東北通信

皆さん、帰ってまいりました！
１５日夕方レース終了。
その後カラミッチは休息はおろか、着替える事無く帰国準備。
そして翌朝９：４０分にはアテネ空港でチェックイン！
マルペンサ乗り換えで翌１７日９：４０分日本着といった強行スケジュールで帰国しました。
ちなみに、あの有名なアクアポリスはレース中以外見ることなく帰国。。。
なんでこんな強行スケジュールなのかって？それはツールド東北に参加するためです。
つまり彼女も僕も全くアテネ観光することなく帰国した事になります。
それがオリンピックであり、ひとつのピリオードが新たなスタートでもある証拠？かな。

■帰国後の主立った行動■

１７日
９：４０ 帰国
１１：００ 自転車組み上げ
そのまま宿泊予定地の福島県へ自走移動１００ｋのロードワーク途中ピックアップにて郡山へ
５：００ チェックイン

１８日
１０：００ 東北スタートの秋田へ自走移動１００ｋのロードワーク途中ピックアップののち、
１３：３０ ライセンスコントロール。今回のＪＣＦメンバーと顔合わせ。僕はＴＴバイクの整備
１８：００ 開会式

１９日
１２：００ スタート
折からの台風の影響で、スタート直前までホイール選びにあたふた。。。
結局ＡＲＡＹＡのディスクとＡＥＲＯ１の組み合わせでスタート！
あまりにもの強風で、ガードレールに激突寸前までいきながらも、何とか完走！結果は２位に２０数秒差の１位。
首位にたちました！で、そのまま雨に濡れた体を温めるために温泉へ自走移動。
カーペーサーで快調にダウンを済ませ、温泉で一服。翌日スタートの盛岡へ移動。車中お弁当で昼食です。
何故か必ず揚げ物や肉団子とかは運転中の僕の口の中に放り込まれる。そして僕は今日もカロリーオーバー！
宿にチェックインして洗濯したり自転車整備したりで結局最終締め切りギリギリで晩ご飯を食べたところ。
コンビニに発泡酒を買いに行って途中ドトールがあったから僕はエスプレッソでカラミッチは新商品に挑戦。
これが生クリームタップリでＤＮＦ。ミルヒーユも甘すぎてＤＮＦ。
結局エスプレッソはカラミッチ、その他のＤＮＦは僕のお腹にゴールイン。
また、カロリーオーバー．．．
二人で過ごす時間は結構多い。しかし多すぎると会話のネタが無い。
だから僕たちは、あんまり口をきかないがドトールでは今までの事とかアテネの事とか、ちょっと話した。
考えてみればこの数ヶ月で、初めってゆっくりと話した時間だったかもしれない。
と言っても数分だけど。。。
でも、なんか「　ホ．．．　」とした時間だったかな。

第12回三笠宮杯ツール・ド・とうほく

からみっち＆ナリタっちは すでに帰国して 現在 秋田にいます。

明日(うっ・・もう本日か・・）は 個人ＴＴです。

8月19日（木）秋田市文化会館　受付／講習会／開会式
8月20日（金）秋田ステージ　　大潟村ソーラースポーツライン／個人タイムトライアル
8月21日（土）岩手ステージ　　紫波町佐比内地区
8月22日（日）宮城ステージ　　仙台市泉区泉ビレッジ周辺／閉会式

ナリタっちの 秋田レポートが 届くかは ？？？

アテネオリンピック

今オリンピックが終わりました。結果はメダルからはほど遠い４１位。
結果だけでは「なんだ、たいした事ないな」

今回メダルを狙うためのプロセスとして、重要なミスをしてしまいました。
もちろん始めて故の過ちです。
体調は最高、精神的にも申し分無し。能力もイタリアの合宿でけして劣る事が無い事は実証済み。何故成績に結びつかなかったか僕なりに考えてみました。それは国際的大会での経験不足。彼女は今までにこの規模の大会へ参加した事が無いのです。

初めてで初完走。しかも常に集団の最後尾という最悪のポジションから彼女の前で力の無い選手が中切れをおこしたり、落車が起ったりした為何度となく集団からちぎれ、そのたびに気力で追い付き．．．永く自転車競技にたずさわてきましたが、こんなに何度もちぎれた選手は初めてみました。

