凡人日記

poco a poco でも成長を

シエナ・ウインド・オーケストラ第44回定期演奏会へ行ってきました

2017年06月17日 | コンサートレポート
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書きたいことはたくさんあるが、何よりも熱狂の一時であったことを伝えたい。

作曲家に個性というなの色があるのは言うまでもなく、とりわけ近年吹奏楽で人気の作曲家はとても個性がはっきりしている。
前回指揮をしていたヤン・ファルデルローストなど和声の使い方が顕著であろう。

スパークはブラスバンドの作曲家ということもあり、音の濁流と言わんばかりの圧、盛り上がりが注目されるが、何よりも美しいメロディー、静と動こそ着目すべきであろう。
今回演奏されたドラゴンの年の二楽章や宇宙の音楽におけるハルモニアなどである。


さて、今回は全体的にミスが目立つ演奏会となってしまった。
数は多くなかったのだが、場所が悪い。
誰しもが気づくであろう場所やミスの仕方であったためだ。
感情が高まる場所でのミスはとりわけ残念であった。それまで積み上げてきたフレーズや音楽が1音で台無しだ。

それぞれの曲がスパークらしく、活力と音楽に溢れていた。
ブラスバンド的な作品というよりは、かにもイギリス人らしい作品が並んだ。

今回の目玉とも言えよう、ドラゴンの年2017年版。
かなり音が増えていた。そこまでいるのか、と思うほどであったがこれにより、ブラスバンドよりも吹奏楽らしくなった気もする。
自身のコメントにもあったが、当時の吹奏楽のオーケストレーションは小編成が主であった(英国全体がそうであったらしい)が、今回は米国のような、国際的な大編成な吹奏楽編成で書き改めていた。
木管群も充実し(特に木低)、打楽器もかなり変わっていた。

ある意味でかなり変わり、ある意味では変わってない。
そんな印象である。
別団体、指揮者でも聴いてみたい。特にシエナ×佐渡裕。

宇宙の音楽はアマ・プロ含めこれまでにどれほど演奏されたのだあろうか。
どれも素晴らしく、完成も高いがそれ故に似たり寄ったりな印象も受ける。
とにかく二つの大きなミスがもったいなかった。
吹奏楽コンクールでもよく見かけるこの作品。高校生達の方が音程は良いだろうと思った。
それは1フレーズ、はたまた1小節にかける時間がプロとは大幅に違うからだ。
しかし、やはりプロは内容が違うのだなと改めて把握した。
それまでの経験、想いというものが音楽に詰まっているのだ。


個人的に三つのワシントンの彫刻が好みであった。特に1、2楽章。

アンコールもお馴染みの2作品。アルトとテナーサクソフォーンのソロが心に染み入る。


CDでどれほどミックスされているのか気になるところであるが、曲も(ミスを除いて)演奏内容も素晴らしかったのでぜひ発売されたら購入したい。

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