カトレアなママ

母が認知症と診断されました。

半年振りの旅行

2016年10月19日 20時12分02秒 | 日記
母の好きな別府杉の井ホテルに行ってきました。ここは私も楽です。館内はとても広く、カラオケボックスもゲームセンターもボーリング場もフィットネスクラブまであります。お風呂も露天風呂が売りで、海を見下ろしながら、ゆったり浸かれます。それにフロアいっぱいに広がるバイキングの食事!母にはとても面白いみたいです。ただ、自分が食べられる量を分かってないので、私は好きなものは選べません~。って、別にいいのだ!私が楽しむための旅行ではないから。

に、しても・・・。
これまでは、何だかんだと母の世話も焼きながら、私もそれなりに楽しんできました。だけど、今回の旅行ではヒシヒシと母の認知症の進行具合が身にしみた、ちょっと辛い旅でもありました。

①まず、館内に置いてある備品を勝手にバッグに入れてしまう。靴ベラ、浴衣の帯、茶托など。幸いお土産コーナーの商品には手を出さなかったので万引きはしてません。(^o^;)

私「ママ、これは持って帰ったらいかんのよ」
母「何それ?」
私「何それって、バッグに入ってたよ?ほら茶托。これはホテルのものやけんね」
母「へー!ちゃ・・・ちゃとく?面白いねー」
私「・・・。とにかく、勝手に持って帰ったらいかんよ」
母「そうよ、そんなことはせんよ」
私「(*_*)」

(ところで、認知症の人が万引きしても、罪の重さは変わらないんでしょうか・・・)

②ここで待っててね!と念を押しても、私の姿がしばらく見えなくなると、勝手にウロウロして探し出す。きっと「ここで待ってて」と言われたことを忘れてしまうんだと思います。

③団体の身障者の方々に指をさし「ほら見て。あの人たち可哀想ね」と言い出す。これは書くことを躊躇いましたが、書きます。これも認知症の表れの一つだと思います。

慌てて母の手を掴んで下ろしました。

私「人を指さしたらいかんよ。それに可哀相とかじゃないやろ。見ただけじゃ何も分からんよ」
母「・・・だって、見てよ、ほら」
私「そんなこと言わんで。みんな温泉来て楽しいんよ。ママもここに来て楽しいやろ?」
母「そうそう!ここはいいねー!楽しいもんねー!」

大きかったことはこの三つですが、細々とした困ったこと手を焼くことは沢山。ま、小さなことだとしても連続だと(*_*)。とにかく私はたった一泊二日でヘトヘトになってしまいました。

泣きたい、怒りたい、一人になりたい!!!でも、母を放り出すことは出来ません。どんなにイライラしても悲しくても、母に楽しんでほしい、喜んでほしいんだから。

だけど私は天使じゃない。理想通りにいきません!出来ません((T_T))。同じことを何度も尋ねては、こうしたら?ああしたら?と、頓珍漢なアドバイスをする母に、「私がちゃんとやるから、黙ってテレビ見よってよ!」と怒ってしまいました。帰り道にはストレスMAXで、もう我慢できなくなり、姉にメールで泣き言を聞いてもらいました(^o^;)

そうそう、旅の話。
温泉では母としりとりをしたり、干支の謎々したり(単に、ねうしとら・・・を言ってもらうだけなのですが、母は喜びます)、カラオケにも行って、ゲームセンターにも行って、プロジェクションマッピングとやらも見て、とどめに母にとって20年振りのボウリングもしました‼

母は何度も「楽しいね、面白いね」と言ってくれました。ヘトヘトになったけど、やっぱり行って良かったです。

ちなみにボウリングのスコアは私が61で母が31でした、てへ。

私「パパが、お前たちヘタクソやねって言いようかもね」
母「違うよ、パパも上手やったけど、私はパパよりうまかったとよ。バーンってするとよ、バーンって倒すとよ私!うまかったもん」

ま、負けず嫌いですね(^o^;)


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