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週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2017年28号 感想


シューダン!

 『背すじをピン!と』の作者、横田卓馬の新連載。



 サッカーを題材にした作品で、主人公はサッカークラブ所属の小6男子。
 中学生編の構想があるかどうかは分からないが、当面は少年サッカーの話になりそうだ。



 正直、序盤のチーム解説やキャラクター紹介は退屈だった。

 でも、試合が始まってみると、これが非常に面白い。
 目紛るしく変わる状況と、それに対する彼等の判断に魅せられ、思わず熱中してしまった。



 『ジャンプ』でよくある、チート主人公による無双サッカーでないところが良いね。
 選手それぞれに長所があり、皆が協力してちゃんと「サッカー」をしているところに好感が持てる。
 ヒロインが、オールマイティーでありながら、「一番」ではないところもバランスが良くて好き。



 ここ数年で読んだサッカー漫画の中ではピカイチ。
 今後が大いに期待出来る第1話だった。




WJ読者プレゼント



「こいつ… 音で飯を…!?」

 何だよ、コレ(笑)。
 不意打ちだったので、思わず笑ってしまった。




約束のネバーランド

 「鬼」登場。

 鬼には人型以外に、獣型で知能の低い下等種もいるのか。
 レイが獣型の鬼を倒そうとしたところに、今度は人型の鬼が登場。
 一難去ってまた一難というか、これは絶体絶命なんじゃないか?




食戟のソーマ



 戦力の逐次投入はこれ以上ない愚策。
 疲労を無視すればその通りだと思うけど、ならどうして1回戦で創真を出したんだろう?

 2回戦は、元第八席vs第一席の司、元第三席vs第二席の竜胆先輩、美作vs第五席に決まった。
 どの組み合わせも格下vs格上で、順当に行けば主人公側の全滅だな。
 せめて、元第三席を第五席に当て、コピー能力者の美作を司に当てればワンチャンあったのに。

 そういや、この連隊食戟は仲間のサポートをしても良いんだよね?
 なら、全員が元第八席先輩のサポートに徹し、3対1で第一席を倒すのも戦略的にはアリだな。




火ノ丸相撲

 今回のサブタイトルは「鬼丸国綱と草薙剣、追憶」。

 サブタイトルの通り、今回は草介の回想。
 回想の冒頭、草介が観ているのは、柴木山親方が大和国相手に金星を挙げた取組だね。
 良い。こういうのは、気付くとニヤリとさせられる。

 偉大な父を尊敬し、父の名を汚さぬよう覚悟を持って相撲を始めた草介。
 周囲からの理解は得られずとも、「横綱」という頂を目指して孤独に走っていた草介だが、



 気付けば、隣には自分と同じ頂を目指す好敵手ライバルたちがいたというのは泣ける。



 相撲を「楽しい」と思った事のなかった草介が、土俵の上で見せたこの笑顔も良い。



 今回登場したこの二人は、潮の祖父母かな?
 草介に続いて、次回は潮の回想の様だ。




斉木楠雄のΨ難



 まさかの石化(笑)。
 斉木酷ェ。



 小学生の頃、斉木はイジメられっ子の明智を助けてたのか。
 明智も、口は悪いけど、「子供の自慢」に興味を示さない姿勢は嫌いじゃない。




Dr.STONE

 家を作り上げた千空は、次に大樹の石像を見付け、これを掘り出した。



 千空が一瞬だけ見せた、泣きそうな表情が良い。


 自分が復活出来た理由が硝酸にあると考えた千空は、首筋の「石の髪」を使ってそれを証明した。
 こういう使い道もあるから、千空はワザと石化した部分を残しておいたのか。

 しかし、大樹やツバメ、その他の石像に硝酸を掛けても、千空と違って元には戻らない。
 千空は悩んだ末に、自分と他との差は脳の消費エネルギーの差ではないかと仮説を立てた。
 千空と大樹が意識を保っていたこと、ちゃんと意味があったんだね。


 大樹の復活を信じ、待ち続ける千空。



 そして、千空と大樹は奇しくも時を隔てて、同じ言葉を口にしていた。
 大樹の声が聴こえたのか、千空が空を見上げて次回に続く。
 この分だと、次回かその次くらいには千空復活かな?




ROBOT×LASERBEAM

 ロボにとっては、ゴルフの腕を上げるよりも、周囲に認められる事の方が難問なのか(笑)。



 相変わらず、相手の理屈が正しいと思えば素直に受け入れ、全力で努力するところは良いね。

 なお、個人的には「認められるってのは数字や理屈じゃない」という意見は否定したい。
 単に理音先輩が説明出来ないだけで、そういう研究をする分野だってある訳だし。




僕たちは勉強ができない

 主人公がキスした事がうるかにバレた。



 何この浮気がバレたみたいな罪悪感……。

 でも、作中で起きた事をキムチらず、次に繋げるところは良いね。
 いや、ギャグ漫画でなければ、当たり前の事なんだけどさ……。


 さて、文系ちゃんは、うるかから相談を受けた事で、彼女が主人公を好きだと気付いてしまった。



 更に、主人公とキスした相手が、理系ちゃんである事も勘付いてしまう。

 文系ちゃん、完全に蚊帳の外だけど良いのかな?
 このままだと、本当にヒロイン候補から脱落して、応援役になっちゃいそうだけど……。




U19

 最終回。

 毎号笑わせてもらっていたのに、この作品も終了か。
 全17話だから、タイトルの通り『U19』で完結。
 それはそれで、ネタとして美味しいか。



 素張くんのリビドーの名は、何と「嫉妬鋏エンヴィーシザー」(笑)。
 確かに「嫉妬鋏」だけど、それ素張くんが自分で名付けたの?
 嫉妬ww鋏www ヤバい、ツボった。

