FXと四国遍路の物語

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第188回 FXとお大師様の言葉

2016年10月16日 11時47分10秒 | 日記
おはようございます。10月16日日曜日です。広島は曇り、天気は下り坂で夕方からは雨が降るらしい。昨日広島カープは横浜DeNAに勝ち、この結果、CSを勝ち抜き、日本シリーズへ行くことになりました。パリーグはまだソフトバンクと日ハムが接戦中で、どちらが日本シリーズへ上がってくるのかまだ決まっていません。決まるのは今日か明日か、というところ。ファン心理とすれば、遠い札幌よりも新幹線で1時間くらいの福岡のほうが近くて行きやすいので歓迎すると思うけど、、、。広島ー札幌の飛行機便は2本あったと思うけど、一度に1000人は運べません。これじゃー応援団の移動もできません。臨時便を用意してくれるでしょうか。福岡なら、新幹線の本数は多く、半日もあれば楽に1万人は運べます。さあどうなりますやら、、、。

さて、本日のお大師様の言葉です。

真言の力

ただ一心に何かに集中してみる

真言は不思議なり、観誦(かんじゅ)すれば無明(むみょう)を除く。 ( 『般若心経秘鍵』 空海 )

人智を超えた力を無理にわかろうとしない

 「真言は不思議な力を有し、一心に観じて唱えれば苦悩の闇を除く」---。
 これは空海が「般若心経」を詳細に解読した『般若心経秘鍵』の一節です。
 ここでいう真言とは、「般若心経」の最後の「ギャーテイ ギャーテイ ハーラーギャーテイ ハラソウギャーテイ ボージーソワカ」という一節をさしています。
ひたすらこれを唱えれば心の闇が除かれ、悟りの扉が開くという「般若心経」の核心部分となる呪文です。古来より神秘の力が宿る秘密のことば、聖なる語句として、その意味を説くことは禁じられていたそうです。

 空海は一句ごとに説明を試みたうえで「真言は一字に数限りない心理を含む」とし、「真の意味はどんなに長い時間をかけても説明し尽くすことは困難」と言っています。真言は口で唱え、声の響きとなることで神秘の力を発揮します。だから「真言は不思議なり」。”思議”(しぎ)を超えた、空海にさえ説明不可能なものなのです。
  
 無理にわかろうとするより、「わからないことをわからないとしておく勇気」も大事です。世の中のすべてを理解し尽くす必要はないのです。

  (出典 生き方が変わる! 空海 黄金の言葉 宮下 真 著 名取 芳彦 監修 ナガオカ文庫 抜粋)

相当前に、奈良薬師寺の管長で高田好胤という方がいらっしゃいました。当時薬師寺では、建立当時の薬師寺の伽藍を復元したいということで、その活動の一環として、般若心経の写経をお寺で行われたり、社会へ主旨を説明しながら寄付のお願いをされたりしていました。奈良の寺には檀家という制度はなく、信徒の制度もないとのことでした。そこで、伽藍を復元するためには広く世の中の方たちにご厚志をお願いするほかなく、その活動をを行っている、ということでした。そのような中で、高田好胤管長を知りましたので、奈良まで出向き、薬師寺で写経を行い、寄付したのを覚えています。当時の管長の話の中に、「般若心経の文言の中には、約そうにも約せないところがある、それが、ギャーテイ ギャーテイ ハーラーギャーテイ ハラソウギャーテイ ボージーソワカ のところ」というのがありました。強いて言うならば、「行こう 行こう みんなで行こう 仏の世界へ みんなで行こう」と言われたのを覚えています。ここは玄奘和尚もインドから持ち帰った仏典を漢字に訳すのも難しかったところのようで、サンスクリット語の音の響きをそのまま漢字に置き換えたといいます。ここ以外の般若心経の部分は漢字で意味を持っているようですが、この部分だけは漢字には意味はないといいます。

四国遍路に出かけたとき、同行してくださる先達さんによっては、般若心経の中の、「ギャーティー・・・」の部分は特に3度繰り返し唱える方があります。それに合わせて、遍路者たちも3度唱えています。

いわば、般若心経の中でも一番大事な部分ということができるようです。

この部分は、心で唱えるだけではなく、できるだけ大きな声を出して唱えるのが良いとされています。

FXにも、ここだけはというところがあるようです。

FX取引方法にも、いろいろな考え方がありますが、あれもこれもと手を出しても、戸惑いばかりが先行し、実際の取引ではさほど役に立たないと思われます。しかし、そこから勉強してくると、要領を理解すると主に自分の性格と合致した手法に行き着き、それを多用するようになってきます。

一目均衡表を利用する方はその手法で道を磨き、移動平均線を利用する方はその手法で道を磨くことが肝要と思われます。そうする中で、ここがポイントというところを深く探究していけば、究極のポイントを知り、それをもとに取引をすることができるようになると思われます。

小生の場合は移動平均線が中心の取引ですから、この道を磨いているところです。

そこで移動平均線をめぐる環境で、相場を見てみると、月曜日の相場は、まず寄り付きから下降して行くのかもしれません。そして、相場自体、押し目を作りに来る動きになるのかもしれません。それから反発するかもしれませんが、再度押し込まれてくる動きが月曜日の東京タイムの流れではないかと想定しています。
ユーロドルも1.0ドルを割り込んで引けていますので、そろそろ反発と思われる時期になってきているように思われます。このユーロドルとの兼ね合いを見ながら、ドル円の方向を考えていくことになりそうです。

