片割れ月おもちゃ箱

エッセイ風お笑いブログです~

バトル

2014年05月26日 21時11分29秒 | エッセイ

最近なかなか記事の更新が出来なくて往生しております。

以前書いた記事ですみませんが暇をつぶしてくださいね(*^^*)ポッ

 

ネコ派とかイヌ派という言葉があるが、私自身がどちらなのか意識したことはない。

 

私が結婚前に飼っていたのは、大五郎という茶トラのオス猫である。やがて女房が嫁に来て一日中家に居ることになる。知らない女がある日を境に住み着くようになり、大五郎にとっては相当目障りな存在になったのだろう。そのうち大五郎が女房の持ってきたタンスに、わざとオシッコをかけるようになった。

 

「どうにかして!」と女房が言うので、私は「そのうちに慣れるから」と女房をなだめすかしていた。それでも聞かないときは軽くチューしてやると女房は今と違ってふにゃふにゃになり、すぐに言うことを聞いたものである。

 

私は日中勤めに出るので、女房と大五郎の折り合いが悪いことはいつも気に掛けていたが、ついに事件は起こった。大五郎の様子がおかしい。元気がないし女房に寄り付こうとしない。何か変だと思って、女房を問い詰めてみたところ、「またタンスにオシッコをかけて挑発するものだから、腹が立ってホウキで叩いてやった」と白状した。軽くとは言っていたが、おそらく大五郎の肋骨にはヒビの2,3本は入っていたのかもしれない。問われはしなかったが、私はどうやら新婚早々、猫と女房の二者択一を迫られてしまった。

 

いくら凶暴な女房とはいえ、まだ湯気が出る新婚である。女房のほうが大事に決まっている。それを察したのか、大五郎はそのまま家出をしてしまい、以来、二度と再びその姿を見ることはなかった。ネコは家に付くという。この家がよほど居心地の悪い場所になったのだろうが、今に至ると私も大五郎の何十倍も居心地が悪い場所となってしまった。

 

大五郎が出て行った数年後、車庫の周りに大五郎とよく似た体格の良い茶トラが時々出没するようになった。汚い身なりからして野良猫のようだが、車庫の中に置いてある鯉の餌がお目あてらしい。何者かが食べていることには気づいていたので、まさか猫が鯉の餌を食べるとは意外であった。それが女房でなくて、ひとまずホッとしたことを覚えている。

 

おそらく、その猫は大五郎が何処かのメス猫に産ませた子孫だと思い、すまない気持ちで餌をやろうとしていたのだが、人間を相当警戒しているらしく近寄っては来ない。餌を家の外に出して置くと、こそこそ近づいてきて、さっと咥えて逃げていく。まるで泥棒猫のようであるというか、正真正銘の泥棒猫である。

 

私が勝手に「親分」と名前を付け、半年ほど餌やりを続けているうちに車庫の辺りに住むようになったが、体に触れさせることや家に入ることは、とうとう一度もなかった。そしてまた、大五郎と同じように突然姿を見せなくなってしまった。「親分」のDNAには「この家に入ったらホウキで殴られる」という記憶がしっかり組み込まれていたのかも知れない。

 

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ペット事情

2014年05月12日 17時19分42秒 | ペット

 

今日は暑いくらいの一日であった。家路につく夕方の道路沿いの歩道は、ワンちゃんの散歩をする人たちで賑やかだ。飼い主と犬の歩調がぴったり合ったカップル?の姿はとても微笑ましい。二年前に虹の橋を渡ったミーナのことをつい思い出しては、わが家でも何かペットがいてもいいのかなと考えたりする。

 

今度は猫が良いかな・・・、待てよ、身近すぎてすっかり忘れていたが、家にはミドリガメが棲んでいるではないか。下の娘が小学校の時に連れてきてから今年で18年。冬のあいだは大人しく冬眠していたが、最近暑くなってきたので煩くてしょうがない。水槽を所狭しと活発に動き回るとはいっても30センチ×45センチの水槽では身動きが取りづらくなってきた。「ここから出してくれ~」と暴れているようにも見える。

 

「自然に帰すのが一番だから近所の沼にでも放してくれば」と時々悪魔が耳元でささやくことがある。小悪魔の言うことは少々聞いてプレゼントなどを買ってやる私だが、外来種が氾濫している事情を考えれば悪魔の言うことには耳を貸せないというものである。

 

