現代の町屋を提案する(有)インターハウス捷 伊藤捷治 住まいに係る話や・その時々の思いを綴っていきます

住まいに係る、色々な思いや、その時々に思った事を、取り留めもなく、綴ってみたい

「雨水」

2016年02月20日 18時05分31秒 | 日記

私事で3~4日ゆっくりPCの前に座れなかったので、投稿が1日遅くなりましたが、

昨日2月19日は二十四節季の一つ「雨水」です。

「雨水」は旧暦正月、寅の月の中気で、新暦の2月18日か19日頃です、「立春」から15日目に当たります。天文学的には、太陽が黄経330度の点を通過する時をいいます。

雨水とは、今まで降った雪や氷が解けて水になり、雪が雨に変わって降ると言う意味です。この頃になると、雨水も少しぬるみ、草木の発芽を促し、芽吹きの兆しが見えてくる頃だと言われます。

昔から、農耕の準備等は、「雨水」を目安に始めるとされていた様です。

 

まだまだ、寒い日が続きそうですが、春はもう、すぐそこまで来ているとおもいます、野鳥の動きも活発になり、ヒヨドリが他の小鳥を追い払って、またどこかに飛んでいってしまいます。

今年は、メジロが来ないので、梅の花も食べられずに残っています、このぶんだと、今年は梅の実が期待できるかも?

もうしばらく、寒くて湿度の低い日が続くとおもいますが、インフルエンザや風邪にかからない様に、お茶で喉を洗いながら、頑張りましょう。


2月14日は「人日」

2016年02月13日 21時25分33秒 | 日記

2月14日は、旧暦1月7日で「人日(じんじつ)(最初の節句)」です

 

明日2月14日は旧暦一月七日、「七草粥」の日です、この時期なら七草も全部そろうと思います。それと、旧暦一月七日は一年に5回ある「節句」の一つ「人日(じんじつ)」です。人日とは、文字どおり「人の日」の事で、その由来については、「占書」にある中国の古い習慣によると、正月の一日から六日までは獣や家畜を占い、七日には人を占うところから、「人日」と言うようです。

中国では古来、正月一日を鶏の日、二日を戌の日、三日を猪の日、四日を未の日、五日を丑の日、六日を馬の日、そして、七日を人の日とする習慣が有ったと言われます。

また、この日の天気で、その年の運勢を占い、晴れなら良い事が有り、曇りなら悪いことがあるとされていたようです。


和布刈り神事

2016年02月07日 21時53分24秒 | 暮らし 建築に関わる事

今日の深夜、九州最北端の和布刈り神社で「和布刈り神事」が行われます。
写真は神社と幟とこの灯篭の下のワカメを刈るようです(この時は満潮ですが深夜は干潮です)その時に使う松明と和布刈り神事の説明板


2月8日は旧暦の正月元日です

2016年02月07日 20時49分25秒 | 暮らし 建築に関わる事

2月8日は旧暦一月一日 

 

明日2月8日は旧暦一月(正月)の一日です。和風月名は「睦月(むつき)」、その月名の由来には色々ありますが、正月は身分の上下や老若の別なく、親族集まって娯楽遊興するという「睦び月(むつびつき)」が訛ったものと言うのが有力な説です。

旧暦一月は、春の始まりです、中国では旧暦元日の事を「春節」と言います、きれいな言葉ですね!

旧暦の一月一日は、年により新暦の日付はかなり前後しますが、季節は旧暦のとおりに、移り変わると言われます。

毎年購入している、旧暦太陰太陽暦カレンダーの発行元の(一社)南太平洋協会の解説によると、平成28年は潤月の無い平年で、ほぼ24節気通りのシーズンで、1997年に似た季節巡りとなり、故小林先生の予測では「春:訪れが早く、春爛漫。 夏:短期決戦的な暑さ。 秋:戻り夏の暑さもある、比較的温暖。 冬:凌ぎやすい日が多い、穏やかな冬」だそうです。また、気運アドバイスは「五行説から考察すると「丙」は「火」の年なので、物事を焼き尽くす世情に要注意!」だったそうです。

干支から今年を考えると今年の干支は「丙申」、読みは「へいしん 又 ひのえさる」と読みます。
 干支は「十干」と「十二支」から出来ていて、十干は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の十個、十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の十二個からなり、今年は十干の三番目(丙)と十二支の九番目(申)の組み合わせになっています。
 「陰陽」で言えば、丙・申ともに「陽」で、「五行説」では、丙が「火気」、申が「金気」で,火のごとく灼熱の性質と、金属ごとく冷徹・堅固・確実な性質の組み合わせといえます、  しかし、「火剋金(かこくきん)」の関係があり、「火」が「金」を剋する(勝・害する)働きが有り、この相性の悪さが今年の運行にどう関わるのか?

物事を焼き尽くす世情に注意しながらも、堅個・確実に生きる、そんな、一年ですかね!


