毎日新聞は7月に橋の老朽化に関する記事を3つ掲載しました。
まず、それを簡単に紹介します。
7月7日
見出し
「国道12橋、鋼材損傷、三重、秋田では破断、国交省調査」
記事の一部
「鋼材を組み合わせて荷重を支えるトラス橋やアーチ橋などと呼ばれる橋で、高速道路や国が管理する国道に設置された26本のうち12本で鋼材が損傷していることが、国土交通省の調査で分かった。うち2カ所は鋼材が破断し、落橋の . . . 本文を読む
ぺこちゃん人形で私にも親しみのあった不二家が苦境におちいっています。
消費期限の過ぎた原料の使用、規定より格段に多い細菌入りケーキの出荷、落ちたいちごをそのまま使用、ねずみが工場に沢山いた、など多くの事実が発覚してます。
おそらく、内部事情に詳しい不二家の社員は、自社の製品は食べていなかったのでしょう。
不二家に限らず、会社もある程度の規模になると、どの社も潜在的問題を抱えています。
. . . 本文を読む
物言わぬ社員ということで、2回に分けて企業の危機管理的なことについて述べてみます。
1年ほど前のことですが、ある平日の午前中にスーパーに行きました。
この店に行くのは月に1度くらいです。
この日は文具を買うために行ったので、迷うことなく3階まで上がりました。
そうしたところ、エスカレーターの降口に男性が二人いました。
この二人は他県のマッサージ機会社のセールスマンで、この期間、この . . . 本文を読む
耐震偽装事件で「自分たちが有利になった」と語った人がいます。
耐震偽装事件が発覚して間もない昨年の11月末のことです。
私は神奈川県東部の知り合いの工務店経営者とほんの少し会話をしました。
彼は親のあとをついで、生まれた育った土地で、住宅新設・改築などに励んでいます。
彼との話で耐震偽装事件も話題になりました。
彼は、「ヒューザー社があれほど高い利益率を出すのは信じられない」と言い . . . 本文を読む
東横インが法令に違反して、宿泊室などを増やしていた件についての感想です。
報道を聞いて、最初のうちに感じたことは、東横インは障害者を無意識的に差別したのではないかということでした。
しかし、日がたち報道が進むにつれて、法令違反は会社の組織的なものだと分かり、障害者用の部屋や駐車場などを削ったのは意識的なものだとわかりました。
つぎに感じたことは、東横インの法令違反の特徴は、その被害者 . . . 本文を読む
アメリカ産牛肉の輸入をめぐる日米交渉が、BSE(狂牛病)問題で難航しています。
しかし、この問題でわれわれ庶民の間に何の動揺も見られません。
2年半程前、ある主婦が私にこう言いました。
「狂牛病なんてぜんぜん恐くない」と。
彼女は、その少し前から、食事全体を菜食系に変えつつありました。
そのため、「肉食はあまり必要ない。たまに食べるなら、豚でも鳥でもよい」といったくらいに考えたのでし . . . 本文を読む
後世から見たように書いていきます。
その時代、日本の大手・中堅の上場企業やその経営者たちの一部は、株式市場から巨額の資金を得ながら、熱心に経営に取り組まず、また利益を十分に株主に還元していませんでした。
天はこれを好ましく思いませんでした。
そこで、天はあるとき、巨額の資金所有者を利用し、これらの企業を攻めさせました。
攻撃の対象となった企業や、なりそうな企業の幹部たちはあ . . . 本文を読む
耐震強度偽装問題についての総合的感想です。
当初、私は、これは姉歯氏に特有の問題だと思いました。
なぜなら、普通、建築物に関与するものが、意識的に崩壊の危険のある建物を設計したなら、本人が「安眠できない」ほどになると思ったからです。
だから、姉歯氏以外、そうそう関与者はいないと思ったのです。
ところが、だんだん分かってくると、この問題は彼だけの問題ではなく、他に深い関与者がおり、全体 . . . 本文を読む