葛飾の地域運動を語る

葛飾の平和運動、労働運動、市民運動そんな切り口から葛飾を見て、語ってみたい

20労組の集会に行って来ました。

2006年03月26日 | Weblog
20労組といってもわからない人も多いかもしれない。「陸海空港湾労組20団体」の略称でナショナルセンターの枠を超えて反戦平和運動をになう人々の集まりである。連合が右傾化の一方で、戦争協力にNO!を真正面から訴える組合の闘いはとても意義深いと思う。ワールドピースナウが「組合の方お断り」などというケツの穴の小さい態度では本当に戦争反対などできはしない。そうおもって僕はいつも20労組が主催するイラク戦争反対の集会に行く。市民運動でも「止めよう戦争への道!百万人署名運動」などは組合お断りなどは言わないからいい。今、改憲反対運動が大統一戦線を必要としているときに、今年の「3月20日」はそれぞればらばらの集会だった。これでいいのかとふと思う。
 さて、千代田公会堂での集会では佐高信が政界ネタを豊富に聴衆を笑わせながら講演を進めていた。話はうまいが中身はあまりない。竹中・小泉の民営化を批判してこれこそが大問題としたのはいいが、「憲法のケの字を出さないで憲法を守ることを伝えられないか」というのは、どだい無理な注文というべきだ。わかり易く話をしよう、というのはわかる。しかし、改憲派の主張を見ればいい。改憲派の公約数は9条第二項を破棄して自衛軍を明記し、必要なら海外に派兵するということなのだ。ということは戦争放棄を言いながら戦争をやろうというペテンを労しているのだ。こんな状態のときに憲法を真っ向から語らなければ反対運動は民衆に訴えるものを持たない。
 坂本弁護士の方は生真面目1っ本に自民党案を紹介しながらその危険性を訴え、かつ、世論調査の結果を9条に絞ったら賛成派は4パーセントから6パーセントしかいないのだから、きちんと反対運動を進めようということを訴えていた。
 休憩なしの忙しい集会だったが参加者750人、ほぼ満杯だった。

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3 コメント

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ワールドピースナウも政党も (ダスト・ツキ)
2006-03-28 22:59:28
はたらく者が労働者というのを避けたり、戦争に反対する市民団体が組合を避けたりするのはやはりおかしいんでないかい。それは何か組合というものに引き回されてしまうとか案外警戒しているのかそれジャーやりたくないという若者?に気を使いすぎているのか。

いずれにしても別々というのは力が集まらんと思う。だが、政党でもそういうところがあるし、自分が一番でそうでない奴は敵ということにはならない。だから、ワールドピースナウに対してもけつのあなが小さいという表現はちよっといただけないな。度量が小さいという意味はわかるけど
百万人署名やろうよ (takuto)
2006-03-28 23:08:56
改憲勢力が勢いづいている。本来4点セットで与党自民党を徹底的に糾弾すべき野党NO1

が偽メールで逆にKO直前だ。国民投票法やあちら側の攻勢はめざましものがある。こちらはいつもで遅れで動き1回ぐらいは阻止できても次の回には阻止しきれていない。そんなことにならないように早くから改憲阻止の署名活動をやろう。
葛飾は燃えているか (Tsukimura)
2006-03-28 23:22:51
忙しい中、色々集会情報を提供してくれてありがとう。自衛隊を自衛軍にさせてはなんないよ。他の葛飾の仲間たちはどうしているのか。忙しいから中々コメントできないのかもしれないが、ちょっとさびしい気がするけど

。無理を言っても仕方がない。100万にnといわず、1000万人署名を集めたいくらいだが、僕たちが燃えているのか。

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