2月4日は立春

2016年02月03日 21時53分12秒 | 日記

 2月4日は二十四節季の一つ「立春」

 

今日は節分です、と言う事は、明日2月4日は二十四節季の一つ「立春」です(立春の前日が節分です)、旧暦正月、寅(いん・とら)月の正節(節気)で、新暦の2月4日頃です。

冬から春に移る時期に当たり、天文学的には太陽が黄経315度の点を通過する時を言い、この日の前夜(節分)を年越しと考える、風習がありました。

旧暦の上(節切り)では、この日が一年の始めとされ、この頃から日足が長くなり、気温も上昇に向かい始め、春の気配をどことなく感じる様になる頃です。

「立春」は「雑節」の基準日で、八十八夜・土用・二百十日などは、この日から数えます。

雑節とは 暦の注記欄に、二十四節季・五節句などの暦日(れきじつ)のほかに、一年間の季節の移り変わりを、より的確につかむために、また、それらの暦日の補助的な意味合いもあって、特別な暦日が設けられるようになった、これを雑節といいます。

雑節のいずれもが、日本人の長い生活体験から生まれたもので、主に農作業に照らし合わせて作られています、これは古くから日本人の生活の中に溶け込んで、年中行事、民族行事となっているものも少なくありません。

一般に雑節と呼ばれるものは次の九つで

節分・彼岸・社日(しゃにち)・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日・二百二十日

です。

これに、初午・中元(上元・下元)・盂蘭盆・大祓(おおはらえ)を入れる場合も有るようです。


節分

2016年02月02日 20時41分53秒 | 日記

2月3日は「節分」です

 

明日2月3日は「節分」です、大寒から15日目で、立春の前日で2月3日・4日頃です。

節分はもともと、立春・立夏・立秋・立冬の前日を言い、季節の変わり目を指していましたが、いつのころからか、立春の前日だけが暦に記載される様になったといわれます。これは、「立春正月」と言う考えからきていて、翌日が年の初めであること、気候が冬から春になると言うことから、この日が一年の最後と考えられ、邪気を祓(はら)い、幸せを願う色々な行事が行われていたようです。

この日、豆まきをして鬼を追い出す風習は、中国から伝わったもので、昔は、宮中行事の一つで「追儺(ついな)」「鬼遣(おにやらい)」と言って、毎年、大晦日の日に、疫鬼を追い払うために行われていたものが、次第に民間に伝わっていったと言われます。

年男が「福は内、鬼は外」と言って、煎った大豆をまく厄払いの行事は、中国明時代の風習で、これが室町時代に伝わったと言われます。また、豆まき後に、自分の年の数だけ豆を拾って食べるのは、これが年取り(としとり)の行事の名残だろうと言われています。

また、この日の夜、家の入り口に、鰯の頭を刺した柊の枝を差しておく風習のある地方もあり、こうしておくと、鬼が柊の葉が刺さって痛がり、鰯の悪臭にびっくりして、逃げて行くと考えられていたからです(鬼って以外と軟弱ですね)。また、大蒜(にんにく)や葱(ねぎ)、毛髪などを刺しておく地方も有り、いずれも、邪気が家内に入らないことを祈るための風習です。

近頃はコンビニほか寿司屋さんなどが、ビジネスチャンスと節分の日に「恵方」に向かって願い事を考えながら恵方巻を食べると言う事を広めています。

ところで、恵方とは? 恵方とは、その年の歳徳神の居る方角をいいます、歳徳神の居る方角は、干支の「十干」によって決まり、今年は「丙申(ひのえさる)」なので十干は「丙(ひのえ)」それで、今年の歳徳神の居場所の方位は「丙(へい)」(巳と午の間)になります、これをみても、何の事か解からないと、思いますが、古い方位の名称は、360度を24分割して、そこに十干・十二支・易の文字を当てはめています。

正確に言うと、「午」が南になりますので、「丙」は南から「15度東側」になります、南南東から6.7度南側になります。ラフに言うと、南から少し東に寄った方角だと思えば良いとおもいます。

もっと正確に考えるのなら、方位の「北」を磁北(じほく)(方位磁石の指す北)で見るか、真北(しんぽく)(北極点を指す地球上の真北(まきた))で見るかによって違います、「真北の北」は「磁北の北」より7.5度、東に寄ります。風水で使う「羅盤」で言うと、「地盤(磁北)」で見るか、「天盤(真北)」で見るかですが、人の運勢は、天(星)の運行に関わる事なので、「天盤」でみるものだそうです。だから、私は人の営みに関わることは、真北で見るのが良いと思って居ます。

これらを考慮に入れて、今年の恵方を見ると、「磁北の南」から東へ「7.5度」寄った方角になります、まあほぼ、方位磁石の南からちょっと東側で良いようです。

[ しかし、巻きずしの太巻きを「丸かじり」する姿(特に若い女性)は、すこし、品が下がるように見えるのは、私だけですかね! ]

何事でも、何らかの「りくつ(理論)」を自分で考えてみるのが大切だと思います。