医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

不要なインスリン投与、看護師に実刑判決 東京地裁

2015-12-15 20:18:53 | 医療界
 東京都世田谷区の日産厚生会玉川病院で、入院患者に必要のない糖尿病治療薬のインスリン製剤が投与された事件で、傷害の罪に問われた看護師の高柳愛果被告(26)に対し、東京地裁は15日、懲役2年6カ月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。江見健一裁判長は「立場や医療技術を悪用した卑劣な犯行だ」と指摘した。

 弁護側は「犯人ではない」と無罪を主張したが、判決は「被告には犯行の機会があり、被害者の血糖値について虚偽の記載をするなどした」と判断した。弁護側は即日控訴した。

 判決によると、被告は昨年4月3~9日、当時勤務していた同病院で90代の患者の女性に3回にわたってインスリンを投与し、低血糖発作を起こさせた。

2015年12月15日18時13分 朝日新聞

記事を読んだ感想は、病院を信用して入院する患者の立場からすると、この事件は実刑判決が当たり前です。

私の医療過誤も刑事事件の実刑ぐらいだと考えています。
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