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埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

「AI時代に求められる教育とは」講演会レポ(2)

2017-03-13 | 教室日記

写真は、講演会開始前の東京・有楽町朝日ホールです。

170311、第2回朝日新聞チャレンジフォーラムに参加しました。
タイトルは、「AI時代に求められる教育とは」という講演会です。

会場は、東京・有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11階)。
主催は、朝日新聞社。

「AI時代に求められる教育とは」の告知は、↓をクリック。
http://www.asahi.com/articles/DA3S12794507.html

定員は600名ということで・・・。
有楽町朝日ホールの座席は、ほとんどすべて埋まっていましたね。
けっこう高齢の方も多いような気がしました。

第1部は「AI時代にともなう様々な変化とは」。

それでは、出演者の気になった話を紹介していきます。

最初の講演は・・・。
「よみかきプログラミングの時代がくる!? ~情報化社会を生き抜く力を育む~」

講師は、石戸奈々子さん。
NPO法人CANVAS理事長、慶応義塾大学准教授。

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● 小中学校で、プログラミングが必修化される。

● プログラミング教育をしたからといって、全員がプログラマーになるわけではない。プログラミング的な思考方法を学ぶということ。

● 2002年頃は、プログラミングは人気がなかった。2010年以降は、タブレット、パソコンが普及した。プログラミングが身近になり人気が出た。

● 「imagine & realize」、頭で想像するだけでなく、それを実現すること。プログラミングは、新たな表現手段。

● 「学び方を学ぶ」というのは、何にでも使える。プログラミングそのものを覚えるわけではない。10年後は、その言語(げんご)を使っていないかもしれないし。
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次のビデオ講演は・・・。
「将来残る仕事と、子どもたちに求められるスキルとは」

講師は、マイケル・オズボーンさん。
オックスフォード大学工学部准教授、工学博士。

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● マシン・ラーニングを研究している。amazonのおすすめ広告の表示など。

● 多くの仕事が、AIに取って替わる。たとえば、病院で食事を運ぶ機械、鉱山を採掘する機械、買い物案内ロボットなど。今後10年~20年で、多くの仕事が自動化されるのではないか。

● 仕事がAIに替わる、機械に替わると、仕事をする人の格差が増大する。スキルが低い人は、賃金が低くなり、雇用もあぶなくなる。

● テクノロジーが、新しい仕事を作ることもある。ただ、以前の雇用人数と同じではなく、減っていくと思う。

● 創造性と社会的知性が大事。子どもは、それを育むこと。
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第2部は、「AI時代を生き抜くために授けたい力と教育のあり方」。

それでは、出演者の気になった話を紹介していきます。

最初の講演は・・・。
「灘校の教育に見るAI時代に求められる力」

講師は、和田孫博さん。
灘中学・高等学校校長。

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● 20年後には、人間の仕事の半分が、ロボットやコンピュータにとって行われる。

● 2045年に、人工頭脳が人間の頭脳を超える。

● 未知の課題を克服するのは、グローバル力。課題に気付くのは、好奇心、発想力。知識・技能は、初等・中等教育で身に付ける。力を合わせるのは、協働性。解決法は、応用力、粘り強さ。これらを合わせたものが、グローバル力。

● 真のグローバル人材に必要な力は、異文化コミュニケーション力、協働で課題を解決できる力。
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次は、パネルディスカッションで・・・。
「AI時代の到来と日本の教育が目指す未来」

パネリストは・・・。
鈴木寛さん(文部科学大臣補佐官、東京大学・慶応義塾大学教授)
濱中淳子さん(大学入試センター研究開発部教授)
和田孫博さん(灘中学・高等学校校長)

コーディネーターは・・・。
高宮敏郎さん(SAPIX YOZENI GROUP共同代表)

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● 自分のしたいことを、筋道を立てて表現する力がほしい。それは、「プログラミング的思考」とも言える。「阿吽の呼吸」のようなものはいらない。

● 高2、高3で、数学を勉強しなくなるのは、大きな損失。ロジカル・シンキングができなくなるので。

● 学校行事に熱心に取り組むと、リーダーシップが得られる。部活のように好きでやっている生徒ばかりではない。学校行事では、やる気のない生徒もいる。それをまとめる力がつく。体育祭や文化祭などにて。

● 人の教養は、読書が基盤。小学生の読解力が上がったのは、「朝読」などのおかげ。小学生の不読率は、4%程度。中学生も本を読んでいる。ただ、高校生は本を読んでいない。高校生は、月に1冊も本を読んでいない。

● わかりやすい仕事を目指した瞬間に、知的好奇心が薄れる。その仕事を最短距離で目指すようになる。必要のないものは、取り入れなくなる。これでは、学習意欲が高められない。

● 医師の仕事について。診断するのは、AIに置き換えられる。医師は、患者の不安を取り除くような「ふれ合い」の部分がメインになるかもしれない。それには、技術でなく、コミュニケーションの力が必要だ。勉強ができるだけでなく、適正を見なければならない。

● 教師の仕事について。教えることは、AIに置き換えられる。でも、AIでは、子どものモチベーションを上げることはできない。人間の先生なら、子どものモチベーションを上げることができる。

● AIをうまく利用していく教育が必要。たとえば医療が発展すると、覚えなければいけないことが増える。これをすべて覚えなければいけないとなると、子どもはパンクしてしまう。医者になるための勉強が大変なので、高校生は学年が上がるにつれて、医者になりたい割合が減っていく。
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講演会の気になった話は以上です。

↑有楽町マリオン11階、有楽町朝日ホールに来ました。

・・・次回、講演会の感想でラスト☆

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