「RPG」という言葉の意味は、非常に曖昧です。いろんな形のゲームがRPGに分類されていて、ある人から見れば、「これはRPGじゃない」と思えるものでも、別の人には、「これこそRPGだ」と思える事もあります。だからRPGの議論はできません・・・で済ますわけにはいかないので、ここでは、僕のRPGを定義させてもらいます。
wikipediaでは、
参加者が各自に割り当てられたキャラクター(プレイヤーキャラクター)を操作し、一般にはお互いに協力しあい、架空の状況下にて与えられる試練(冒険、難題、探索、戦闘など)を乗り越えて目的の達成を目指すゲームの一種。
となっています。これでもいいような気がしますが、「お互いに協力して」という所は、なんか複数の人でやるのが前提になってるように聞こえるので、そこは省きたいです。そして、試練ですが、冒険、難題、探索ももちろん良いんですが、やっぱり「戦闘」をメインにするべきですね。というわけで、RPGの定義は、
・参加者が割り当てられたキャラクターを操作し、架空の状況下にて与えられる試練(主に戦闘、または冒険、難題、探索など)を乗り越えて、目的の達成を目指すゲームの一種。
とします。
僕にとってのRPGを具体的に言うと、それは「ウィザードリィ」型のものを指します。ダンジョンを探検し、敵と遭遇したら戦闘。その戦闘は、一般的に複数vs複数で行う。各自攻め役、サポート役など、役割分担をして、チームワークを生かす。戦闘はターン制で、一回のターンに、敵味方一回ずつ行動する。僕は実は、ウィザードリィはほとんどやったことないんですが、それを踏襲した「ドラゴンクエスト」は、さんざんやりました。全シリーズやりました。ドラクエこそが、僕にとってのRPGそのものであるわけです。
そうじゃないRPGで、「テーブルトークRPG」というのがあるそうですが、僕は全く知りません。ごめんなさい。僕が言うRPGは、これから派生したそうで、テーブルトークRPGは、コンピューターゲームのものより格段に自由度が高いそうです。非常に申し訳ありませんが、テーブルトークの方は語りようがないので、省かせてもらいます。ここでは、コンピューターゲームのRPGの話をします。
ドラクエがRPGであると言いましたが、RPGの中で、最高の売り上げを上げているのは、実は「ポケモン」です。ポケモンは、ゲームとしてはすばらしいと思いますが、どうもRPGとしては、しっくりこない所があります。RPGは、キャラクターを操作し、目的を達成すると言いましたが、ポケモンでは、戦闘はモンスターが行います。「自分」は、そのモンスターに指示を与えるトレーナーです。「自分」が戦うわけではない、という所が、しっくりきません。そして、その戦闘システムも、かなり運に左右されます。伝説のポケモン(強いポケモン)などを混ぜ、技や能力、性格などを全て考慮した、完璧なパーティを作っても、一撃必殺を運悪く当てられたら、負けてしまいます。それに自分が戦っているわけではい面が重なり、モンスターに悪態をついてしまうことがよくあるわけです。
そんなわけで、ポケモンシリーズ、ドラクエモンスターズシリーズなどは、RPGと呼んでいいかすごく微妙ですね。まあ、これらに関しては、「集める楽しさ」というものが、大きな要素であると思います。でも、この「集める」というのは、RPGの定義には当てはまらないので、そんな所からも、非RPGという感覚を覚えてしまうわけですよ。でも、別に否定するわけではないですよ。同じ「集める」楽しさがメインの、でかいモンスターを永遠斬り続けるダルいゲームが売れてるわけですから。(主観です)
ところで、僕は海外のコンピューターゲーム、いわゆる「洋ゲー」というものをやったことがありませんでした。そんな中、「オブリビオン(Oblivion)をやったことない奴はRPG語るな」という言葉が海外にある、という話を聞きました。なんでも、日本でのFF並に売れているとか。そんなこというならやってやろうと思って買いましたよ。PS3版「The Elder Scrolls IV OBLIVION」。声はすべて英語でしたが、字幕があったし、英語は割と得意なので、その面では抵抗ありませんでした。
噂通り、グラフィックはすごいですね。フィールドも広いですし、音もいい。そして自由度が半端ではないです。メインのストーリーを進めるのも、サブクエストだけするのも、すべて自由です。確かに、夢のような冒険ができるでしょう。しかし、ある一点、とても大切な所が 最悪 なため、とてもじゃないですけど、「RPGの最高峰」なんて評価は下せません。
