片割れ月おもちゃ箱

エッセイ風お笑いブログです~

かりがね

2016年10月30日 14時37分53秒 | 日記
  行く空に遮るもののあらむとて南へ急ぐ雁ぞ哀しき …どうぞ添削を(_ _;)…パタリ



 第139回秋田県種苗交換会が県南の湯沢市を会場に昨日から七日間の日程で賑々しく開催されている。毎年、収穫の終わった今の時期に開催されるので、お天気に恵まれないのが常である。今年も御多分に漏れず開幕当日から冷たい雨に見舞われているようだ。
 農家でないので見物に行ったことは無いが、やはり農業を営む者にとっては一大イベントなのだろう。農産物のほかに新型トラクターなどの展示もあり、同時期に行われる東京モーターショーに対抗し、地元では農協モーターショーと呼ばれることも…

 何年前だったか思い出したくもないが、私が嫁をもらうため先方にあいさつに行った年の交換会は大曲という所で開催されていた。ここと嫁の実家の中間地点にある町である。当時は道路事情が悪く、片側一車線の国道をひたすら南に走るしかなかった。大曲の町に入る手前から種苗交換会目当ての車であふれ、渋滞が続いていた。先方には午前中に着くことにしていたが、いつになったら着くのか分からない状態に陥った。

 進まない車の中では良からぬことを思考するものである。元々嫁のことが気に入らず最後まで反対していた父が「家さ戻るべ!」と言い出した。嫁の我儘ぶりに翻弄され、その頃はすでに甘い夢から覚めていた私も「それは良い考えだ!」と相槌を打った。
 ところが悪い事に、付き添いで叔父が同行していた。「ここまで来て戻るとは何事だ、あとが面倒だろう!」とたしなめられる。あれこれ談判しているうちに霧が晴れるように渋滞が解消した。結局1時間ほど遅れて先方に着き、結納の日取りやら何やらと丸め込まれてしまう。今となって叔父は何かにつけ、「確かにあのとき戻っていればお前も幸せになっていただろうに」を繰り返しているが、あとの祭りというものだ。

 さて、母の足はすっかり良くなった様子であちこちを徘徊しまくっている。
 行きつけの整形外科では痛みが治まらず、八百万の整形外科に加え、一時は五城目町のゴミソのところに連れて行ってくれなどと駄々をこねていただけにホッとしている。最後に行った駅東の整形外科が適切な治療をしてくれたおかげである。
 母なりに医者の順位付けをしているようで、駅東の医者が1番、厚生連の総合病院が2番、行きつけの医者が最下位でゴミソ以下ということになるらしい。

※ゴミソとは… 青森・秋田県などに多い祈祷(きとう)・卜占(ぼくせん)者の一。多くは既婚の女性。依頼をうけて神前で祈祷などを行うが、ほとんどがインチキ祈祷師である。

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秋思

2016年10月23日 11時47分31秒 | 下ネタ
   味噌汁の具は産土のサワモタシ …駄句である(_ _;)…パタリ



 父の実家から新米が届いた。今年は庭のイチジクが豊作だったそうで、カボチャや山で採ったというキノコと一緒に運んで来てくれた。それに加え味噌も持って来てもらえれば当分食うには困らないわけだが、そうそう厚かましいことも言っていられないだろう。

 秋ということも重なり、最近は田舎に暮らしていた小学生の頃に思いを馳せている。
 少年の頃の私は、今の時期になるとキノコやら木の実やらを探しに野山を駆け回っていた。
 キノコ類はスギカノカ(スギヒラタケ)やサワモタシ(ナラタケ)などであった。ハツタケを見つけたときはいささか大人になったような気分になったものだ。マツタケを見つけようものなら立派な大人ということになるが、残念ながらマツタケは此のあたりの山には生えないそうである。

 木の実といえばやっぱり柴栗やアケビ、山ブドウ、沢筋に入るとマタタビを見つけることもあった。年が何個か上のガキ大将に「これを食べるとチンチンが大きくなるから食べて見ろ」と言われて食べてみたが、芳醇な香りの割に食べると少々きつい味がした。もちろん子供だったので食べてもチンチンがにわかに膨らむはずもなかった。大人になってから女房をひーひー言わせて喜ばそうと思い、記憶をたどりながら一度探しに行ったことがある。残念ながら辺りの植生が杉林に変わっていて、私の些細な野望は脆くも打ち砕かれてしまった。

