凡人日記

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Percussion Chamber Music Concertに行ってきました

2017年07月14日 | コンサートレポート
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アンコールはとても面白い作品であったが、貼り出しがなく作品名、作曲家は不明。


中学、高校、そして尚美で昨年だけ被る(吉岡本科1年、先輩ディプロマ2年)という類稀な先輩が出演される演奏会へ。

先輩のアンサンブルの演奏を聴くのは、先輩が同女の四年の時のコンサートぶりだろうか。


癖というか身ぶり手振りなどはいつもの先輩のままでほっとしたが、演奏内容は明らかに違っておりまだまだ勢いは止まらないのだな。と感じる一時であった。


ヴィニャオを中心に全4曲が並んだ。
と言っても楽章をカウントすれば結構な数だが、全体として大曲勝負の印象。
しかしながら、曲調、編成とヴァリエーション豊かで一時も目と耳が離せなかった。
率直にもっと聴いていたいと思うコンサートであった。

ライヒのカルテットから始まったコンサート。
一部はカルテットステージ。

ミニマルを敬愛している僕にとってこの上ない至福の時間であった。
かなり手強そうに見えたが、息の合ったアンサンブルであった。
少し危ない箇所も見受けられたが、途切れることのない集中力から傷など感じさせぬ演奏であった。

クープランの墓はいまやどの編成でも聴くが、やはり色彩感が現れにくいと感じた。
自分も昨年に室内楽で取り上げたが、技巧的なものはもちろん、しかしそれ以上に変化というものが難しい。
微細な変化を感じとり、それを仲間で共有し、表現する。これがどれほど難しいかを痛感する作品である。
また、マレットカルテットでは難しいのか、ディナーミクの変化に乏しく感じた。

後半はヴィニャオのマリンバデュオ。
この作品は僕がマリンバの作品で一番好きな作品でもある。
いつもはYouTubeなどで聴いているのだが、やはりライブだと違った音楽に聴こえた。
テンポ感、グルーヴ感など新しい発見もあり、興奮がおさまらなかった。

後半最後の曲はゲストの小森邦彦さんをお迎えして五重奏。
ここでひしひしと感じたのが、世界の、それも第一線で活躍する本物のプロというものであった。
技巧的にもアンサンブル的にも、かなり難しい作品にも関わらず暗譜はもちろん、余裕の演奏であった。
魅せるところはしっかりと魅せ、引くところはとことん引く。
その見せ方も上品であり、情熱的であり、ただただ圧巻であった。

曲もとても興味深く、リズムと時間が絶え間なく変化し、音楽を生み出していた。


打楽器のコンサートはいつも新しいものを発見でき、羨ましく感じる一面もある。
サクソフォーンにもヴィニャオみたく、リズムに特化した作曲家が現れればいいのに。

ぜひまたお伺いしたい。
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