J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

草の根運動26

2013-01-01 07:54:30 | 草の根運動

A HAPPY NEW SPORTS YEAR !

 また新しい年が来ました。この2013年が、岡山サッカー界、スポーツ界にとって、明るい1年になる事を祈念しております。
 毎年ずっと目標として「草の根」をテーマとして掲げておりますが、岡山のスポーツ界は今年も大きな変化があるでしょう。まずはJ2岡山の岡東サッカー場。いよいよこの春ベールを脱ぎます。果たして、岡山のサッカー界全体にとっていい作用をもたらすか、それとも・・・ あと、J2リーグではG大阪と神戸がやってきますね。特に神戸は、川鉄というくくりでは因縁の「兄弟」対決になります。ますます、J2プレーオフまでの壁は厚くなるので、J1昇格するためには根本的なところを変えるくらいでないといけないと、個人的に思っています。「2012年が一番良かったねぇ」と言われないよう奮起して欲しいです。
 そして、今年のなでしこリーグは、岡山ダービーに彩られます。湯郷ベルとFC高梁(名前が変わるという噂も)。2回のダービーと2回のINAC戦、本当に賑やかになります。しかもどちらも県北のチーム。楽しみですね。
 
 あと、去年くらいから、Jリーグの組織問題が語られるようになってきました。J3もしくはJチャレンジリーグ構想はいいと思いますが、J1のプレミア化は絶対に反対です。もうJリーグバブルを生み出してはいけません。日本らしくやっていきましょう。
 今年も、県外の目を意識した記事作りを心掛けたいと思います。最近、「Jクラブの付加価値」を口にしています。今回、どこがどうという訳でなく、一般的なJクラブの理想像を当ブログ的に提案してみたいと思います。以下がその内容です。

【Jクラブの付加価値】
<ハード面>
1)サッカー専用スタジアム
 →傍士理事を中心にJリーグで推進しています。これから、G大阪や北九州、長野、京都にできていきます。
2)専用練習場
 →岡山にも今春完成しますが、専用ではありません。あとは使い方でしょうか。地域と上手くやっていってほしいです。

3)アカデミー
 →J1では柏、広島と育成型クラブが強くなっています。特にJ1柏の吉田ダイレクターは最近よくあちこちに登場しますね。
4)後援会等支援組織(チェック機能)
 →立派なクラブほど、後援会や持ち株会・スポンサー会があり、諮問組織的にクラブに対してチェック機能を働かせています。三位一体の支援という意味もあり、一番理想的なところはJ1仙台ではないでしょうか。まだないところは早く後援会を作るべきです。
5)選手会活動 
 →前の調査(リンク参照)でJ1J2を通して何も実施していないクラブは3つ。選手による貢献活動で、クラブが派遣すれば費用がかかる事も、選手会で順番に派遣すればできるのではないかと、素人ながら考えます。イメージアップも図られ、効果が出るのではないでしょうか。
<ソフト面>
1)情報公開(役員名簿や出資社などの経営面)
 →経営面の情報公開は、企業活動として当たり前の事です。それにより信用度が計られるというもの。どんな経営形態かわからないところに、スポンサードが広がっていくでしょうか。
2)スタジアムイベント
 →J1川崎が有名ですね。レベルが違います。やらない事が一番いけないし、売上至上主義でもいけないと思います。地域・社会貢献にもつながってきて初めて、来場客は「いい事やってるね」と認識してお金を支払うのではないでしょうか。

3)広報誌
 →最近では、J1仙台の「カントリーロード」がいいと思います。しっかりした後援会があるからこそでしょう。
    

4)
協賛店制度
 →J2で実施していないクラブがあと2つくらい。これが一番不思議なテーマです。
5)地域の後援会組織
 
→当ブログではこれこそが本当の地域密着だと思っています。いくらホームスタジアム周辺だけが盛り上がっても地域に根は張れません。特に県民クラブを目指すなら。

6)サポーターカンファレンス 
 →J1J2を含めて、ほとんどのクラブで実施しています。しかもそのほとんどがクラブ主催です。クラブはファン・サポーターの意見交換の場を設けるのが義務かもしれません。意見具申が怖ければ、事前質問制にすればいいだけの事。
<ハート面>
1)Jリーグ百年構想
 一番の例は異競技連携です。岡山県の東西南北の隣県はすべて何かしら実施しています。これは行政の腕力も問われると思います。県の意見募集にも書きましたが、まずは異競技交流ができる「スポーツの祭典」の開催からでしょうか。

2)東日本復興支援
 
→先日のクリスマスのチャリティーマッチでもわかるとおり、日本協会やJリーグでは当たり前の継続事業です。独自の事業としてできているかどうかで、Jリーグクラブとしての「格」の差が出てくるのではないかと思っています。
3)選手による社会貢献活動
 →選手を街に出したがらないところが見受けられますが、Jリーグ規約87条に義務として書かれてあります。特に学校訪問ですね。出前教室はどこでもどのスポーツでもやっている事。コーチが行けば良しというものではないと思います。選手が教壇に立って夢を語り合ったり、食育として一緒に給食を食べる事こそがJリーガーとしての本当の活動だと思います。教員免許は要らないと思います。選手の社会的成長のために、背中を押すべきかと。
      

4)ファン・サポーターとの交流イベント
 →ファン感謝デーやキックオフイベントが該当します。岡山ではファン感が中止になって残念でした。来年に期待しています。キックオフイベントについては、以前の記事にあるとおり、他のJ2全クラブが一般向けに実施しています。岡山では昨年2月に「キックオフ交流会」として初めて実施されていますが、今年の発表が待ち遠しいですね。個人的には、財界とは別にクラブ主催でやって欲しいと思っています。
全体:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110926
J2鳥取:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121021
J2湘南:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120123
J1仙台:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111230
J2松本:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111030
J1柏:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111126     

 今年も頑張って、情報共有の意味で当ブログでできる事をやっていきたいと思います。更にネットワークを広げて、当ブログを読んで情報を知ってもらい、多くの人と交流を進め、岡山のサッカー、スポーツについて考える一助になれればと思っています。今年も「J OKAYAMA」ブログをよろしくお願い申し上げます。

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