桂庵のブログ

鉄道模型を中心としています。特に自作DCC関連が多いです。

アリイEF58その後とカツミEB10 天ED66

2011年10月02日 17時34分44秒 | 16番車両
桂庵の16番お座敷レイアウトの最小半径は450mmです。EF58は、図面上は、というより、適当に450mm対応としていたのです。最近、Nゲージのレイアウトを縮小し、16番(HO)のレイアウトを2~3年ぶりに持ち出し、EF58の試走をしました。レイアウトは最小半径450mmで一周約7.75mのレイアウトです。

EF58の走りは、R450mmの円の部分では、問題なく走行しましたが、R450mmに入る時、あるいはR450mmを出るときに脱線をし、一周走行は出来ませんでした。
脱線をしたのは、先台車、および中2つ動輪です。

結局以下の3点の変更を行い、現時点では問題なく走行しています。
1.先台車ボルスタ穴を円 -> 楕円にし先台車の左右の動き自由度をより大きくする。
2.動輪の中の2については、バネで車輪をレールに押さえつけていたのを、よりフリーになるように、バネを止めて、錘を押せた。
写真の上側が修正後です。


3番目は先台車を支える部分が車体(運転席の下)に擦っていました。そのため、車体取り付けを1mm高くし、干渉を防いでいます。

EF58に続いて、会社の人から頂いたカツミEB10, 天ED66のDCCを試みました。
EB10オリジナルのDCC化はかなり厳しいと感じました。集電不良が多く(感覚的にはNよりひどい)まともにDCC動作できませんでした。集電状態を良く出来ればベストですが、それも出来ないので、結局コンデンサーを搭載し集電不良が発生しても見た目で動作している方向で考えました。
 最初にモータ起動電流を減らすため、モータをカツミ製から、ヤオフクあるいは秋葉原で購入できるMCR3B00に換装しました。モータ起動電流は約半分以下になると思います。そして、DCCデコーダ電源部に470uF/25V x 8の計3760uFを搭載しまた。コンデンサーを単純に搭載すると、コンデンサーへの突入電流が大きくなるため、コンデンサーに直列に100Ωの抵抗入れてます。放電時に100Ωが問題にならないようにショットキーダイオードを100Ω抵抗と並列に入れてます。
以下は桂庵での実装です。

モータはスペーサを入れて取り付けています。モータ軸は必要な長さに切ってます。
ウォームギアは、レインボープロダクツの樹脂製ウォームギアです。
コンデンサーは、前後の運転席に4つづつ実装しています。ヘッドライトは3mmφ電球色LEDにしています。








次にED66のDCC化を行いました。デコーダは最近、16番ように残っていた部品と基板で作成しました。Nには搭載できないくらい大きくなってしまいました(はっきり言って、手を抜き設計です)。
ED66はEB10よりははるかにDCC化しても安定して動作していました、が、KATO EF65のDCC化、あるいはアリイEF58/65のDCC化に比較すると、やはり不安定性がありました。
 結局EB10と同様にモータ換装、コンデンサー搭載で安定化を行いました。モータはEB10と同様にMCR3B00です。コンデンサーは手持ちの3300uF / 50Vを使用しました。EB10と同様快調に動いています。



モータMCR3B00はなかなか良いモータと思います。古いカツミや天モータの換装にはぴったりかと思いました。(軸径と長さは、合いませんが)
このモータ、8月の自宅帰省時に秋葉原で購入しました。店頭では一個250円でした。同じお店でもう少し小型の12VモータFK-130SH-9450も1個250円でした。このモータはMCR3B00と比較して出力は約1/3で、12V時の回転数も低いですが、17mm級とか、どちらかというと古い低速の車両にぴったりかと思いました。

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