勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

利休にたずねよ

2013年12月08日 | 邦画
山本兼一の同名の小説の映画化。市川海老蔵と市川團十郎が共演。市川團十郎は、撮影終了後、3ヶ月ほどして亡くなっている。

市川海老蔵は、利休を演じることのオファーを得た際、数度に渡り断っていたそうなんですが、原作者からの手紙等をもらう事で、次第にこころが傾き、出演を承諾したらしい。原作者がそこまでこだわったのは、この作品での千利休は、市川海老蔵のイメージであったかららしいです。そのイメージ通りと言うことか、それとも、やはり、市川海老蔵は一流の役者なのか、茶聖と言われる千利休を見事に演じています。物語終盤、若かりし頃の千利休が、結構な遊び人であったというのは、市川海老蔵へのオマージュ?(笑)

市川海老蔵と市川團十郎の共演が話題です。團十郎は、なんか顔色が悪く、今からして思うと、結構健康を害していたのではないかと思いますが、海老蔵との真剣勝負を見事に演じています。

大森南朋が演じる豊臣秀吉、悪いですねぇ。本当に、性悪です。確かに、策謀剣術に長けた人物であったのかもしれませんが、あそこまで悪として描かれた秀吉はあまり見たことがありません。まぁ、利休に死を命じた人物でもありますので、あのような描き方も仕方ないのかもしれませんが、新しい秀吉を見た気がします。

それと、この作品のもう一つのキーは、中谷美紀ですね。海老蔵の利休が生きるのも、中谷美紀が宗恩をしっとりと、しかし、しっかりと演じたからではないでしょうか。

しっとりとして静かな、大人の映画だと思います。

タイトル 利休にたずねよ
日本公開年 2013年
製作年/製作国 2013年/日本
監督 田中光敏
原作 山本兼一
出演 市川海老蔵(千利休)、中谷美紀(宗恩)、大森南朋(豊臣秀吉)、福士誠治(石田光成)、伊勢谷友介(織田信長)、成海璃子(おさん)、川野直輝(山上宗二)、袴田吉彦(細川忠興)、黒谷友香(細川ガラシャ)、檀れい(北政所)、大谷直子(たえ)、柄本明(長次郎)、伊武雅刀(千与兵衛)、中村嘉葎雄(古渓宗陳)、市川團十郎(武野紹鷗)、クララ(高麗の女)

[2013/12/08]鑑賞・投稿
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