医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

徳洲会が22億円所得隠し 国税、親族への利益供与認定

2015-04-07 23:00:24 | 医療界
 国内最大級の医療法人「徳洲会」と関連会社が国税当局の税務調査を受け、2014年までの7年間で約22億円の所得隠しを指摘されたことが分かった。「株式会社徳洲会」(東京)から、徳洲会グループの創設者・徳田虎雄前理事長(77)の親族の会社に不正な利益供与があったと認定されたという。

 ほかに、公職選挙法違反事件に関与した医療法人が計約3億7千万円の申告漏れを指摘されるなど、グループ全体の申告漏れの総額は約25億円で、追徴税額は約10億円。グループは取材に「国税局の指摘を受け、修正申告し、納税を済ませた」とコメントした。

 関係者によると、所得隠しの大半は、医療機器などを一括購入してグループの病院に納入している株式会社徳洲会が関与。実際は同社が行った取引を、親族が役員を務める関連会社「グローバルヘルスケア」(東京)など3社によるものと経理処理していた。国税当局はこうした資金の流れを3社への寄付金と認定し、15億数千万円の所得隠しを指摘した。

2015年4月7日03時05分 朝日新聞
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