リスペクト(事例紹介)コラムです。
昨日また大きなニュースが流れました。'19年ラグビーW杯の組み合わせ抽選会が行われ、日本を含めて1次リーグの組み合わせが決まりました。さすが山陽新聞さん、今朝の朝刊で「日本悲願8強視界」というタイトルで、大きく掲載されていました。以下、抜粋して紹介。
抽選会の結果、日本は以下のとおり、グループA組(世界ランク)に入りました。
A組: ・アイルランド(4位) ・スコットランド(5位) ・日本(11位) ・欧州予選 ・欧州・オセアニアプレーオフ
B組: ・ニュージーランド(1位) ・南アフリカ(7位) ・イタリア(15位) ・アフリカ予選 ・最終予選
C組: ・イングランド(2位) ・フランス(6位) ・アルゼンチン(9位) ・米大陸予選① ・オセアニア予選②
D組: ・オーストラリア(3位) ・ウェールズ(8位) ・ジョージア(12位) ・オセアニア予選① ・米大陸予選②
日本は前回敗れたスコットランド(1勝10敗)と2大会連続の対戦。アイルランド(7戦全敗)とは6月に国内で親善試合の予定。地元開催でベスト8入りを狙う日本は組み合わせに恵まれた相手であり、身体能力を前面に出す南半球のチームに比べたら、同組の2チームは戦い方が予測できてくみしやい相手。日本が現実的に狙うのは、スコットランドを上回ってのA組2位。
残る2チームにも恵まれた状況。欧州予選はルーマニア等が予想されるが、地力では日本が上。欧州・オセアニアプレーオフはトンガ等を予想。優勝候補は最多3冠で2連覇中のニュージーランド。南アフリカは成績が下降気味で今後の復調が鍵。前日本代表HCのジョーンズ監督率いるイングランドが吐いたC組は「死の組」。準優勝3度のフランス、前回4強のアルゼンチンと同組。今後本番までの流れは以下のとおり。
・'17年夏~: W杯日本大会組織委員会による公認キャンプ地候補選定
・ 〃 秋~: 試合日程、開催会場決定。公認キャンプ地が順次決定
・ 〃 冬~: チケット販売開始
・'18年11月: 出場全20チーム決定
・'19年9月20日: 開幕
という内容でした。組み合わせですが、日韓W杯を思い出しました。あの時も恵まれたカードで、決勝トーナメントに進出できました。公正な抽選でしょうが、開催国に対して何かあるのかなと思ってみたり。前回のW杯でスコットランドには負けていますね。気になるのが、今までの開催国の成績。まさか、開催国全チームが決勝トーナメント進出だったりして。そうなれば、日本へのプレッシャーがハンパなくなりますね。こうして見ると、他のアジアの国が見当たりません。ラグビーではまだまだアジア全体が後進なのかな。アジア代表としても頑張らないといけませんね。
正直、今回のW杯は期待が薄いです。前回はジョーンズHCのもと、強い国にちょこちょこ勝っていましたが、今の体制になっていい勝ち試合というのを見た事がありません。サンウルブズも同様。ただ、試合をこなしているだけという印象。そう思えば、ジョーンズHCはカリスマ性がありましたね。何かやってくれるんではないかというわくわく感がありました。ジョーンズHCが退任した時に、またすぐに復帰してくれればいいと書いていますが、もう本番まで日が無くなりました。まあ、本番もやってみないといけませんが、今のところは期待薄ですね。
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