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日本代表のこと・・・370

2017-06-18 00:18:42 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 先日の日本代表のアウェーイラク戦ですが、予想どおり死闘になりました。1-1のドローという結果は、日本にとってどうだったのか、あれからいろいろ考えています。マスコミ報道もいろいろ読みました。読めば読むほど深刻な状況に陥っている事がよくわかりました。元々初戦のUAE戦で負けて、ジンクス等でかなり難しい状況に追い込まれたはずが、その後の勝利でいいところまで浮上しました。その時の当ブログの個人的な予想は、フランスW杯予選と同じ内容でした。まぁあくまであの時の予想なので、最近ではいけるだろと楽観視していましたが、イラク戦後にまた同じ予想を意識してきました。
 まずは、15日の山陽新聞朝刊の記事から観てみましょう。以下、抜粋して紹介。
   
【「ガス欠」内容に課題:山陽新聞】
 日本は先制しながら後半に追い付かれる「ガス欠」の内容に課題が残る。多くの怪我人を出した調整面の反省も気になる。大一番に持っていくまでどうだったのか検証が必要。技術委員会で議論する意向と西野技術委員長がコメント。
 右ひざをを痛めた酒井宏選手はシーズンの疲れを残して試合に臨んだが、思うように体が動かないまま、無理に球際で戦ってけがをした疑いが発生。原口選手、右足のけいれんでもフル出場した久保選手も疲労の影響の懸念。
 欧州組は5月28日から国内合宿、休養が必要な期間の追い込みは、当初から調整ミスにつながると指摘。関係者の話では合宿中に選手側の代表から「このままではもたない」とハリル監督に訴えたとか。酷暑の現地テヘラン入り後も負荷の高い練習が続いたが、肝心の戦術面は未成熟。本田選手は「若い選手は監督のサッカーを上手く理解できず、発揮できるのは能力の半分のみ」と指摘。欧州組は各国リーグの開幕直後に大一番を迎えるだけに、調整のさじ加減が更に重要と締めくくっています。

 そうですか、調整ミスもあったようですね。調整ミスというのはいつか見た光景です。古くはジーコジャパンのドイツW杯本戦。最近ではザックジャパンのブラジルW杯の本戦で、「ドイツと同じ」という遠藤選手のコメントを思い出しました。このコンディショニングの調整ミスは何とかならないものでしょうか。フィジカル担当は、日本人スタッフなのかハリル監督配下の外国人スタッフなのか。日本人だったら日本サッカー界の根本的な欠陥課題になるのではないでしょうか。あとは目に留めたマスコミ報道を、まとめて抜粋して紹介します。
   