ドルについては、12月利上げという流れがありますので、ドル先高観は確かにありますが、現状で、グイグイと上昇していくのは無理と考えています。FOMC内部でも、タカ派ハト派のせめぎ合いがあるようで、イエレン議長は利上げに理解を示しつつも、利上げはゆっくりしたペースになると金曜日の講演での発言があって、ドル高傾向が一旦抑え込まれて来たような動きになっています。これで、金曜日高値からの下降の動きが理解できました。

この動きは月曜日にも引き継がれ、前述のような動きになってくるのではないかと想定しています。

相場がどちらに傾いているかを見るときは、5分足の144EMAを見ています。このMAは、時間単位に直すと、12時間分ですから、ここ半日の相場状況でのポジションの傾きを見ることができます。ローソク足が144EMAより上にあれば、ロングが勝っており、ローソク足が144EMAより下にあれば、ショートが勝っていると判断しています。

これは別に5分足の144EMAにこだわる必要はありません。たとえば、30分足で考えれば、12EMAで直近6時間のポジションの傾きが確認できるし、24EMAであれば、直近12時間分のポジションの傾きが確認できます。
こう考えると、移動平均線のGCやDCを考えることをしなくても、これらのMAの上か下かを考えるだけでも、採用するべきポジションが判明してきます。

相場の全体の動きを見ていく必要もありますので、デイトレ中心の場合は、1時間足での12EMAを見ているだけも今とるべきポジションはどちらかがわかると思われます。もちろん決済のタイミングもこれでとることができます。

自分のトレードスタイルに合わせて時間軸を決めていけばよいわけです。

また、もみ合った後に、どちらへ動いていくかは、まずは基本で考えていきます。これは以前書いた事がありますが、相場は今は、天か底かをまず考えます。どちらでもない場合、相場は中段、どちらかへ向かおうとしているところと思われます。ではそこからどちらへ向かうのかについては、現在のポジションには、どちらから来たかを考えます。そうすると、上昇中か下降中かが判明します。

これで考えると、現在は山から下降してきていますので、下降中と思われます。そうなると、これから採用するポジションは「ショート」ということになってきます。「戻り売り戦略」が立てられます。

全体の流れを考えるときは、日足や週足を基に考えますので、この流れの方向にポジションをとることが基本中の基本ということになります。

これで考えると、前述の月曜日はショートでというのは逆張りということになりますので、まだ反落の流れではなく、押し目を作りに来ているところと理解しいたほうが良いと思われます。そして、押しもここまでというところになって、ロングを持つ取り組みが良いと思われます。

陰線が3本程度続いた後に、下降の途中であっても、買い遅れているものはここでロングを持ってきますが、少し上昇すると、今度は売り方が買い方の投げを狙って押しこもうとしてきます。押し込まれては大変と、買い方が踏ん張って上へ持っていこうとします。こうやって、もみ合い相場が形成され、結局、買い方は投げさせられて、相場はさらに下がっていく、という流れが形成されます。このケースは多く見ることができます。この逆のケースも同様に多くあります。

このようなことを知っていて相場を見ていると、ポジションの保有継続か決算かが高い的中確率で判断できるようになります。

相場の高い所でロングを持っている者は、投げさせられるかもしれないと不安を持って相場を見ており、相場の低い所でショートを持っているものは、踏まされるかもしれないという不安を持っていますので、相場がどこまで動けば、投げが出たり踏み上げが出たりする状況になるか、仕掛ける側は計算づくで相場を動かしてきます。相場が山や谷を形成している場合、そこが稼ぐ狙い目となってくるわけです。これが特に欧州勢やNY組の動き方ということになります。そのために、東京タイムよりもNYタイムのほうが山や谷が高くなったり深くなったりするわけです。

物事は、複雑に考えるよりも単純に考えることによって見えてくるものがあります。その手法を探求し、相場を理解していくことで、自身のトレードスキルをさらに磨くことができると思われます。

お大師様の言葉、FXの考え方についての本日の記事はいかがでしたでしょうか。
本日は一つお願いしがあります。
もし少しでも参考になったと思われる場合、あるいは、本日たまたま訪問した方でも結構です。「読者になる」ボタンをクリックしていただけませんでしょうか。どれくらいの読者の方がいらっしゃるのか知りたくなりました。ご協力をよろしくお願いします。合掌
























3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつも拝見させて頂いております (aoi)
2016-10-17 09:42:07
FXはまだまだ初心者でヘッポコなのですが、こちらのブログを拝見させて頂くようになって、1年経ちました^^
毎日、とても楽しみにしております。
gooのIDを持っていないので読者ボタンは押せないのですが、いつも楽しみにしております^^
aoiさん 感謝 (シェルティー健太)
2016-10-18 13:12:14
コメント感謝します。励みになりました。今後ともよろしくお願いします。質問があればコメント投入してください。わかる範囲でお答えしますから。
URLが変更になっています。 (シェルティー健太)
2017-05-19 17:16:20
従来使用していたPCの具合が悪くなりましたので、PCを更改しています。そこで「FXと四国遍路の物語 パート2」としてブログを再度始めています。どうぞお立ち寄りください。

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