新勝庵

元サラリーマン、映画・読書・芸術好き。
おんとし 92歳 です。

木遣くずし

2014-03-26 16:26:21 | うんちく・小ネタ

いま一番の楽しみは矢張り酒を置いて無い!

いや酒と云う楽しみがあり、尚いまだに何とかそれが呑める

体調でおられる現状を「先祖?DNA?」感謝しなくてはなる

まい。

酒が入るとどうしても嬉しくなって、 ついおしゃべりが過ぎ、

おまけにどうしても唄いたくなってしまう。

数えの90、もう声もガラガラだし調子も外れてしまうがもう

そんなことお構いなし!

PC教室の年始会の時も、幹事さんにせがんで歌わせて貰う

しまつ ・・・・ 

Photo

昔から “民謡の勝田さん” でレパートリーは結構多いが、

 

今日は正月でもあり威勢のいいところで、九州ではあまり

われない「木遣りくずし」にした。

 

 

壱) 格子作りに  ご神燈下げて 兄貴ャ家(ウチ)かと

 

  姐御に聞けば  兄貴ャ二階で木遣りの稽古  音頭

 

  取るのは ありゃ家の人   

 

   エンヤラヤ サノヨーイィサエンヤラヤ、 

 

       エンヤラヤレコノセー サノセーノ 

 

            アレワサ  エンヤーアラネー

 

弐) つねりゃ紫  食いつきゃ紅よ  色で仕上げた

 

   おや このからだ

 

        ― 調子は同じ ―

 

参) めでためでたの 若松様よ 枝もさかえて ありゃ

 

   葉も繁る

 

       ― 調子は同じ ―

 

 

組の法被を着て黒足袋に雪駄履き鳶口を持った、いなせ

 

な江戸火消「男伊達」 本当の木遣りは昔聞いたことはあ

 

るが難しい(よくわからない)

Photo_2

木遣りくずしは早くから俗曲としてお座敷歌に編曲されたも

 

ので色々あるらしいが、私は端唄の名手で有名な「藤本

 

二三吉」姐さんのレコードで覚えたので自称「正調」と思って

 

いて会社の宴会・結婚式・・・過去何十回歌ってきた事か。

 

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男姉ちやん

2014-03-13 15:39:53 | 映画

妹尾河童の「少年H」は17~8年位前のベストセラーで、当時

私も一気に読んだ。とても面白い彼の少年時代の自伝的小説

だが、主人公が私より6才位年下で、戦中戦後の事だけに大

いにリアルに共感するものがあり、強く印象に残った。

その映画(DVD)を貰ったので ・・・ 一気に見た!

Photo

水谷豊・伊藤欄夫婦が両親役で、モスクワ国際映画祭で特別

作品賞を受賞している。 なかなか良く出来ていると思った。

本を読んだ時もそうだったが、この物語の中で、かわいそう

で心に残るのが、 気が優しくて親孝行で親切な映画館の映

写技師の山本幸吉君の事。 

 起居振る舞い女っぽいので、子供達から ”男姉ちゃん” と呼

ばれながら慕われている。

その彼にも召集令状が来て、歓呼の声に送られて、「お国の

為に尽くして来ます・・」と挨拶し、母一人を残して出征して

いく!

Photo_2

数日して憲兵が彼を探して回る・・・入隊してないのだ。

 町中騒ぎになるが、 数日後 H が古家の便所の中で首を吊

 って死んでいる彼を発見する。

 

 私は、彼「男姉ちゃん」の心情が哀れでならない、 私も兵隊経

 験があるから、あの軍隊に男姉ちゃんが耐えていける筈がな

 い入隊したとしても恐らく厠(軍隊では便所の事をカワヤと言っ

 た)で首をくくっただろう。

 軍隊生活のつらさに付いてゆけず 逃亡や首つりする事件が

 時々あった。

 

今では肉体と心「自己意識」が一致しない「性同一性障害」

として公然と認知され、テレビを見ていると タレントにオカマ

 やオネー系のなんと多い事か! 大手を振って オカマ や

 女装したオネー達がガンガン稼いでいる? ・・・

・・・ 男姉ちゃん ・・・ 生まれて来る時期がわるかったねー!

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サンシューの花

2014-03-07 19:26:29 | うんちく・小ネタ

 去年の8月から約半年間、全くブログに手を付けていない・・・!

気にはしていたけれど、家内の骨折入院に続く介護施設への移行の事や、

それに伴う、私自身の体調不順(メンタルヘルスだと思う)の事もあって、

気も滅入りがちで、なんだか書く気になれなかった・・・。

ところが、最近近親者も含め、数名の方から ・・・ いつも見ているのにぜん

ぜん書いて無いじゃないの? ・・・ どうしたの?と、「励ましとも取れる嬉しい

質問」を戴いたので、 こんな駄文でも読んでいてくれる人が居られる!と知

れば、有難い事で、また元気を出して、好きなパソコンに向かい! 取り留め

のない事でも書きっ続けよう!!。

〇 毎年書いて来たが、 今年も我が家の象徴的〝 春告げ花 " サンシューの

花が咲いた!

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サンシュー、正しい漢字は 「山茱萸」。 ミズキ科の落葉小高木。

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宮崎民謡「稗つき節」の歌詞では、今は「山椒の木」となって

 

♪ 庭の山椒の木  鳴る鈴かけてよー   ホイ

 

    鈴の鳴るときゃ  出ておじゃれヨー

 

 

となっているが本当は、山茱萸(サンシュー)の木。

 

平家追討(根絶やし)を命じられた(那須の与一)の弟、那須大八が、

日向の山奥まで分け入って見たものは!余りにも悲惨な落人達の

困窮生活状態 ・・・・ それを題材にした「那須の大八と庄屋の娘鶴富」

との悲恋物語。

 

確か昔、柳田國男がこれを発掘して紹介した・・労働歌が「稗つき節」

として火が付いた「有名になった」と思う。

 

私も十年位前ここを訪れた事がある・・鶴富屋敷は今も残っている、

今はすっかり観光化しているが、追うものと、追われる者とのなさぬ恋物語

には、想像を掻き立てる纏綿たる情緒がある。  でも、

 

その時現地で知ったのだけど、椎葉に今も「那須」性の人が何軒かある

という事。 と云う事は那須の大八の子孫が居るという事!。

 

要するに、生木を裂くように、鶴富姫が捨てられた ・・・・ というのではなく、

 

二人は結ばれて、大八の子孫は今も残っている・・・と云う事だらう!

 

めでたし めでたし かな?

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