 予想通り、主人公のリビドーと嫉妬鋏(笑)の相性は最悪。
 どう戦うのかと思ったら、主人公が泣きながら訳の分からない事を喚き始めた(笑)。



 自分に敵なんかいないと言う主人公。
 そんな主人公に、素張くんはテロリストは「社会の敵」だと正論を言う(笑)。

 泣きながら、自分は「普通」を取り戻すために戦うしかないのだと言う主人公。
 でも、主人公がいつその目的を掲げて戦ったか、僕は知らないのだが。
 大人党と戦った時は、不法侵入した挙句に警備員を挑発して殺害、駆け付けて来た自衛隊を殺害、ガレキが応援に駆け付けたので「せっかくだから」殺害と破壊行為を続行、UFO破壊後に逃亡。
 どう見ても、戦いたくて戦っていた様にしか見えなかったのだが。特に主人公が有利な時は。


 主人公が戦っている理由を知った素張くんは、今度は主人公から戦う理由を問われた。



 それに対し、ヒロインが好きだから、主人公に渡したくないからと答える素張くんすばら。



「それなら…… 受けて立つ意味がある!!!」

 そう言って、満身創痍なのに笑って立ち上がる主人公も良いね。このシーンだけ切り取って見れば。
 鋏で胸を斬られた主人公が、いつの間にか傷どころか服も治っている事に目を瞑れば。



 ラスボスが、何故か主人公には能力を使わない『ジャンプ』にはよくある展開。
 それをまさかこの作品でもやるとは思っていなかった。
 主人公の能力が「赤い糸」だから、ヒロインもリビドーに覚醒めてパワーアップするものだと。


 主人公と素張くん。
 男と男の戦いは、より強くヒロインを想っている主人公の勝ちで終わった。
 そして、主人公は、勝者から敗者に慰めの言葉は無用と、黙ってその場を後にした。



 そんな主人公に感謝する素張くんだけど……、ここで「大人」を褒め言葉に使われてもなぁ。
 ここまで、子供が正義で大人が悪という構図でやって来たのに、どうして急に「大人」?

 そして、



 主人公の自己満足のため、放置された素張くんは大人党に拉致されてしまった。
 そりゃそーだ。時と場合を考えろ(笑)。
 ギャグ過ぎるだろ、この展開ww


 主人公たちが、どうやって無人島で生活しているのか知らないが、1か月後。



 日本政府は、ガレキを逮捕するための法律「危険指定児童処置法」を制定した。

 前回の感想でも書いたけど、今回のテロで子供への締め付けがキツくなるのは当然だろ。
 むしろ、支配されているハズの子供が、法の対象外だった事に驚いたよ。
 そもそも、メガネのセリフ、最初は「大人」と「子供」が逆だと思って読んでいた。
 テロる子供に反発する大人が増えた訳ではなく、大人に反発する子供が増えるんだ(笑)。



「メディアが報じないだけで 今までも一定数はいたんだ『大人党に反発する大人』が」

 いや、だから得票率83%なんでしょ?
 裏を返せば17%は支持していないと、ちゃんとメディアは報じてるじゃん。

 それと、決して、大人党の不支持率=ガレキの支持率ではないからね?
 四季総理が危険思想の持ち主である事と、テロリスト集団ガレキの危険性は別問題だからね?
 「大人党に反発する大人」でも、良識があればテロリストとは手を組まんだろ。


 なお、主人公が置いて行った素張くんは、大人党のモルモットになったそうだ。



 現在は、数人の子供がリビドーを覚醒めさせるためのストレス実験を受けているらしい。
 『マギ』でやってたな、こういうの(笑)。

 これ、悪いのは大人党だけど、その原因を作ったのは明らかに主人公の軽率な行動だよね。
 明かすなと言われていたリビドーの存在を明かし、素張くんを放置して……。



 そんな子供たちを助けるため、ガレキが出発するところで物語は完結。
 だったら、1か月前に素張くんを連れて行ってあげれば済んだ話じゃねーか(笑)。

 ラストの「人はきっと永遠にU19こどもなのだから」も意味不明過ぎてヤバい(笑)。
 最初から最後まで、僕には理解も共感もまるで出来ない、本当に楽しい作品だった。




コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Unknown)
2017-06-13 23:44:51
U19だから19話で終えて欲しかったなぁ
 
 
 
Unknown (Unknown)
2017-06-14 00:09:52
プレゼントコーナーの漫画って実は面白いの多いと思う
 
 
 
Unknown (Unknown)
2017-06-14 08:09:55
U19はツッコミを入れて楽しむには絶好のネタだったので惜しいですねぇ
 
 
 
Unknown (Unknown)
2017-06-14 10:34:32
作者は教員免許持ってるらしいから某教祖のドラフト1位競合待った無し
 
 
 
ソーマ (だいまおー)
2017-06-14 13:30:12
美作はパワーアップしているはずだから、五席ではなく一席をトレースして五席を確実に倒すという戦法では?今まで隠れていただけの準備期間 があればそれも可能かと。
 
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