FXと四国遍路の物語

FXの取引をし、時に四国遍路に出かけるブログ
通貨ペアはドル円中心で実施
このブログは私の取引メモ

FX 鶯の声に和む。

2017年03月09日 09時03分31秒 | 日記
おはようございます。3月9日木曜日です。広島は晴れ、冷え込んでいます。今朝も黄金山麓から鶯の鳴き声が聞こえます。これを耳にすると、春になったと強く感じ、早咲きの陽光桜のつぼみが膨らみ、その先が浅黄色になり、間もなく咲き始めると考えたりと、少なからず心が和んできます。

さて、相場です。昨夜のNY市場での株価はまちまちの動きとなっているようです。しかし、出てきた指標結果が良かったことから、債券10年物利回りは上昇し、これを受けて為替はドル高へと振れてきています。すでに3月利上げを80%以上の期待度で織り込みを終えているように思われます。

特に昨夜のADP雇用統計結果は、予想を大きく上回るものとなり、この影響は、明日金曜日に出てくる雇用統計結果にも好反映されると思われますので、市場はFOMCによる3月利上げを確実視するようになって来たと思われます。

報道によると、米国の予算教書は15日に公表されることになったようです。作業の遅れがあったのかもしれません。何せ、トランプ政権では、必要なスタッフがそろわないといいますから。とにかく、15日には政策と予算のセットが出てくることになります。後は、関連法案の議会通過となりますが、これは夏ころかと推察されています。これが通過してようやく実行へと移りますから、その効果が出てくるのはもっと先ということになります。


本日は「魔の水曜日」を通過しましたので、SQへ向けた指数先物やオプションなどの乗り換えは順調に終えたと思われますが、明日もまだ先高観がある場合、敢えて、ここでローリング(乗換)を行わず、SQ当日に自動的に決済することを選択する機関投資家も出てくるかもしれません。そして、株価はまだ上昇するとみれば、保有継続となることも多いにあることです。今月末は、企業決算時期が多いようですから、配当権利を持つかどうかも判断材料になっているはずです。その中で、保有株式の一部を来週中に売却し、その後再度、保有することを検討中とも思われます。配当の有無や株価の高安でだけで売買するわけではありません。

指数先物の世界では、すでに6月限物へ乗り換えは終わったと考えると、本日からの動きは、6月限物決済の時期をにらんだ売買となります。その期限は6月9日となります。これで、上期の取引は決まり、次は9月SQを待って動きだすようになります。

さてさて、これからの株価、為替はどう動いてくるんでしょうか。難しい市場環境のようです。ただ、方向がほぼ一致しているのは、年末には株価や為替は上昇しているという評価です。時々刻々と変化する政治・経済環境ですから、このままと考えることはありませんが、注意は必要と考えています。

今夜はECB理事会があります。政策に変更はないと想定しています。市場でもそのようです。何せ、欧州は間もなく選挙へ突入しますので、ECBは動こうにも動けないという時期だと思われます。

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は、「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、114.574円超、「売り」は、114.574円以下、「買い」は、113.997円以下の場合となっています。
FPVは、114.252円、R1は、114.896円、S1は、113.742円となっています。

東京タイムが始まっています。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 11時08分です。114.384円で打診買いしてみました。株価も為替も小動き状態です。今夜のECB理事会待ちになったようです。テクニカルで見ても上値の重い状況になっています。そして、日足で一目均衡表をみると、雲の薄いところに差し掛かっています。ねじれの位置にもなります。114.537円を超えてくると、雲上限を上抜くことになります。先ほど瞬間的ですが上抜いています。再度チャレンジが出てくるか、本日のポイントでもあります。三役好転の状態になることも狙ってくればよいが、、なんて期待しすぎか、、、。そういえば一目均衡表は最近見なくなっています。本邦の投資家はみているようですが、欧米は移動平均線が中心のようで、一目均衡表利用者は少ないようです。小生は参考程度の利用状況です。

追伸 17時26分です。デイトレ玉は114.571円で決済しました。今夜はECB待ちになりそうですから、ここからしばらく様子を見ます。

追伸 18時38分です。上値が114.938円まで伸びてきました。2月15日最高値114.956円と鉢合わせになってきました。114.956円をを超えてくると、3MAXと20MAXが一致してくることになり、通常なら、天井形成となって、一旦下押しが始まるところなんですが、明日の雇用統計を考えると、高値更新して、天井を形成するのは明日となり、天井をつけたあと、今度はFOMC待ちとなりそうですが、FOMCの利上げ決定を想定すると、押し目は買い拾われると思われますので、押し込みはそう深くはならないと想定されそうです。今夜のECB結果では、相場はどう動いてくるのでしょうか。テーパリングはないとなると、ユーロ売りドル買いが進んでくるのでしょうか。ECBでもそろそろテーパリングの話題が出てきても不思議ではないような環境のように思えますが、選挙などの環境を考えると悩ましい時期にあるようです。今夜利上げなどテーパリングを決定すると、このテーパリングをめぐって、政争の具となる恐れもありますので、ECBは動けないというのが実態のようです。様子見継続中。