凡人日記

poco a poco でも成長を

尚美コンセルヴァトワールディプロマ科修了試験(第一日目)へ行ってきました

2016年12月25日 | コンサートレポート
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僕が中学生の頃からお世話になっている打楽器の先輩が二人、上京してきてから遊んでいただいている打楽器の方が二人。
そして、サックスに浪人期の同門下の先輩が一人、出演されるので頭から最後まで聴いてきました。


すべてに感想を述べたいほど、大変興味深く、脳裏から離れない演奏ばかりであったが、ここではざっくばらんに感想を述べたい。


午前は打楽器の部。


僕は打楽器(特にマリンバ)が大好きなので、普段からよく聴くのだが、どちらかと言えばアンサンブル中心でソロを聴くのはかなり久々であった。

先輩の演奏を聴くのもいつぶりだろうと思いを巡らせていると開演の時刻。
客席もステージもライトダウンすることなく、あまりしまらないな。と思ったが、審査員の先生方がみなさん大御所ばかりでさすがディプロマ科という印象。


マルチは今まで聴いてもよくわからないと感じていたが、音程のない楽器ほどその音色を気にするものはないのではないだろうかと改めて思った次第。

叩く場所、マレット・バチの種類、振り下ろす打点、など音色が変わる要素に溢れており、よく言えば音色のバリエーションに繋がるが、それは統一性のなさにも繋がるわけだ。

とりわけジョリベの打楽器コンチェルトはとても面白く、楽章ごとに使用楽器が異なっていた。
ティンパニ&スネア、ヴィブラフォン、シロフォン、マルチ、とそれぞれの楽器を改めて感じることが出来た。
個人的に一楽章のリズムパターン、四楽章の音楽の持つエネルギーが好みであった。

マリンバはサックスと同様、現代楽器であるため、楽曲の雰囲気も近いものを感じた。

少し気になったのでオリジナルであろう作曲家を調べてみた。

ミヨー以外、すべて90年代の作曲家であり、演奏家であり、まだ存命されている方も多数であることが見てとれる。



ニール・デ・ポンテのマリンバコンチェルトはとりわけマリンバの奥深さを感じることが出来た。


かといって何から何まで分かったわけではないが、マリンバなどの鍵盤楽器も音程があるわけで、音程があるということは少なからず倍音が含まれるわけで、つまりはミスタッチというものがかなり明確に聞き取れるわけである。
これまであまり気にかけてなかったが、今回の演奏会で、それはより明瞭に聴こえるようになった。

コンチェルト系は思っていたことだが、ピアノ伴奏が全く聴こえなかった。
これで合わせるのは大変なことであろう。


奏者それぞれのキャラクターが出ており、とても楽しい時間であった。


休憩でいつも通っているそばやで

春菊の天ぷら


そして二部はサックスの時間


打楽器の後だったためか、音程、音色共にかなり気になった。

とりわけ、リズム・音程に気をとられるあまり、音色へのこだわりが薄いように感じた。


大きな印象としては整っていても、例えばスタッカート1つを取り出したとすれば、その音色はきれいだと言えるだろうか。


こちらも打楽器同様で現代曲一曲とアレンジ一曲がほとんどであった。

オルブライト、グレグソン、デニゾフとかなり現代曲が並び、印象的なフレーズも多くあったが、どうしてもダマーズばかりが頭に残っている。
恐るべし破壊力である。

上記の曲らは普段好んで聴くことがなかったため、改めて曲の良さを知ることが出来た。


ヤコブを生で聴けたのも嬉しい一時であった。
ちなみにプログラムではティーブイとなっているが、ヤコブ・テル・フェルトハウスである。



今日は改めての発見が多く、これからもますます楽しみな奏者の面々であった。
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