 先日紹介した同級生の幸子ちゃんと一緒にキノコ狩りをした記憶もある。どういった経緯だったか忘れたが、奥手の私から誘う筈もなく、彼女に誘われて付いて行ったのだろう。他の女子もいたような気がするが、それが誰だったかは全く記憶が無い。幸子ちゃんは当時からキノコ狩りのベテランで私よりも見つけるのが早いものだから、カゴの中は私の二倍ほどになっていた。おばあちゃん子だったので山に連れられて行きキノコの種類を覚えたのだろう。大人になってからもキノコ狩りの名人になって居なければいいのだが…
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転機

2016年10月14日 21時29分25秒 | 日記
   産土の女の子の便り懐かしや胸の鼓動は十二の春に …さあ、添削はご自由に♪



 ブロ友さんは女性ばかりなので千紫万紅のブログと呼ばれていたものだが、最近、母親のことをババアなどと云って悪態をついているので、ブロ友さんだけでなく、その周辺からも好ましくないと思われているようだ。
 殺気を感じるところまではいかないが、ひそひそ話でバッシングを浴びせられているような気がする。おそらくババアという言葉に敏感に反応するお年頃のお嬢様たちかもしれないが、無神経すぎた点をお詫びしなければならない。ブログ記事も明るい話題に軌道修正をしなければならないだろう。ついでに大年増の厚化粧と揶揄した婦人部長にも一言詫びを入れることにする。
 皆さんどうもすみませんでした…(*゚.゚)ゞポリポリ

 さて先日、小学校の同級生だった女性から突然の電話があった。勉強も運動も山菜採りもキノコ採りも何でもできる才色兼備の女性で、みんなのあこがれの的であった。わたしもこんな人をお嫁さんにしたいものだと思っていたが、小学校卒業と同時に私が引っ越したのを最後に離れ離れになっていた。子供心に只ぼんやりと、お互い惹かれあっていたような気がしていた。高校の通学の朝に保戸野新橋の上で一度すれ違い、時間もなく挨拶程度の会話をして以来だから、45年ぶりくらいになる。

 最近あることで私の名前と顔写真を見て、電話を掛けたという。別に悪い事をしたわけではないが、良いことをしたわけでもない。
 最初は同姓同名も疑ったが写真に私の面影を見つけて、すぐに電話したそうだ。子供の頃と変わらない彼女の積極的な行動に、なるほどと思った。
 彼女が10年ほど前に未亡人になったことは以前、風の便りで知っていた。お互いの近況を語り、私もろくでもない女房に翻弄されていることを強く訴えた。運命なのかもしれない。
 ということで、電話番号を交換し機会を見つけて会うことになったが、機会をどうやって作ったらよいものやら悪いものやら…
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収穫の秋

2016年10月08日 20時52分35秒 | 日記
  たらちねの母連れ行きし外科のまへ唯一色のコスモスゆるる …さあ添削はご自由に♪



「今行っている医者はレントゲンも診れない藪だから駅東にある医者に連れて行ってくれ」と言われたのは3か月くらい前のことであった。セカンドオピニオンといえば聞こえはいいが、このババアは何処まで生き延びたら、きりがあるのだろうと思ったものだ。

膝から腿にかけて痛みが治らないという。おそらく行きつけの整形外科に行って、ここよりも良い医者があると他の患者たちの話を聞いてきたのだろう。
命令されるがまま、新しい医者に週一で連れて行った。雨の日も風の日も、かんかん照りの夏の日も、仕事の予定をキャンセルしてまで…

そこは駅の東側にある整形外科専門の病院で、入院施設やリハビリ施設を備え、日に千人以上が通ってくるが、スタッフの数が多いので診察までの待ち時間は30分以内という。週刊朝日ムックに全国の整形外科病院ランキングの14位として載ってから急激に客が増えているらしい。100台分ある駐車場がいつも満杯で周辺道路も混雑していた。周辺住民からの苦情でパトカーが嫌々巡回して駐車違反の車に拡声器で呼びかけるものだから、周辺住民には尚更うるさくなっているに違いない。