その最悪な点とは、「戦闘」です。このゲームの戦闘システムは、「ウィザードリィ」型の、各ターンにコマンド入力するものではなく、自由なタイミングで技コマンドを打ち込む、つまり「アクションゲーム」のものになってます。最近よくある「アクションRPG」というやつです。これでは、アクションが苦手な人にはできないじゃないですか。RPGはアクションがないからこそ、システムにほぼ関係なく幅広い年齢層で楽しめるようになっているというのに。だからこそ、日本ではちゃんと「アクションRPG」という、別個のジャンルを作っているんです。
もちろん、それだけなら、最悪なんて言いません。僕に最悪と言わしめるものは、戦闘システムです。ほぼアクションよりの戦闘システムのくせに、あまりにチープです。技にしても、4つぐらいしかありませんし、魔法使っても当たりません。同じ技でボカスカ叩くだけです。与えたダメージ量もよくわかりません。これでは、RPGとしての戦術戦闘をまるで楽しむ事が出来ません。こんなだらだら戦闘をするくらいなら、ギルティギアで格闘する方が、千倍楽しいです。
というわけで、一回オブリビオン世界とやらに入って出てくるイベントまでやりましたが、そこからやる気がなくなりました。そもそも、一人で冒険する、という時点で、日本のRPGのような戦術を楽しめるわけはないんですよね。広大なフィールドで、壮大な冒険ができるかもしれませんが、「戦闘」がだめでは、やはりRPGとしては失格ですよ。ドラクエ9が発表された時、一時期システムがアクションRPGになる、という話が出ましたが、こんなオブリビオンのシステムを参考に作ろうだなんて、どうかしていたとしか思えません。思い直してくれてありがたいです。
そういえば、最近アクションRPGを買ったんでした。「デモンズソウル」というゲームです。やたら難しくて止まってますが。別物であるアクションゲームとRPGを融合させたゲーム、それが「アクションRPG」ですね。「アクションゲームにRPG要素が付いたらどうなるんだろう」と昔思ったことがありました。僕にとっては、マリオストーリーでそれが最初に実現したわけですが、今の高度な技術で実現させたアクションRPGより、昔のとても簡易なアクションRPGの方が魅力を感じるのはなぜでしょうか。やっぱり「技数」でしょうね。そして、本当にアクションとRPGの要素を全部混ぜると、もの凄く複雑で、ごちゃごちゃしたシステムになります。ここの所はバランスが大事ですが、それをとるのはやっぱり難しいんでしょう。アクションならアクション、RPGならRPGのゲームと、きっちり分ける方が良いと、僕は思いますけどね。
話を進めましょう。そんなRPGの中のRPGであるドラクエの戦闘を考えます。ドラクエの戦闘では、ただその時の戦闘に勝つことだけを考えればいいわけではありません。つまり、一回エンカウントして戦闘画面に入ったら、強い呪文や特技を使いまくって圧勝していいわけではなく、その先何回も行うであろう戦闘、そしてダンジョンの最後にいるボスとの戦闘を考慮し、そこまで持つように節約して戦闘をしなければならないんです。つまり、一回の戦闘で、その後の、ダンジョンを攻略するための「戦略」も考えて、「戦術」を組む必要があるんです。なるべく呪文を使わず、出来る限り通常攻撃だけで進めることは、ドラクエ経験者ならよく理解できる戦略なはずです。
そんな日本のRPGでも、ある時期、具体的にはプレイステーションが発売されてから、だんだんその「戦略」面がなくなってきました。その性能により、派手なムービーなどで技の演出ができるようになると、強い技をバンバン使うことが重視されるようになったり、ボス戦の前に回復できるようになってたりして、すっかり「戦略」面がなくなってしまいました。最初に僕は、RPGは戦術レベルのゲームだと言いました。なので、その戦術さえしっかり組んで勝負できればそれはそれでいいです。しかし、例の「非ゲーム化現象」が、その「戦術」の存在さえ脅かす事になります。
特にRPGは、割とストーリー性が重視されますから、余計に心配です。ストーリーがゲームではありません。ストーリーを楽しみたいならマンガ、ドラマ、映画などを見て楽しめばいいわけです。「ゲーム」をするからには、「ゲーム」で楽しまなければ、意味がありません。
純粋なRPGは、格闘ゲームとは対極で、アクション要素が一切ありません。それでこそRPGであり、そうでなければとても幅広い年齢層に広まる、素晴らしいゲーム(ジャンル)にはならないでしょう。そして、RPGの戦術性。ゆっくり落ち着いて考える時間があるから、戦術を考える楽しさを、だれでも楽しめるんです。確かに、感動的なストーリーがあれば、クリアした時の達成感は素晴らしいものがあります。ドラクエ5のストーリーは最高だと思いますよ。でも、それは確かなゲームシステムがあることが前提です。そうでなければ、「ゲーム」ではなくなってしまう危険性があるわけです。いかにそのバランスをとるかというのは難しいですね。RPG制作者はご愁傷様です。
