック)、
別の人にその恩を返していく。

この映画では最後に主人公は友人を救うために命をおとしますが、
そのペイフォワード運動の意思が引き継がれたというところで
エンドロールになります。

英語でいうところの「ペイ・フォワード」は
「次世代に自分が得たものを残していく」ということではないでしょうか?

そういう理念のもとで起業された人がいるということを
知ってほしいと思いました。

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新年に思うこと

2007-01-05 15:40:25 | 起業に役立つこと

新年明けましておめでとうございます。
本年も相変わらずご愛読の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

お屠蘇気分も昨日までで、新年会、仕事初めという方も多いのではないでしょうか?

私も今年は珍しくウチの中で家族水入らずでノンビリと過ごすことができました。
毎年、家でお正月を迎えるときはおせち料理が余って困ってしまうので
今年はお重は出さず伝統的なおせち料理は最小限に抑え、大皿オードブルの形にし、お酒も日本酒ではなく、赤ワイン三昧でした。

しゃぶしゃぶに、カレーに、鉄板料理などを舌鼓しながら、DVDを見てはごろ寝。
さすがに太ってしまうと思い、仕事はじめの今日は七草玄米茶粥でスタートです。

新年早々頭に思い浮かぶのは、起業、経営、管理の概念の違いでしょうか。

「起業」は字の通り、事業を起こすこと。スタートの環境は各人違うと思いますが、
ゼロから1を産み出すのは、相当なパワーを必要とすると実感しました。

完璧な事業計画を作っても思惑通りにいかないことは当たり前で、常に軌道修正を迫られることのほうが多いように思います。

特に一人で起業される方はどうしても無理をせざる得ませんので十二分に普段からの体調管理が大事です。また、起業家志望の方は事業投資、人脈形成や経営術習得のための自己投資、各専門家とのつきあいなどについて費用対効果を考えることが最初の明暗を分けることになります。ある程度の出費はいたしかたありませんが、下手すると自分が鴨られる可能性が大です。

まだまだ私自身も課題ですが、小さな失敗を恐れず(多かれ少なかれ誰でも必ずします)、目先の人参に惑わされず、継続しながら体力をつけていくほうが大事ではないかと昨年の反省も込めて書き記したいと思います。

自分が「経営」について語るのは大変おこがましいとは思いますが、
財務的にはいかに損失を抑え、利益を生み出すか、
経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)を十分に生かし、ゴーイング・コンサーンを実現するか、理想を言えばどれだけ社会に付加価値を生み出すことができるかに尽きるのではないかと理解しています。
机上で学ぶ経営理論はある程度組織が形成された段階でないと実践に結びつないという印象を持ちました。

「管理」は起業の段階でも経営資源の管理が必要となってきますので、会社で仕事をした経験がある程度は役に立ちます。
大変なのは効率よく事務管理的な仕事をしていくかです。全部自分ひとりで完璧に切り盛りしようとすると大抵ぬけるか、バーンアウトするかになりがちです。

上手に専門家やアウトソーシングを使う手もありますが、今はビジネスソフト、無料で得られる情報源が充実してますのでそれを十分に活用するほうがいいと思います。

時間をかけず、手をぬかず・・・経験の中で自分なりのノウハウを学んでいくしかありません。

よく「頑張って成功してください」と励ましの言葉を頂くことが多いのですが、自分なりの成功(達成目標)の基準・イメージを持てばいいのではないかと考えます。

私の場合は形を変えながらもあきらめずに継続していくことが当面の目標です。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

!!!元気と癒しのワインショップ「WINE REVO.(ワイン・レボ)」’07年7月12日オープン!!!


ひと足さきに・・・

2006-12-01 16:43:11 | 雑記

今日から師走ですね~。
今年ももう残すところ30日ほどです。

仕事的には8月末から8回ほど浦和で開催しました「Wine & Food Revo.」は11月で年内は終了し、来年に向けて食材の本格的輸入の準備に入っています。
この場を借り、ご来場頂きました皆様および関係者の皆様には厚くお礼を申し上げます。

今年は振り返って、今までにないことだらけオンパレードの1年でした。
節目というか、残りの半生をどうやって生きようかというところまで意識が到達した1年でした。

また、健康のありがたさが身にしみ、周囲の方達への感謝の気持ちが沢山の年でもありました。

ラスト1ヶ月、この1ヶ月が私にとって正念場ですが今後いい方向に進んでいくことができるよう、意識づけをしなければなりません。

本ブログは来年1月未明までお休みします。

どうか、よいクリスマス&年末をお過ごしください。

!!!元気と癒しのワインショップ「WINE REVO.(ワイン・レボ)」’07年7月12日オープン!!!