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小学生の多読と私のフランス語多読

2012年06月16日 13時28分45秒 | 小学生
水曜日と木曜日に小学生クラスがあります。
4年生中心のクラスと5年生中心のクラスです。
小学生クラスはクラス単位の70分一斉レッスン形式です。
初めの30分は各自CDプレーヤーを使って聞き読みシャドーイングをしています。ORTから始まってLLL、BBL、CSB、等シリーズ物の簡単な物をどんどん読んでもらいます。その他には本棚から適当に好きな物を選んで読みます。その後にワーク、フォニックス、チャンツなどをやります。

小学生の聞き読みシャドーイングをそばで聞いているといろいろな事が分かります。長く聞き読みをしている生徒さんは繋がった音もそのまままねしてとても英語らしい声で読んでいます。高学年からこの教室に来た生徒さんは自分なり音に変換して読んでいます。
曖昧な音には納得がいかないようで、これって「ア」それとも「オ」などと聞いて来たりもします。どっちでもない音は日本語にはないからですね。

ローマ字が読める様になった頃がこの境目のようです。"ローマ字が読める=英語が読める"ではないのですね。ローマ字が読めない時に英語は英語の音として始めた方がいい様に感じています。4年生が境目かな、と思います。もちろんそれ以後でもきちんと英語の音になって行く場合もありますが、出来たら、耳が区別しない頃に始める方がいいのではと思います。

小学生の多読の仕方は完全に音中心です。結構長めの難しい単語が多い本でも、「わかってしまう」のが小学生、CDを聞き雰囲気がわかると「内容」が分かってしまう柔らかい頭を持っているのだと思います。大人はわからない単語に引っかかってしまいますが、子どもは分からない事はなかった事にしてしまっているようです。

最近私自身がフランス語多読を始めましたが、音が分かると内容も分かった気分になります。小学生の気分になってフランス語をやってみようと思います。中学生の頃から音読が大好きで英語もずっと「音」でやって来た私にとってはフランス語もまた「音」が重要な事をあらためて感じています。


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