wikipediaでは、
参加者が各自に割り当てられたキャラクター(プレイヤーキャラクター)を操作し、一般にはお互いに協力しあい、架空の状況下にて与えられる試練(冒険、難題、探索、戦闘など)を乗り越えて目的の達成を目指すゲームの一種。
となっています。これでもいいような気がしますが、「お互いに協力して」という所は、なんか複数の人でやるのが前提になってるように聞こえるので、そこは省きたいです。そして、試練ですが、冒険、難題、探索ももちろん良いんですが、やっぱり「戦闘」をメインにするべきですね。というわけで、RPGの定義は、
・参加者が割り当てられたキャラクターを操作し、架空の状況下にて与えられる試練(主に戦闘、または冒険、難題、探索など)を乗り越えて、目的の達成を目指すゲームの一種。
とします。
僕にとってのRPGを具体的に言うと、それは「ウィザードリィ」型のものを指します。ダンジョンを探検し、敵と遭遇したら戦闘。その戦闘は、一般的に複数vs複数で行う。各自攻め役、サポート役など、役割分担をして、チームワークを生かす。戦闘はターン制で、一回のターンに、敵味方一回ずつ行動する。僕は実は、ウィザードリィはほとんどやったことないんですが、それを踏襲した「ドラゴンクエスト」は、さんざんやりました。全シリーズやりました。ドラクエこそが、僕にとってのRPGそのものであるわけです。
そうじゃないRPGで、「テーブルトークRPG」というのがあるそうですが、僕は全く知りません。ごめんなさい。僕が言うRPGは、これから派生したそうで、テーブルトークRPGは、コンピューターゲームのものより格段に自由度が高いそうです。非常に申し訳ありませんが、テーブルトークの方は語りようがないので、省かせてもらいます。ここでは、コンピューターゲームのRPGの話をします。
ドラクエがRPGであると言いましたが、RPGの中で、最高の売り上げを上げているのは、実は「ポケモン」です。ポケモンは、ゲームとしてはすばらしいと思いますが、どうもRPGとしては、しっくりこない所があります。RPGは、キャラクターを操作し、目的を達成すると言いましたが、ポケモンでは、戦闘はモンスターが行います。「自分」は、そのモンスターに指示を与えるトレーナーです。「自分」が戦うわけではない、という所が、しっくりきません。そして、その戦闘システムも、かなり運に左右されます。伝説のポケモン(強いポケモン)などを混ぜ、技や能力、性格などを全て考慮した、完璧なパーティを作っても、一撃必殺を運悪く当てられたら、負けてしまいます。それに自分が戦っているわけではい面が重なり、モンスターに悪態をついてしまうことがよくあるわけです。
そんなわけで、ポケモンシリーズ、ドラクエモンスターズシリーズなどは、RPGと呼んでいいかすごく微妙ですね。まあ、これらに関しては、「集める楽しさ」というものが、大きな要素であると思います。でも、この「集める」というのは、RPGの定義には当てはまらないので、そんな所からも、非RPGという感覚を覚えてしまうわけですよ。でも、別に否定するわけではないですよ。同じ「集める」楽しさがメインの、でかいモンスターを永遠斬り続けるダルいゲームが売れてるわけですから。(主観です)
ところで、僕は海外のコンピューターゲーム、いわゆる「洋ゲー」というものをやったことがありませんでした。そんな中、「オブリビオン(Oblivion)をやったことない奴はRPG語るな」という言葉が海外にある、という話を聞きました。なんでも、日本でのFF並に売れているとか。そんなこというならやってやろうと思って買いましたよ。PS3版「The Elder Scrolls IV OBLIVION」。声はすべて英語でしたが、字幕があったし、英語は割と得意なので、その面では抵抗ありませんでした。
噂通り、グラフィックはすごいですね。フィールドも広いですし、音もいい。そして自由度が半端ではないです。メインのストーリーを進めるのも、サブクエストだけするのも、すべて自由です。確かに、夢のような冒険ができるでしょう。しかし、ある一点、とても大切な所が 最悪 なため、とてもじゃないですけど、「RPGの最高峰」なんて評価は下せません。
その最悪な点とは、「戦闘」です。このゲームの戦闘システムは、「ウィザードリィ」型の、各ターンにコマンド入力するものではなく、自由なタイミングで技コマンドを打ち込む、つまり「アクションゲーム」のものになってます。最近よくある「アクションRPG」というやつです。これでは、アクションが苦手な人にはできないじゃないですか。RPGはアクションがないからこそ、システムにほぼ関係なく幅広い年齢層で楽しめるようになっているというのに。だからこそ、日本ではちゃんと「アクションRPG」という、別個のジャンルを作っているんです。