逆にそれだけ追い付いたと言うことです。とにかく絶対に完走したい。しなければならない、気迫、集中、執念．．．なんとも表現しがたい彼女の走り。最終回力尽きて集団から離れた後もゴールまで踏み続ける姿に僕の周りで観戦していたいろんな国のサポーター達が彼女に声援を送ってくれるんです。
彼達は普通自国の選手しか応援しない。なのに彼女への声援が止まない。涙でくちゃくちゃになっちゃって最終回はめちゃくちゃ。
気が付いたら一枚も写真撮ってませんでした。

本当に多くの失敗を踏まえた経験は物凄く大きな宝として北京に開花する花の種としたいです。

種には水をやらなければ花は咲きません。これから何年、水をあげられるのかわかりませんが、とりあえず新しい芽が出るまでは僕の仕事になりそうです。
しかし本当によく頑張ったんですよ。次に顔をみたら、労ってやって下さい。とりあえず早く日本に帰って、寿司とラーメンと焼き肉とめちゃくちゃくどい天ぷら蕎麦を一度に食べたーい！

以上、アテネからの通信を終わります。

みなさん、本当にありがとうございました。

成田 加津利

アテネオリンピック

もうすぐスタート

アテネオリンピック

今男子のレースが行われてます。アテネは暑い。スエーデンが一人で３分の逃げ。ビランクが追い掛ける展開

アテネオリンピック

皆さんの暖かい御支援を頂き、今スポーツの聖地よりメールしてます。
先月イタリアからスタートした今回の旅でのちょとした「ラッキー」をお伝えします。
前回の報告でもお伝えしたかもしれませんが、スイス近郊での滞在が急遽montebellunaに約４時間の移動。
そこで僕達を待っていたのは世界最強チームでの合宿でした。僕が食事を用意するのを条件で宿泊費無料。
実は昔コックになりたくてレストランで働いた経験がここで生きました。
最高の練習環境でイタリアの合宿を無事終えてアテネへの移動。
この移動で何故か座席がなくてビジネスクラスに座る事に．．．もちろんアップチャージ無し。
それどころか荷物の重量オーバー料金、多分日本円で 10万円位が何も言わないのに無料。
少しでも安く済ませるために機内持ち込みのバックには辞書や重たい物を詰め込んでいたのですが、そのバックも預けてしまいました。
最高の機内食を堪能。シャンパンまで飲んで．．．アテネに到着。
唐見さんを無事オリンピック村行きバスに送り僕の今回のミッション終了。
さてここからが大変です。といいましょうか大変だったはずなのですが．．．
実は僕、今回オリンピックのスタッフでは無いので宿泊場所が無いのです。
日本から寝袋持参での旅。
飛行場で今夜からの宿探しをと思い右往左往してたら後ろから「成田さん」と呼び停められて振り替えると、そこには日本競技連盟の方々が他のスタッフをピックアップするために飛行場に来ていたのです。
早速事情を話たところ、やはりいかなる事情であっても連盟が用意している一軒家への宿泊は無理との事。
諦めかけた時「成田さんは石川県でしたよね？僕も門前なんです。」なんと今回の連盟代表者は同県の出身だったのです。
そこでもう一度アテネまでの三年間の苦労話しなんかしながら頼んだところ「内緒だよ」で、今、オリンピックメインスタジアムから歩いて３分の３LDKに一人で宿泊してます。
食事も連盟の方々からご馳走になり．．．

まもなく本番！出発前に偶然お会いした、不思議な方の幸運がゴールまでつづく事を今、信じてやみません。

写真はスタート地点です。アジア自転車界にまもなく奇跡が起こる場所かも

旅立つ準備してます。

いよいよアテネに向けて旅立つ準備に入りました。
明日montebellunaよりミラノマルペンサへ移動してます。
そしてアテネへ

フェラーリ

何故だかわかりませんが、フエラ～リ～なパーチーに行ってきました。
何故だかわかりません。夕食の用意をしていたら「行くぞ」てっ感じです。
ＦａｂｒｉｚｉｏＧｏｌｌｉｎがＧＴ２４ｈで優勝したお祝いでした。Ｆ１のＬｕｃａＢａｄｏｅｒも来賓で、ちゃっかりと写真撮ってもらいましたのでお店のトイレにでも貼りますね！
しかし本日一番驚いたのはＦ１パイロットの後にナカガワパイロットが紹介された事。この国では自転車乗りは特別なんです。

3人娘？

三人の写真は右からウクライナのチャンピオンイリナ。イタリアジュニアのジェシカ。

（一番左は・・・・）

水