勝手に映画評

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ビッグゲーム 大統領と少年ハンター / Big Game

2015年08月15日 | 洋画(その他)
ネタバレあり。

フィンランド上空でテロリストによって撃墜されたアメリカ大統領専用機エアフォースワン。大統領は、脱出ポッドで墜落するエアフォースワンから脱出するが、アメリカ国防総省は、その位置を見失ってしまう。

エアフォースワンの脱出ポッドという発想は、ウォルフガング・ペーターゼンが監督で、ハリソン・フォードが大統領役を演じた『エアフォース・ワン』での設定だよね?って言うか、本当は無いらしいですけどね。

うーん、評価に困るな(苦笑)。正直に言って、期待には外れました。機内や閣僚、危機管理センター、その他種々とが雜です。雑すぎます。これの製作陣は、『エアフォースワン』を見るべき。制作にアメリカのスタッフが入っていないので仕方ないのかもしれませんが、日本人が判るくらいなんですからねぇ・・・。

それと、フィンランドはNATO加盟国じゃ無いとは言え、捜索に全面的に協力するでしょう、普通は。その辺の所が全く描かれていないんですよねぇ。そう言う細かい所が雑なんです。

でもねぇ、描いている内容は意外に深いです。所々に入る大統領の「アメリカは最強の国」的なセリフが、フィンランドのアメリカ観を示しているような気がしますね。強烈なアメリカ批判の作品なのかもしれません。

それにしtめお、シークレットサービス隊員の裏切りは、『エアフォースワン』でも描かれていましたが、副大統領の裏切りとはねぇ。それを言っちゃぁお終いよと言うところを描いていますね。

もう少し丁寧に脚本を書いていれば、もっといい作品になったと思います。

タイトル ビッグゲーム 大統領と少年ハンター / 原題 Big Game
日本公開年 2015年
製作年/製作国 2014年/フィンランド・イギリス・ドイツ
監督 ヤルマリ・ヘランダー
出演 サミュエル・L・ジャクソン(ウィリアム・ムーア/アメリカ大統領)、オンニ・トンミラ(オスカリ)、レイ・スティーブンソン(モリス/シークレットサービス隊員)、テッド・レビン(アンダーウッド/陸軍大将)、ビクター・ガーバー(副大統領)、フェリシティ・ハフマン(CIA長官)、マフメット・クルトゥルス(ハザル)、ジム・ブロードベント(ハーバート/CIA工作員)


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