庭の池に放す手もあるが、先住者との相性を考えるとどうなのだろう。結局、ペットショップに相談に行ったところ、「お客さん、カメ用の水槽など売ってませんよ。皆さん衣装ケースになさっているみたいです」ということで、先日ホームセンターから46センチ×95センチのケースとその他あれこれ買ってきて、引っ越しが終わったばかりである。亀は万年というからには果たしてもう何年同居することになるのだろうか。ゆくゆくは先祖代々のカメになっていたりして~(_ _;)…パタリ

P5120058

 

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花は咲く

2014年05月08日 21時18分53秒 | 日記

P5080011 

連休が明けてからはゆっくりスタート。4月から町内の会計を任せられてしまったので、最初の仕事は休み中に集まった町内会費を銀行に預けに行くことから始まった。元来、期日が迫らないと一生懸命やらないタイプとはいえ、連休中怠けたおかげで仕事が全然片付いてない。町内など構っていられない身なのに、私はいったいどこへ向かおうとしているのだろう。(_ _;)…パタリ

 

先週桜が散ったばかりだが、庭を見るとツツジが咲いている。スズランの白い花も咲き始めたようだ。どれもこれも父が手入れをしたものだが、誰に見てもらうつもりで咲いたのか、逞しい生命力の花たちに変わった様子は見られない。

 

 

寒い冬だったので大丈夫だろうかと気になっていた池のフナたちも、今年初めて餌を放り込んだところ、去年同様ピラニアのごとくかぶりついている。父がいなくなったほかは、いつもの年と変わらない今日この頃である。

 

以前娘からもらったフルートを練習して来年予定の結婚式で共演するつもりだが、果たしてどうなることやら(笑)
 

P6160109_2 5月中の完成という条件で契約したお墓の進捗状況を業者の担当者に電話で確認してみた。6日に見に行っときは基礎工事の着手すらしていないので気になったからだ。「来週あたりから基礎工事に入ってっっっ、次の週あたりから外柵を築いてっっっ、その次の週には徐々に進めていく予定ですーっっっ」と言うしどろもどろの答えが返ってきた。連休前に文字彫りの確認に来ると言っていたのに待てど暮らせど来なかったし、少したるんでいるようだ。

 

お墓の営業のわりに、あの担当者はぶくぶく太っていつも満面の笑顔なことが以前から気にいらなかった。なめられては困ると思い「どうなってるんだ君――っ!!!」と、ちょっと脅かしてやったら、「申し訳ありません、明日の午前中に文字彫りの確認にいきますーーーっ」。よもや忘れていたわけでもあるまいが、奴も私と同じで追い込まれなければやらない口なのだろうか。o( _ _ )o~† パタッ

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五月五日はお祭りに招待されて行ってきたじょ(*^^*)ポッ

 

 

 

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三文字熟女

2014年05月04日 17時59分15秒 | エッセイ

前回の「残る桜も散る桜」からの続編です~(*゜.゜)ゞポリポリ

女たちは馴染みの客のようだ。完全アウエーとなれば、この先寅さんモードで行こうか寡黙な不器用で行こうかと一瞬考えるも、残念ながら健さんモードは最初から持ち合わせていないことに気づく。

 

「看板の店の名が四文字熟語のようだったが何と読むのかな?」とカウンターに戻ったマスターに声をかける。「飲んで唄って酔って歌う」の漢字四文字を並べただけで特に意味もないという答えがかえってきた。「初めての店に一人で入る客も珍しいな」と言う。「こんな場末じゃ客も来ないだろうからカラオケのワンマンショーをやるつもりで入った」とも言えずにウイスキーの水割りを口にした。女たちは「あら、初めてなんだって」とか「店の名前が珍しかったんだって」とか言って、私に興味があるのか小声で話をなぞっている。

 

歌いたくて仕方がないが、いきなりカラオケを入れてもらうのも気まずいと思っているところで一人の女性がカラオケで歌い始めた。他の女たちからママと呼ばれている。「桃色吐息」を歌っていたが、歌い慣れているのだろう、張りのある声でかなり上手い。歌い終わって拍手をしていたら「ありがとう」と声をかけてきた。「ママと呼ばれているみたいだが、この店のママなのか?」と聞いてみたところ、この店のママではないが以前川反でスナックをやっていたということだ。そういえば他の二人よりは派手な格好に見えるし男の扱いが上手い。

 