最初に行ったときに医者に向かって、「手術してもらえないですか」と、のたまう垂乳根を制止した。医者も医者で、ちゃんと調べてからでないと手術も何もできないと母を嗜める。レントゲンやらMRIやら血液検査を経た結果は、年甲斐もなくちょこまこ動き過ぎて腰の筋肉痛から来たものであるとの診断。太い注射を打たれてからだんだん良くなってきて、先週からは痛みが無いという。どうやら医者を替えたのが良かったのかも知れないが、良くなればよくなったで、またまたチョロチョロ動き始めている。堂々巡りかも…

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余興

2016年10月07日 08時45分24秒 | ど演歌
 添えない定めに泣く娘
 岩に砕ける荒波が 
 娘ごころを突き刺して
 いつも飛べない恋カモメ


 ごぞんじ、ひばりの佐渡情話

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実りの秋

2016年10月06日 20時10分24秒 | 日記

 ほとんどの田んぼで稲刈りが終わった今日この頃、駅前のホテルで研修会があり、出席してきた。
 業界団体にCPDポイントというものがあり、一定の技術研鑚を積んでいるかの判断基準にするという。出席しないとポイントが付加されないので怠けていると思われるらしい。日々研鑚を重ねている私にとっては大変迷惑な話である。
 母の病院通いに付き合わされて仕事をする時間もない身にとって、うすっぺらな中身の講義を聴いている暇はない。我慢できずに堂々と途中退席してきた。
 出席のお墨付きを貰えばそれでよしと、大勢が同じく逃げ帰ってきた。それにつけてもホテルのバイキングは、今日もオバタリアンであふれていた(_ _;)…パタリ


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四面楚歌

2016年10月01日 21時31分46秒 | 日記


 川沿いの道でコスモスが揺れ、空を見上げれば途切れ途切れの鰯雲がうっすらと。もうすっかり天高くババア肥ゆる秋となった。



 ババアと云えば、老人ホームで虐待があったニュースを見て、つい口が滑ってしまった。
「年寄は我儘だから蹴ってやりたくもなるだろうな」と言ったところで、「早く死んでほしいってか」とババアの突込み。「いやいや、一般論だけど」と誤魔化したが…(_ _;)…パタリ

 町内の夏祭りから敬老会へと続いたイベントも昨日の反省会で一区切りしたが、今度は婦人部が揉めているらしい。
 そういえば、去年までは婦人部長が下女たちを仕切って敬老会の世話人を務めていたのに、今年は違っていた。けっして若くはない寧ろ招待される側に近い年齢の女性たちが急きょ駆り出され、おまけに箱入りの女房までも手伝わせた次第である。
 表向きは誰もかれも都合がつかなかったという話だが、電線のスズメに訊いたところ、「ババアに指図されるのはもうごめん」と下女どもが反旗を翻したという。女はこれだから困る。
 なので、一番困っているのはこの私。夏祭りの夜に「愛してるから何でも言うことを聞く」と婦人部長に誓ったばかりなのに、これでは立場が無くなってしまう。
 婦人部長一人を取るか、反旗を翻した手下どもを取るか、いま私は真田昌幸の心境にあるのだ。



 つまらない話はこれくらいにして、今日はキノコを採りに行ってきた。正確には毒キノコを撮りに行ったことになる。
 火力発電所の北側は海岸から1キロ近い幅でクロマツの砂防林が20キロほど続いている。中学の頃に同級生たちとチャリを駆って行ったことがあったが、アミタケ、ハツタケ、キンダケなどのイグチ類がカゴいっぱいになるほど採れた。その時以来である。



 今日は一攫千金を狙って、県立大学の南側のあたりの林に入ることにした。この辺りに行くと年上の女相手に凶行に及んだ高校2年の夏を思い出す。オッパイだけのつもりだったはずがキノコを狩られてしまいそうになり、松の落ち葉がチクチクする中を這う這うの体で逃げ帰った苦い思い出…
 あっ、また脇道にそれてしまった。





 結局、今日は10分くらい林の中を歩いてみたが、それらしいキノコを見つけることは出来なかった。あちこちに道路が出来たのでキノコの数よりも人の数が多くなったということだろう…(_ _;)…パタリ



 それにつけても、口の減らないババアと寝っころがって片手でトウモロコシを食っている女房に、毒キノコを少し採ってくれば良かったかな~そうそう、婦人部長にもヽ(´o`; オイオイ
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