勝地(かつち)ブログ

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vol.338 一概には言えない

2017年07月27日 19時35分26秒 | Weblog
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民進党の蓮舫代表が辞意を表明したとのニュース。四月に離党した長島昭久氏は、中央公論5月号で「民主党政権時代、党や国会の主要ポストには同じ顔ぶればかりが就任しメリーゴーランドと揶揄されたものだ。第三世代を育成してこなかった」と回顧。後継者が育たない組織は、いずれ消滅していくという構図はよく理解出来ます。


話は変わりますが、
人間社会には、一つの姿だけでなく、一概には言えない他の姿もある。気付きにくいがそこにも光を当てる必要があるのだろう。

文化会館建設構想で併設される図書館について思うことがあります。

社会的に居場所が無い人達の一時避難の場所、取り立てて用もないがただただ時間を潰す場所、それが図書館であっても良いのではないか。
人とつながる場所ではあるが、人とつながれない人のいく場所として図書館はあっても良いのではないか。

ある時でした、朝から連れ立って自家用に乗り込む顔馴染みの老人二人に何処へ行くの?と尋ねると、和田山のAEONに行くと。何の買い物? 何も買わない、する事ないからただ時間を潰しに。雨の心配もないし、冷房効いてるし、座る椅子もあるし、ええわ〜。と。

社会の喧騒の中に我が身を置いて、時代の流れを感じ取ろうとしているのではと察しました。

合併以前の八鹿町を振り返ると、小学校区毎に設けられていたふれあい倶楽部がその役割を一定担っていたように思います。事実、設立コンセプトもそうでした。そのお世話をしていただくボランティアさんも、お互い様で明日は我が身としておもてなしされていました。

合併後、自治協議会の拠点として姿を変えることになり、ボランティアは解散、そして前述の事例の人たちにとっては敷居が高くなったような気がしているのではないか。

超高齢社会に向かうにあたり、今一度、前述の一概には言えないところの視点がいるのではと感じています。

養父市文化会館(仮称)建設基本構想(案)によると、その社会的背景をこう記されています。
「私たちを取り巻く社会情勢は、人口減少や少子高齢化、IT化の進展などにより、日々大きく変化しています。少子高齢化・核家族化の進行や、単身者世帯の増加などの変化に対応するためにも、地域の果たす役割のあり方を改めて考えなければなりません。また、情報化社会の進展によって暮らしの利便性が高まる一方で、人と人との直接的なつながりが希薄になってきました。こうした中にあって、人と人のつながりを大切にする地域コミュニティ作りの重要性が再認識されるようになってきました。その具現化のためには、文化会館等を中心とする文化芸術の果たす役割は、極めて大きなものがあります。
さらに、人々の価値観が多様化し、質の高い文化芸術を鑑賞する機会や、幅広い文化活動に参加したいという要望が高まってきています。そして、経済的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさやゆとりのある生活を求める人が増え、日々の暮らしの中で楽しさや感動、心の安らぎや生きる喜びを感じることを求める傾向が強くなっており、こうしたニーズへの対応も必要になってきました。」

図書館はまちづくりの核になり得ると思っているので、どのような基本計画、実施計画になるのか一市民として見ています。
それと、司書を確保して計画段階から協働していくべき、と、議員当時の先進地視察では学んできました。


話は変わって
今日の仕事の一番はコレ。竹がお辞儀をするので立たせる柵。イメージ通りの仕上がりで満足。



*誤変換及び文章の瑕疵は後ほど推敲します。
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