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アンコールは、
クレイジーラグ
ロンドンデリーの歌
昨年に続き、今年も温かい空気に包まれるコンサートであった。
私情で一曲目が聴けなかったが、MCも相変わらずの温かさとユーモアに溢れるものであった。
一部はクラシカルな、二部はポップスに近寄ったステージ構成は見事で、全く飽きさせることない時間であった。
ただただ素晴らしい時間であったが、それ以上に常に挑戦し続ける姿に感銘を受けた。
ピアニストの大嶋さんもMCで仰っていたが、常に目標を持ち、限界に挑戦し続けるようなプログラミングは見習うべきことであろう。
グリーグ、シーガルのような針に糸を通すような集中力が必要な曲は細部までこだわりが見られ、音の立ち上がりから処理、音の余韻まで味わうことができた。
また、ドーシーやスパークのような曲もそれぞれの世界が存分に楽しめた。
技巧的な部分は言わずもがな、それでも崩れない音色、音程というものは聴くものを圧倒させたであろう。
一緒に行っていた友人が、ビービの際にサブトーンなどを使うからかチューニングを変えていた。と言っていたが、そんな些細なことに気づく友人にも驚愕した。
今日のメインであろう、ブラームスのクラリネットソナタ第一番は昨年の第二番に増して精神的な、心に問いかけるような演奏であった。
体感はあっという間の時間であったが、その中身は充実したものであり、晩年のブラームスの心情が垣間見えたように感じた。
ぜひ毎年聴きたいコンサートである。
それにして毎回満員は山浦先生のお人柄が素晴らしいからであろう。
音楽ももちろんだが、それ以上に見習うべきことは多い。
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クレイジーラグ
ロンドンデリーの歌
昨年に続き、今年も温かい空気に包まれるコンサートであった。
私情で一曲目が聴けなかったが、MCも相変わらずの温かさとユーモアに溢れるものであった。
一部はクラシカルな、二部はポップスに近寄ったステージ構成は見事で、全く飽きさせることない時間であった。
ただただ素晴らしい時間であったが、それ以上に常に挑戦し続ける姿に感銘を受けた。
ピアニストの大嶋さんもMCで仰っていたが、常に目標を持ち、限界に挑戦し続けるようなプログラミングは見習うべきことであろう。
グリーグ、シーガルのような針に糸を通すような集中力が必要な曲は細部までこだわりが見られ、音の立ち上がりから処理、音の余韻まで味わうことができた。
また、ドーシーやスパークのような曲もそれぞれの世界が存分に楽しめた。
技巧的な部分は言わずもがな、それでも崩れない音色、音程というものは聴くものを圧倒させたであろう。
一緒に行っていた友人が、ビービの際にサブトーンなどを使うからかチューニングを変えていた。と言っていたが、そんな些細なことに気づく友人にも驚愕した。
今日のメインであろう、ブラームスのクラリネットソナタ第一番は昨年の第二番に増して精神的な、心に問いかけるような演奏であった。
体感はあっという間の時間であったが、その中身は充実したものであり、晩年のブラームスの心情が垣間見えたように感じた。
ぜひ毎年聴きたいコンサートである。
それにして毎回満員は山浦先生のお人柄が素晴らしいからであろう。
音楽ももちろんだが、それ以上に見習うべきことは多い。