もちろん、それだけなら、最悪なんて言いません。僕に最悪と言わしめるものは、戦闘システムです。ほぼアクションよりの戦闘システムのくせに、あまりにチープです。技にしても、4つぐらいしかありませんし、魔法使っても当たりません。同じ技でボカスカ叩くだけです。与えたダメージ量もよくわかりません。これでは、RPGとしての戦術戦闘をまるで楽しむ事が出来ません。こんなだらだら戦闘をするくらいなら、ギルティギアで格闘する方が、千倍楽しいです。
というわけで、一回オブリビオン世界とやらに入って出てくるイベントまでやりましたが、そこからやる気がなくなりました。そもそも、一人で冒険する、という時点で、日本のRPGのような戦術を楽しめるわけはないんですよね。広大なフィールドで、壮大な冒険ができるかもしれませんが、「戦闘」がだめでは、やはりRPGとしては失格ですよ。ドラクエ9が発表された時、一時期システムがアクションRPGになる、という話が出ましたが、こんなオブリビオンのシステムを参考に作ろうだなんて、どうかしていたとしか思えません。思い直してくれてありがたいです。
そういえば、最近アクションRPGを買ったんでした。「デモンズソウル」というゲームです。やたら難しくて止まってますが。別物であるアクションゲームとRPGを融合させたゲーム、それが「アクションRPG」ですね。「アクションゲームにRPG要素が付いたらどうなるんだろう」と昔思ったことがありました。僕にとっては、マリオストーリーでそれが最初に実現したわけですが、今の高度な技術で実現させたアクションRPGより、昔のとても簡易なアクションRPGの方が魅力を感じるのはなぜでしょうか。やっぱり「技数」でしょうね。そして、本当にアクションとRPGの要素を全部混ぜると、もの凄く複雑で、ごちゃごちゃしたシステムになります。ここの所はバランスが大事ですが、それをとるのはやっぱり難しいんでしょう。アクションならアクション、RPGならRPGのゲームと、きっちり分ける方が良いと、僕は思いますけどね。
話を進めましょう。そんなRPGの中のRPGであるドラクエの戦闘を考えます。ドラクエの戦闘では、ただその時の戦闘に勝つことだけを考えればいいわけではありません。つまり、一回エンカウントして戦闘画面に入ったら、強い呪文や特技を使いまくって圧勝していいわけではなく、その先何回も行うであろう戦闘、そしてダンジョンの最後にいるボスとの戦闘を考慮し、そこまで持つように節約して戦闘をしなければならないんです。つまり、一回の戦闘で、その後の、ダンジョンを攻略するための「戦略」も考えて、「戦術」を組む必要があるんです。なるべく呪文を使わず、出来る限り通常攻撃だけで進めることは、ドラクエ経験者ならよく理解できる戦略なはずです。
そんな日本のRPGでも、ある時期、具体的にはプレイステーションが発売されてから、だんだんその「戦略」面がなくなってきました。その性能により、派手なムービーなどで技の演出ができるようになると、強い技をバンバン使うことが重視されるようになったり、ボス戦の前に回復できるようになってたりして、すっかり「戦略」面がなくなってしまいました。最初に僕は、RPGは戦術レベルのゲームだと言いました。なので、その戦術さえしっかり組んで勝負できればそれはそれでいいです。しかし、例の「非ゲーム化現象」が、その「戦術」の存在さえ脅かす事になります。
特にRPGは、割とストーリー性が重視されますから、余計に心配です。ストーリーがゲームではありません。ストーリーを楽しみたいならマンガ、ドラマ、映画などを見て楽しめばいいわけです。「ゲーム」をするからには、「ゲーム」で楽しまなければ、意味がありません。
純粋なRPGは、格闘ゲームとは対極で、アクション要素が一切ありません。それでこそRPGであり、そうでなければとても幅広い年齢層に広まる、素晴らしいゲーム(ジャンル)にはならないでしょう。そして、RPGの戦術性。ゆっくり落ち着いて考える時間があるから、戦術を考える楽しさを、だれでも楽しめるんです。確かに、感動的なストーリーがあれば、クリアした時の達成感は素晴らしいものがあります。ドラクエ5のストーリーは最高だと思いますよ。でも、それは確かなゲームシステムがあることが前提です。そうでなければ、「ゲーム」ではなくなってしまう危険性があるわけです。いかにそのバランスをとるかというのは難しいですね。RPG制作者はご愁傷様です。








