スローライフガーデン 花苗栽培農家日記

G&B川端園芸が綴るスローライフな生活

ドワーフ サンフラワー

2009-07-20 20:38:23 | 初夏の花
 自家用野菜畑(しゃいんだ)の隣にふと気が付くとひまわりが満開
いつから咲いていたん??
まるで小人が整列してるみたいで愛らしいです。

植えた方も道路縁なのであえて大型よりも小型の品種を選んだのかもしれません。


・・・ところでギックリ腰・・・まだしんどいですもう今日は休みます

あが・・・

2009-07-14 18:55:56 | 初夏の花
 先日より前庭で雄々しく咲いてくれている花がある。



 その名は「アガパンサス」

 よくよく見ると実に涼しげな色に癒されます。
こんな色のシャツを着ていると暑さも少しはしのげそうです。


 


 全体はこんな感じでかなりの大株です

斑入りガザニア

2009-06-11 21:06:40 | 初夏の花
 まだ一度も出荷をしたことがないこの品種・・「斑入りガザニア」
当園にやってきたのはもう何年前かも思い出せないくらいの過去の事。
その間ず~~~~っと増えるわけもなく、増やすわけでもなく、かといって絶える事もなく
一人ぼっちでハウスの片隅にいてくれたやつ。

 愛知県のとある園芸店で見かけて買ってきたんだけれど、それ以外では見かけたことがない。
増やしにくいわけでもないのになんでだろ?売れんのか?・・んな事はないっ!自分好きやし、このガザニア。

 で、去年から少しづつ増やしてみました~~。

 画像はその苗です~~~。花色はサンシャインなイエローっす!


くっせい

2009-03-18 00:34:59 | 初夏の花
 ラベンダーがここのところの暖かさでぐぐーんと伸びてきた。
これ以上軟弱に伸ばすと品質の低下を招くので今日は「ぎゅうぎゅう並び」から
「すかすか並び」に並べ替えをした。

 ところで、タイトルの「くっせい」・・・別におならをかましたわけではない
「屈性」である。・・・思い出した?中学の理科で習った事を??
光に向かって伸びる性質を「屈光性」、地下に向かって伸びる性質を「屈地性」って言う(だったよね?)。

 「ぎゅうぎゅう並び」に置いておくと、植物は光を求めて我先に上へ伸びようとする
だから、「ぎゅうぎゅう並び」ではもやしみたいにヒョロヒョロになるわけ。

 その反対では、横の芽にも光が充分当たるもので横の芽が伸びてこんもりとなるわけ。

 当然、後者が病気にもなりにくいし、植物体も頑丈だから品質もあがる。
かといって、あんまりにも広いと、場所ばっかり食って数が入らないので
その辺りの折り合いをどこでつけるのかが思案所

広げる作業の様子と広がった後の様子↓                  ↓



      
      
 昨年は花の数が少なくてまいったけど今年はどんなもんでしょうかねぇ?




プラグ苗(セル成型苗)

2009-03-06 07:12:00 | 初夏の花
 前日に続く・・・

 この業界も分業で行われている部分もかなりあって
そのひとつに「播種&育成管理」の分野がある。
少量生産なら自前って事も可能だけれど、それなりの量になると
アウトソーシングしたほうが効率的な事が多いかな。
ま、餅は餅屋・・とはよく言ったもの。
見事に揃った苗を、希望した期限で送ってきていただける。当然ロスはゼロ!!すご・・・・
 播種についてのノウハウの蓄積もかなりのデータと経験をお持ちのよう。

 で、その完璧な苗をうちの完璧な??生産技術で育て開花させてあげるべく
定植を始めました・・・。

 こんなに小さな苗、しかも素晴らしい均一性

                 ↓

  

          植えた姿

            ↓



 開花始めは5月上旬を予定してます~~。


ラベンダーのおしりを叩いてみる(嘘)

2009-02-22 17:36:22 | 初夏の花
 ちょっとタイトルに難があるな・・ま、おいといて

 昨日、一昨日と市内の図書館でラベンダーに関しての図書がないか行って来た。
調べたかったのはラベンダーの開花特性についての事。
生産者同士ではどうしても感覚的な話し方になり客観性に乏しくて
同じ事を試みても同じ結果にならない事がありがち

 キチンとした試験データがないものかと・・

 これがない・・一般的なマニュアル本しかない・・でも、一応全部読んでみる。
「へぇぇ、こんなにたくさんの系統や品種があるんや~
「ふぅ~ん、こんな楽しみ方もあるんや~」・・・ま、収穫はあった

 と、やっていく内に見つけた一冊!
「宿根草の開花と草丈調節」

 何種もの宿根草を試料にして試験を行った資料で、その中にあった!
ラベンダーが!!しかも2品種も!きてよかった~~(図書館って)。

 そこで、分かってきた事が低温期の大切さと、そこまでの株の育て方
そして開花に至るまでの日長調整・・ふむふむ・・・
昨秋までに済ませておくべき事が出来てなかったり(次があるさ)してるけど
なにもやらないで春を迎える事はしたくない。

 ラベンダーのおしりを叩いてみよう・・ホントは自分のおしりを叩いているんですが。

 で、何をしたかはまた明日です。





ラベンダー・・二度目のチャレンジ

2009-02-14 13:58:12 | 初夏の花
 二月も半ばになり、今週から加温を始めたラベンダー。
このラベンダーは一定期間の寒さにさらされないと蕾が付きにくい。
最近は品種改良も進み、そうでもない品種が増えてはきているけれど
当園の「ブルーリバー」という品種は、やはりそういうわけには行かない品種

 ならば他の品種と思うところだけれど、この品種の色を超える品種は
まだお目にかかってはいない。ま、自分が見てないだけで探せばあるのだろうけど
、育て方によって出来栄えが違ってくることもあるので、しばらくはこの品種と
苦楽を共にしようと思ってる(ラベンダーに苦労ばっかりかけてたりして)。

 昨年は加温開始を一月末と今頃の2段階で試したところ、あまり早すぎたのが
良くなかったのか、後者の方が良く咲いてくれた。けど・・中途半端に設定温度を
ケチったためか、肥料の関係か断定は出来なかったけど、なんか・・・花が・・・まばら

 で、今年は昨年よりは温度を高めに設定・・・けど、灯油代節約のために温室内を
ビニールカーテンで区切り、ラベンダーの置いてある場所だけを暖房してます。


うちの女性スタッフは「なんか無菌室みたい・・」と申しております

           そんな温室の内部

               ↓