勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

シカゴ(2002年)

2003年05月10日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル シカゴ

---感想---
1975年に初演され、大ヒットしたミュージカル『シカゴ』の映画化。1996年にはリバイバル公演された。

舞台は1920年代。禁酒法施行下のアメリカ、シカゴ。シカゴといえば、かのカポネの本拠地でもあり、行政・司法など公的機関には腐敗が蔓延っていた街である。その様な背景を念頭に見ればまた興味深い。それを考えれば、リチャード・ギア演じるビリー・フリン弁護士の、その悪徳弁護士ぶりには納得してしまう。キャサリン・ゼタ=ジョーンズはミュージカル経験があるが、レニー・ゼルウィガーは経験が無く、この映画のために特訓を繰り返したと言う。

ミュージカルを下にした映画であるが、映画もミュージカル仕立て。それが中々物語とマッチしており、物語への興味を引き立てる。エンターテイメント作品として逸品である。監督のロブ・マーシャルは振り付けも担当しており、これが初監督作品である。

英語版HP:Chicago from Yahoo!
ミュージカル『シカゴ』公式HP:Chicago The Musical

公開年 2003年
監督 ロブ・マーシャル
出演 レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギア

[2003/05/10]鑑賞
[2006/01/09]投稿


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