凡人日記

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洗足学園音楽大学大学院コンチェルトの夕べ(2017)に行ってきました

2017年11月18日 | コンサートレポート
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同世代(というか同級生)の知人がオーディションに通り、出演するとのことで聴いてきた。

各ソリスト、全員が素晴らしい演奏であったが、やはりオーケストラは全員分の演奏をしないといけないため傷が目立った。
それにしても院生だけで作り上げるコンサートはキラキラと音楽に溢れていた。


全員が素晴らしかったので、気になった奏者だけで以下に。

まず今回の僕の目的でもあった、トマジのサクソフォーンコンチェルトは堂々たる演奏であった。
後半部でオケとずれが生じたりしたが、うまく合わせておりソリストとしての力量を感じた。
演奏は言うまでもなく素晴らしく、オーケストラも熱演であった。
第二楽章の2分取りになるところからは落ち着いたテンポで演奏しており、粒もはっきりと見え、ホールに合ったテンポ取りを優先したんだろうな、と感じた。
フルオケにも関わらず、しっかりとした音色で聴かせてくれ、その上表現力も素晴らしく見習うところばかりであった。


後半のコッペルを演奏したマリンバコンチェルトは、とても面白い作品であり、また奏者の見せ方が印象的であった。
作品を聴いているだけでも引き込まれるのだが、表現力、演奏方、間の取り方など、作品だけでなく世界観にも引き込まれていった。
三楽章形式ながらあっという間の時間。
第二楽章のオーケストラは美しく、第三楽章は今までの楽章のモティーフが使われていたりと聴きやすい内容でもあった。
コッペルは現存している作曲家らしく、初めて聴いたがいろんな作品を聴いてみたいと感じた。


サン・サーンスのピアノコンチェルトは言わずもがな素晴らしかった。
このように様々な楽器が並ぶと、どうしてもピアノコンチェルトの曲が古風に聴こえてしまうが、故に音楽の魅力を感じる。
華やかさはその他の曲に比べれば劣るかも知れないが、和声感、フレーズ、曲の構成感というものはやはりこちらが良い。


身内かにわかかわからないが、後半二曲の楽章間で拍手があった。
プログラムに丁寧に三楽章形式と書いているし、ソリストたちによるプログラムノートにもそれらが書いているにも関わらず、わざとかと思うほど、必ず二楽章終わりに拍手をするのが不快であった。
恐らく僕だけでないであろうが。


演奏だけでなく、どういう音楽がいまから始まるのかにも注目していただきたい。
せっかくソリストたちが書いた文もあるのだから。
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