勝地(かつち)ブログ

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NO.3032 ご当地ソング

2016年06月29日 12時43分46秒 | Weblog
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NO.3031 信頼回復の汗

2016年06月29日 12時36分57秒 | Weblog
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以下、閉会にあたっての議長挨拶。


閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

住民に一番身近な行政サービスの担い手は、養父市をはじめとする全国1741市区町村の地方自治体であり、その自治体が提供する多様な施策で、住民の幸せや安全・安心が確保されてこそ、経済成長に向けた人々の新たなチャレンジが始まり、結果として、誰もが活躍する地域社会の実現がもたらされるものと考えています。

現在、わが国においては少子高齢化の進行に伴い、人口減少が急速に進んでいます。
とりわけ首都圏から遠く離れた養父市のような地方の自治体においては、地域医療や介護・福祉、子育て支援などの社会福祉施策や生業(なりわい)となる産業振興施策など、目の前には持続可能なまちづくりを見据えて取り組むべき課題が山積(さんせき)しています。

こうした厳しい状況にあって、今定例会は去る6月14日に招集され、本日まで16日間にわたる会期の中で審議された案件は、一般会計、特別会計、合わせて2億7,823万円を超える平成28年度補正予算を初め、旧建屋小学校を六次産業化拠点施設に利用変更する条例改正、農業委員会の委員等の定数や報酬を改正する条例制定、国民健康保険税の税率等を改正する条例改正、氷ノ山国際スキー場の指定管理者の指定、副市長の給料を減額する条例、藤原哲郎議員に対する辞職勧告決議など、28件の重要案件を審議してまいりました。

議員各位には、この間、終始極めて慎重かつ熱心にご審議賜り、いずれも適切妥当な結論をもって全議案を議了できましたことは、ふるさと養父市創生の実現のため、まことにご同慶に堪えません。
また、一般質問においては、10名の議員が登壇し、市政の方針をあらためて確認されてきました。
ここに謹んで議員各位のご精励に対し、衷心より敬意を表します。
また、市長を初め、当局各位の議会審議での真摯な態度に敬意を表すとともに、その審議の過程や一般質問において議員各位から述べられた意見、提案等については、今後の市政執行に十分反映されるよう望むものであります。

二元代表制の一翼を担う我々養父市議会は、様々なまちづくり施策の議決機関であります。
養父市議会基本条例の理念に則り、市議会が更に改革努力していくことで、市政もより活性化していき、結果として、ふるさと養父市がより元気になっていくと考えています。

このほど早稲田大学マニフェスト研究所の平成27年度「議会改革度調査」の結果が発表されました。
①情報共有、②住民参加、③議会機能強化の3つの指標で改革度合いを数値化し、養父市議会は回答のあった761市議会ランキングで第172位。
兵庫県議会は47都道府県議会ランキングで第1位に躍り出ました。

ご承知の通り兵庫県議会は一昨年7月、政務活動費不正使用の問題が発覚。その後、信頼回復を最重点に掲げ、政務活動費の厳格化、議員研修の充実、議員提案による中小企業振興条例の制定、18歳選挙権の導入に向けた学生との意見交換会など、様々な角度から改革を進めてきたことが評価され、前回の7位からトップに躍り出たということで、その改革努力に敬意を表するものであります。

翻って(ひるがえって)今、我々養父市議会は、一議員による議会人としての認識が大きく欠如したが故の政治倫理違反問題で、議会の秩序が根底から壊され、市民の信頼を失くしている状況にあります。
藤原哲郎議員が行った土産物配付による公職選挙法違反疑惑に対する説明拒否の姿勢は、議会基本条例違反、政治倫理要綱違反、誓約書違反として到底看過できるものではありません。
政治倫理審査会審査を踏まえて議長から行った辞職勧告にも従う意思は全く無く、よって本日の本会議において全会一致で「辞職勧告決議」が採択されたところであります。
養父市議会始まって以来の不祥事であります。
議会自らが制定した議会の憲法である養父市議会基本条例を遵守する姿勢があり、議員として備えておくべき認識や対応が出来ていたならば、今日の事態までには至らなかったと考えています。
この上は、養父市議会として、兵庫県議会がなされた信頼回復努力を見習いながら、議会基本条例の理念を守る上で何が足らなかったのかを真摯に検証し、必要とあれば実効あらしめる条例改正も視野に入れながら、任期満了までの残された4か月間、議会自らが変わっていく努力の汗、信頼回復の汗を流さなくてはなりません。
今後は、議員資質の向上をはじめとして、開かれた議会や市民に親しみやすい情報発信のあり方など、議会改革の歩みを更に加速していくことで、市民の信頼回復に努めてまいりたいと考えております。どうか議員各位の今後とものご精励を切にお願いを申し上げます。

日ごとに暑さが増してまいりますが、議員各位並びに市長をはじめ当局の皆様方には、何とぞご自愛の上、市政発展のため一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げますとともに、報道関係各位のご協力に対し、厚く御礼を申し上げ、閉会のご挨拶といたします。
ありがとうございました。

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NO.3030 閉会

2016年06月29日 12時35分48秒 | Weblog
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6月議会最終日。
今日まで委員会に審査を付託していた多くの議案が各委員長から本会議で報告され、採決されました。

特徴と思われるのは、以下の3議案。

兵教組養父支部から藤原哲郎議員を紹介議員として提出されていた「教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための2017年度政府予算に係る意見書採択の請願書」が多数決で不採択とされたこと。委員長報告に対して質疑なし、討論なしでしたが3名の議員が採択に賛成の意思表示。

藤原哲郎議員に対する辞職勧告決議案が、藤原敏憲議員を提出者として賛成者に西村禮治議員、田中久一議員、竹浦昭男議員、西田雄一議員、田村和也議員から出され、藤原哲郎議員退場のもと全会一致で可決されたこと。

公共会社やぶパートナーズ株式会社の不祥事に関して社長である三野副市長の監督責任を明らかにするため給料1ヶ月分を10%減額する条例に対して、7名の議員が時期尚早として反対したが多数決で可決されたこと。

今回で任期中16回の定例会の内で15回目を迎え終えましたが、学習研修の積み上げ効果が回数に比して現れなかったことが事態の深さ重さを示しています。

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