【イラク戦に臨むハリル監督は、次の3つの悩みに直面】
①:選手のコンディション
 海外組はリーグ戦を終えたばかりで、試合から遠ざかっている状況。コンディションのバラつきは避けられず、海外組だけでなく国内組の中にも、疲労感を隠せない選手がおり、本田選手が予想以上に仕上がっていたのは、指揮官にとって嬉しい誤算。
②:スタジアム
 UAEに続いて、イラクも小さなスタジアムを選択。小規模なスタジアムで圧力を掛けられると想定していたが、結果的にはアウェー感は薄い結果。しかし、ピッチコンディションは悪く、日本らしいサッカーができない状況。
③:ケガ人
 けがの影響があった今野選手に加えて、4-3-3で今野とともに中盤を構成する香川、山口両選手が、シリア戦で負傷。UAE戦で成功した4-3-3を、イラク戦では使いにくい状態で4-2-3-1を選択。 試合時も井手口、酒井博両選手が足を負傷し、交代カードで3つのうち2つを、負傷者対応という結果。当初の目論見は、FWを入れるはずだったのに。そもそも決定機が少なく、勝てない状況。
【あらためて浮き彫りになった選手層の薄さと指揮官の不安定な采配】
①:選手層の薄さ
 日本サッカー界全体の問題でもあるので、ハリル監督だけに責任を押し付けることはできないが、W杯本大会、あるいは最終予選の確実な突破から逆算した場合、日本代表監督のチーム作りとしては及第点に至らず。イラク戦の先発ボランチ2人が象徴。 長谷部、山口両選手の固定ボランチの弊害が一気に露呈。ハリル監督に本大会や最終予選から逆算ができるほどの余裕がなかったという結論。
②:不安定な采配
 不確定要素を残したシリア戦でのベンチワーク同様に、イラク戦でも露呈。基本布陣に4-2-3-1を採用したが、なぜシリア戦後半の開始数分で4-3-3に基本のフォーメーションを戻したのか。負傷交代などのトラブル要素を加味しても、シリア戦とイラク戦の関連性において、その采配には疑問。
ハリル、謎の奇策連発で自滅。シリア戦の“テスト”は全く生かされず。
【謎の奇策連発で自滅。シリア戦のテストは全く生かされず】
 香川、山口両ボランチの欠場のためにイラク戦で大胆な布陣変更。中盤インサイドハーフと思われていた本田選手は一度失った右ウィング。原口選手のトップ下や久保選手の左サイド起用も今までに無い形。特に久保選手は長友選手と初めてコンビだったが、低調なベテランSBと連携が合わず窮屈そうにプレー。守備でも長友のカバーに奔走し、相当な距離を走らされた挙句、終盤に足を痛めて満足に動けなくなって攻撃にエネルギーを割けず。
 トップ下の原口選手は執拗に狙われ、後半途中の早い段階で交代したが、そのあと酷暑の影響が出てくることが考えられる中で、まだ走れる原口を下げた采配には疑問。結局交代枠を使い切った後も足を痛めた久保選手を残さざるを得ない状況。
 破たんには至らなかったが、若いボランチコンビは過去に無いシステムで、W杯最終予選のアウェー戦としては、余りにもリスクの大きすぎる決断。ハリル監督はこれまでの積み上げを自ら捨て、シリア戦のテストを無駄に。先制しながら追いつかれて引き分けたのは、監督の采配による自滅とも言える結果。
【今後】
 わずか1ポイントの中に3チームがひしめき、得失点差は日本が+9点、サウジアラビアが+7点、オーストラリアが+6点という状況。勝ち点で並んだ場合の優先条件は、①総得失点差、②総得点、③当該チーム間の対戦成績(勝ち点)、④当該チーム間の得失点差、⑤当該チーム間の総得点、⑥2チームが並んだ場合のみ当該チーム間のアウェーゴール数、⑦中立地での再試合で決定。
 今後ポイントになってくるのが今後の対戦相手。残り2試合で上位2チームとの直接対決が続く日本は、残り2試合のうち1勝すれば予選突破が決まる状況だが、「予選突破に王手」というポジティブではない状況で、プレーオフ行きとなる3位の可能性も大。
 次戦相手のオーストラリアはこのグループで唯一ここまで無敗キープで、過去のW杯予選での対戦成績は3分け1敗と相性が最悪。しかも、オーストラリアは最終戦が最下位タイとのホームゲームなので、日本と引き分けでも勝ち点3を積み上げる可能性は大。
 逆に日本は引き分け以下だと大きな危機。最終のサウジ戦はアウェーで、9月という酷暑の時期でイラク戦以上に激戦は必至。仮にオーストラリア戦が引き分けで、サウジアラビアがアウェーUAE戦に勝つと、勝ち点で上回った状況で日本戦を迎えることに。精神的に追い詰められた日本が勝てる確率は決して高くないと見るのが妥当。
 現時点で日本の3位以上は確定しているためにW杯落選はまだ無く、3位になった場合でもプレーオフが残っている状況。プレーオフではアジア最終予選グループAの3位とホーム&アウェーで対戦し、勝っても、北中米カリブ地区4位とホーム&アウェーで行なわれる「大陸間プレーオフ」に勝つ事が必要。グループ3位になった場合は、ウズベキスタンあるいは韓国。その先にはパナマやホンジュラスといった未知なる相手との対戦を予想。つまり、残り2試合+4試合で、8月31日のオーストラリア戦で決着をつけられなければ、長く険しい旅が続くことになりかねないと締めくくっています。
サッカーキング該当記事:https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20170615/600558.html
週プレNEWS該当記事:http://wpb.shueisha.co.jp/2017/06/16/86572/
フットボールチャンネル該当記事:https://www.footballchannel.jp/2017/06/14/post216861/

 なかなかしんどい状況ですね。ここでは采配ミスとして指摘されています。試していなかったシステム、選手をぶっつけ本番で使うという、いわば「賭け」でしたが、賭けに負けた格好です。あと、気になるのがハリル監督と選手間の不協和音。チラチラ見えます。合宿中の訴えなど、特に本田選手との隙間風がにじみ出ています。いろいろまずいネタが出てきていますが、時期的にちょっと遅い。今さら監督を変えられず、ハリル監督と心中する覚悟で行っています。という事は本戦に出ても、ザックジャパンの二の舞かもしれません。進歩しませんね。今後の2試合に注目が映りますが、当ブログなりにちょっとシュミレーションしてみましょう。

8/29:UAE対サウジ:      サウジの勝ち → 第1戦はサウジが3-0で勝利。

8/31:日本対オーストラリア: 日本の勝ち → 文句無しに日本のW杯出場決定
                    : 日本が引き分け → サウジ:勝ち点19、日本:勝ち点18、オーストラリア:勝ち点:17
9/ 5:サウジ対日本:      日本が勝ち → 勝ち点21でW杯出場決定(ただ、9月の中東アウェーでの勝利は厳しい状況)
                     日本が引き分け → 日本:勝ち点19、サウジ:勝ち点20
      オーストラリア対タイ : オーストラリアの勝ち → オーストラリア:勝ち点20
                     (タイは最下位) 
 という内容で、オーストラリア戦に勝利と並んで、可能性が高い日本が2試合とも引き分けの場合、日本は3位に終わる事になります。まずいです。やはり、ホーム戦のオーストラリア戦に勝つ以外に道はありません。もし、引き分けに終わってしまったらプレーオフになるかもしれません。あと、安心材料としてはサウジがUAEと引き分けに終わる事。でも他力本願ではいけません。
 元岡山の岩政選手がサッカーダイジェストで「岩政大樹の視点」というコラムを書かれていますが、その中でイラク戦について触れています。選手としての目線で面白かったです。
サッカーダイジェスト「岩政大樹の視点」該当記事:http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=26618

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