ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

2017年度 埼玉県公立高校入試開示点分析セミナーレポ(2)

2017-06-30 | 勉強コラム

写真は、セミナーの資料です。

170619、埼玉県公立高校入試開示点分析セミナーに出席しました。

主催は、教育開発出版株式会社。
場所は、大宮ソニックシティ906会議室。
参加人数は、80名限定ということでした。

教育開発出版株式会社の公式HPは、↓をクリック。
http://www2.kyo-kai.co.jp/

セミナーは、大きく分けて2講演でした。

ひとつ目は、「2017年度 埼玉県公立高校入試開示点分析セミナー」。
講演者は、教育開発出版の守谷雄貴さん。

ひとつ目の講演で気になった内容を、さらに紹介します。

2017年度、埼玉県公立高校入試の学力検査・・・。
開示点を使った、実際の合否パターンを見てみましょう。
これは使えますよ♪

近年、学力検査の得点は、自分の中学校に戻ってきます。
だから、希望すれば自分の学力検査の得点を聞けるわけです。
そこから、細かい分析ができるようになりました。

セミナーの資料には・・・。
実際の得点と内申点を使って、6パターンの合否例がありましたよ。
そのうちのひとつを見てみましょう。

----------------------------------------------------------------------
不動岡高校を受験したA君とBさんのパターンです。

学力検査では、A君が334点Bさんが327点でした。
この2人のうち、合格できたのは1人だけでした。
これは、A君が合格していてもいいような気がしますが・・・?

内申点まで、詳しく見てみましょう。
不動岡高校の内申点の扱いは、「中1:中2:中3 = 1:2:3」です。
中3の学校の成績がよいほうが有利ですね。

A君「中1 38 : 中2 41 : 中3 42 = 38:82:126」合計246点
Bさん「中1 40 : 中2 43 : 中3 45 = 40:86:135」合計261点

このままの点数を使うわけではなく・・・。
1次選考では、内申点の合計点に係数0.84をかけます。

A君 246×0.84=206.6点
Bさん 261×0.84=219.2点

「219.2-206.6=12.6」、2人の持ち点は12.6点差となっていました。

この持ち点に、学力検査の得点がそのまま加算されます。
そして、合計点の高い子どもから合格していくシステムです。

内申点の持ち点は、満点で何点になるのでしょうか?
「中1 45 : 中2 45 : 中3 45 = 45:90:135」合計270点
係数0.84をかけると、「270×0.84=226.8点」となります。

ザックリ多めに言っても、250点程度です。
それに対して、学力検査の満点は500点ですから。
もちろん、学力検査を2倍以上(?)重視していることがわかります。

2人の内申点に、学力検査の得点をそれぞれ足してみましょう。

A君 206.6+334=540.6点
Bさん 219.2+327=546.2点

2人共、合否のボーダーラインに近かったと思いますが・・・。
合格したのは1人だけ。
学力力検査の点数は低くても、内申点が高かったBさんが合格でした。
----------------------------------------------------------------------

まあ、この2人は頑張っていたと思います。
内申点も学力検査の得点も。
それでも詳しく分析すると、最後までわからないものです。

・・・と、ここまでがセミナーの内容です。

内申点目線、「内申点ファースト」の考え方でした。
でも、入試は内申点だけで決まるものではありません。
学力検査の得点を、もう少し掘り下げて考えてみましょう。

アビット新白岡校や、他の塾さんにも、よいものがありますよ。
それは、「2017年度版 公立高校入試開示データ」です。
自分の中学校だけ、自分の地区(埼葛地区)だけでなく、全県のものです。

そこから、ある2人の合否を見てみましょう。
名前はもちろん、男女もわからないようになっています。
伊奈学園総合高校(人文、理数、語学系)のデータです。

下の2人のうち、合格できたのは1人だけでした。
どちらが合格していると思いますか?

Aさん 内申点合計153点 学力検査5教科合計342点
Bさん 内申点合計151点 学力検査5教科合計353点

合格したのは、Bさんでした。

当たり前のことですが・・・。
内申点は低くても、学力検査で高い得点を取ればいいわけです。
ここを忘れないようにしてほしいです。

Aさんのほうが、内申点は高いわけです。
Bさんを見ると、学力検査であと9点多く点数を取れば・・・。
Aさんも、ほぼ間違いなく合格するということです。

そしてデータ上、350点台(以上)の子どもは・・・。
なんと、100%全員合格しています♪

9点というと、5教科全体で、あと2~3問正解すればいいのです。
私は、Aさんにできないことはなかったと思います。
あとひと頑張りなのです。

結局、内申点と入試で得点できる「本当の学力」があるのが理想です。

内申点は、3年間マジメに学校で動いてください。
ワークの提出、小テスト、発表、範囲の決まった定期テストを頑張る。
学力というよりは、マジメさを試されている気がします。

「本当の学力」の定義は、「入試で得点できる力」とします。
「学校+α」が必要になってくると思います。
基本的には、北辰テスト(模試)の偏差値を上げていきましょう。

両方の力を目一杯、伸ばしていきたいものです☆

・・・次回ラスト。

----------------------------------------------------------------------

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 2017年度 埼玉県公立高校入... | トップ | 2017年度 埼玉県公立高校入... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

勉強コラム」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。