そろそろ私も一曲目を歌おうかと思っているところで、女たちが次々に歌う。どれもこれも素人レベルだが、高いほうのレベルである。そうこうしていると今度はマスターがマイクを握った。歌い始めると素人にしては相当上手い。高音の伸びがきれいでプロ並みの歌唱である。最初は気にも留めていなかった壁のポスターにふと目をやると、マスターに似た顔の演歌歌手のポスターが貼られてある。実物の方がずっと若く見えて男前だが、間違いなく店のマスターの顔だ。売れてないとはいえ、CDを出しているとなると正真正銘のプロ歌手ではないか。プロの歌を聞いた後では歌いたくても歌えなくなってくるというものだ。

 

マスターが歌い終わると、「ご一緒しない」とママと呼ばれていた女性が話しかけてきた。年は食っても女性は可愛いもの。女好きは二つ返事で同じボックスに移った。女性たちが水割りを作ってくれるのは嬉しいが、「おさわりは無しよ」と言いながら密着してくる。両サイドを固められてしまっては身動きも取れなくなるというものだ。結局マスターのワンマンショーを何曲も聴いて、私の出る幕はとうとう上がらず仕舞い。

 

オバタリアンたちとは「男と女が星の数ほどいる世の中で、こうして同じ店の同じボックスで出会ったのも何かの縁、楽しく飲んで遊ぼうじゃないか」と寅さんトークで楽しく盛り上がったが、肝心の「歌」が抜けていては三文字熟語じゃなかろうか。売れないCDを無理矢理買わせられた他にホストもどきまでやって、挙句の果ては彼女たちの勘定も合わせて1万5千円を払う羽目に。こうなると知っていたなら、寄り道せずに若い子が待つ川反へ素直に行けばよかった。(_ _;)…パタリ

 

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残る桜も散る桜

2014年05月02日 21時44分44秒 | エッセイ

P4300014 ←昼間の川反通り

 

  あれほど待ち望んだ桜もほとんど散ってしまい、今日あたりは葉桜といったところである。

 

 さて、先日の支部総会の二次会は何処に行ったか書かなかった。そんなくだらない話は知りたくもないと言われればそれまでだが、取るに足らないことや下らないことを書くことがコンセプトのブログゆえ少し書かせてもらうことにする。

5時半からの懇親会が8時に終わり、いよいよスタンバイ。といっても支部の会合となるとナマハゲ2号がいないので、いつもと少々勝手が違う。おっと、ナマハゲ2号を知らない人のため彼のことを少し紹介しておこう。お互い会の理事を勤めていた時のこと。タヌキの飲み屋くらいしか知らない山奥の村から出てきた彼は、理事会の懇親会が終わると馴染みの店もないので行く当てもない。私に付いて来ては川反の女狐たち相手に大いに盛り上がり、それ以来、彼は川反が病み付きになっているという訳だ。

 

 

話を元に戻す。支部では気の合った3人でタクシーに乗り辺鄙な会場から5キロほど離れた川反方面へ向かうものの、A氏が自分の行きつけの店に行きたいという。たしか、去年も彼と一緒にその店に入ったが、チャラチャラした小娘が肌をあらわにして両サイドに付く。屈強な黒服の男が商品に手を触れようものなら羽交い絞めにしようと目を光らせていて、まったくもって落ち着いて飲めたものではない。おまけにカラオケもないとなると退屈すぎて間が持てない。挙句の果て、お一人様の会計が1万5千円とくれば行きたくなくなるのは当然ではないか。

P4300016←川反の裏は文字通り川反

4丁目橋から五丁目橋方向どすえ

 会場から2キロほど進んだ山王辺りで飲み屋の看板が目に入った。「カラオケ」という文字が見える。川反方向から来れば街はずれのしょうもないスナック。「よし!あれだ!!」。今は喪中につき由紀子ちゃんに会うのも我慢し、私は車中の彼らにアディオスと別れを告げて一人だけタクシーを降りた。たまには冒険も悪くはない。店のドアを開けると、中では男一人と女三人が同じボックスに座っていた。男は60代半ば、女たちもそれくらいのオバタリアンに見えた。

 

私が入るなり、一度入ってきた客を逃がすまいと男が隣のボックスに私を素早く案内する。どうやらこの男がマスターで、女たちは客らしい。マスターが、「はじめまして、ですよね」と言いながらタコの酢の物のお通しを運んできた。女たちは三人そろって私を凝視している。

 

この続きは勿体ないので読者の反応を見てからにいたします~(*^^*)チュッ♪

 

 

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