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日本代表のこと・・・366

2017-05-27 00:59:03 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 昨日、日本代表が発表されました。また、いつものように海外組ばかり、本田や長友など最近批判が多い選手も名前があるんだろなと思いながら、記事を読んでビックリ。かなり入れ替えた顔ぶれになっていました。そして! 某黄色いチームから何と、航輔選手が選出されているではないですか。やってやれ酒井から、時々エキセントリック工藤(現広島)やTJ(現神戸)が選ばれた事はありましたが、一時的なものでした。今回の航輔選手もどこまでの話かはわかりませんが、初選出(GK合宿は除く)おめでとうございます。今回は加藤選手などサプライズな顔もあって、話題性があったので、記事にする事にしました。まずはスポニチの記事を抜粋して紹介。
   
【ハリル監督“肉弾戦仕様”1対1の強さ重視!大胆新顔4人選出:スポニチ】
 日本協会は、6月7日の親善試合シリア戦、13日のW杯アジア最終予選アウェーイラク戦に臨む日本代表25人を発表。ハリル監督は常連組の西川、森重、清武らを外し、加藤ら4人を初招集。劣悪なピッチでの“肉弾戦”を見据えて対人に強い選手を積極招集。
 ハリル監督は「これはサプライズではなく、現在のパフォーマンスを基準に選んだだけ。これが(代表選考の)本来の姿」とコメント。就任以降初めて、西川、森重を招集せず、清武もケガ以外では初の選外。潜在能力の高さを買っている宇佐美の選出も見送り。代わって中村、宇賀神、三浦、加藤を初招集。
 イラク戦のスタジアムはでこぼこのピッチが予想されるため、。パス中心の組み立ては難しいので、相手の長所を消しにいく戦術。ボールをアグレッシブに奪える選手を選んだと説明。選考基準は足元の技術よりもデュエル(1対1)を重視。3月のアウェーUAE戦で相手の長所を消す戦術が奏功して快勝した経緯もあり、今回のイラク戦では“肉弾戦”に勝機を見いだすとか。8人の入れ替えは過去最多で、ハリルジャパンになってからでは国内組が中心の'15年アジア杯前後を除くと、これまでは6人が最多(2回)。
スポニチ該当記事:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/05/26/kiji/20170525s00002014547000c.html
ハリル監督記者会見:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201705240004-spnavi

 それでは、今回初召集の4選手を順番に紹介していきましょう。航輔選手から順番に。

【中村航輔選手(J1柏)】http://www.reysol.co.jp/team/players/2017/23.php
 '02年日韓W杯でオリバー・カーン選手の活躍を見てGKを始め、9歳の時からJ1柏のアカデミーに所属。'13年にトップチームへ昇格。'15年にJ2福岡にレンタル移籍。この年にシュートセーブ率№1を記録し、福岡のJ1復帰に大きく貢献。'16年に期間満了でJ1柏に復帰。開幕からレギュラー出場し、Jリーグ優秀選手賞を受賞。
 代表歴としては、中学時代から各世代の年代別日本代表に選出され、'12年には飛び級でU-19日本代表の正GKに。'16年のリオ五輪では本大会第2戦からスタメンに定着して出場。この年、日本代表史上初めて実施されたGK代表候補合宿に参加。シュートストップが自分の特徴と口にする自ら口にする。(GOAL特集記事
           
【加藤恒平選手(ブルガリア)】
 ジェフ千葉ジュニアユース舞浜、ジェフユナイテッド千葉U-18に所属後、立命館大に入学。'10年、'11年にアルゼンチンに渡航してプロ契約を目指すが至らずに帰国。'12年にJ2町田ゼルビアに入団したが、JFLへの降格に伴って退団。'13年にモンテネグロ1部のルダル・プリェヴリャ、'15年にポーランド1部のTSポドベスキジェ・ビェルスコ=ビャワ、'16年にブルガリア1部のPFCベロエ・スタラ・ザゴラに所属。(GOAL特集記事

宇賀神友弥選手:J1浦和】
 中学・高校年代ではジュニアユース・ユースとJ1浦和の下部組織に所属。トップ昇格を果たせずに流通経済大に進学。 '09年に特別指定選手として浦和にJ1浦和のトップチームに登録。'10年に正式にJ1浦和に入団。'16年に日本代表サポートメンバーに選出。この年のルヴァン杯準々決勝神戸戦で初の主将に。(GOAL特集記事
     
三浦弦太選手:J1・G大阪
 中学2年時には愛知県トレセンに選出。'13年にJ1清水に入団。'14年にJ3のJリーグU-22選抜チームに登録。'17年にG大阪に完全移籍。(GOAL特集記事

 ハリル監督の記者会見の選手評の中に、今回の4選手についても率直な感想を述べています。よく観ていたんだなぁとよくわかりました。以下、抜粋して紹介。

【ハリル監督の4選手評】
中村選手
「5番目くらいの選手だったが合宿に呼んだ。ここ最近、素晴らしいクオリティーを見せてくれている。所属チームは2位につけているが、彼のプレーによるところも大きいのではないか」
加藤選手
「ほぼ1年かけて追跡してきた。ボールを奪う人という役割。しっかり組み立てることもできる。次のプレーの予測とアグレッシブさのレベルが高い選手。ボールを奪うという役割で、しっかり組み立てもできる」
宇賀神選手
「長い間ずっと追跡していた選手。4バックの左として考えており、右もできると思う、右利きだが、3バックの際は右センターバックもやっていた。今回呼んでトライしてもらう。29歳、すごく若いというわけでもないが、経験がある」
三浦選手
「ここ2、3カ月、特に注意して見ていた。特にフィジカル面でいいプレーを見せている。デュエルの空中戦、地上戦も強いし、後ろからの組み立てもかしこさを見せる」

 4選手、特に航輔選手には頑張ってもらいたいですね。アジア最終予選の後半での選出というのは、本戦への大きなチャンスです。あと、J1柏は現在2位で、明日の試合に勝てば暫定首位に上がります。このチームの勢いというのも追い風になってるんでしょうね。前に日立台にハリル監督が視察に来ていた時がありましたが、相手チームかと思っていたら、航輔選手もチェックしていたのですね。航輔選手といえば、桜田順子のチャント。これはどうでもいい話でした。
 あと、リオ五輪では第1戦まではレギュラーGKは、現在J2岡山にいる櫛引選手でしたが、第2戦から立場が逆転しました。普段の試合経験が評価されたのです。試合経験を得るために岡山に来たはずなのに、また最近ベンチ組になっています。ひょっとしたら、今回の第3GKとしては櫛引選手だったかもしれないのに運命というのは面白いものです。櫛引選手ももっと試合に出て頑張って欲しいですね。
 そして、今回エイバルの乾選手も2年ぶりに選出されました。DAZNでバルサ戦の2ゴールを観ましたが、素晴らしいゴールでした。ハリル監督も高い評価での選出のようです。今回も本田選手の選出について、ネガティブな報道がありますが、ミランを退団して次の所属チームで活躍すれば、またいいと思いますが、微妙な年齢になってきましたね。長友選手もインテルサポーターからいろいろ評されているし。若い新勢力でブラジルW杯組を追い出すくらいの活躍をぜひ期待しております。

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