校長室だより

千葉県立柏井高校~松戸市立旭町中学校~県立松戸国際高校長が触れた、生徒や教員の活動風景や、私自身の雑感をお伝えします。

心の交流~バングラデシュ&日本

2017年06月02日 05時22分18秒 | 日記
今年度第1回の定期考査が終わり、生徒諸君はほっと一息ついていることでしょうね。今日は放課後の校舎とグラウンドから、どっと解放感があふれる様子が目に見えるようです。新入生にとっては高校生活初めての定期考査でしたが、実は3年生の中にも、日本の高校では初めてとなる定期考査を受けた生徒がいました。3年生のニハル・ラハマンくんがその当人。今年の3月末に日本にやってきて、4月から本校に通学しています。ところで上の写真は、先日のPTA歓送迎会の一コマ。前PTA会長の平野さんへ、本校の前教頭・西川先生が感謝のプレゼントをお渡ししている場面ですが、包みの中身は4月に撮影したニハルくんと平野さんの2ショットなどの写真を額装したものでした。上のお子さまと合わせて、通算6年間のPTA活動を続けてこられた平野さん。プレゼントを手にしながら「息子は卒業してしまいましたが、制服はまだ通学しています」と、目を細められていました。実はここに至るまでに、平野会長とニハルくんの間に温かい心の交流があったのです。

平野さんは、来日間もないバングラデシュからの転校生が本校にやってくることを、佐々木事務長から耳にされました。すると、通学のための制服を揃えるのがたいへんだろうと、ご子息が使われていた制服をぴかぴかにクリーニングしてプレゼント。さらには他学年のOBから、青いジャージなども手配されて、ニハルくんは無事に新学期を迎えられたのです。そして5月に行われたPTA総会の日に、お2人は初めて面会。ニハル君の制服姿に「ぴったり!」と平野さんは顔をほころばせ、ニハルくんがとても喜んでいたのは、言うまでもありません。平野さんは「日本での高校生活、頑張ってください!」と激励の言葉を贈られていました。そんなニハルくんが先日、校長室で「日本の生活は、クラスの仲間にも恵まれて本当に充実しています!」と話をしてくれましたので、そのことについては明日、書かせていただきます。

※昨年度の卒業式、平野会長は壇上から卒業生を見送られました。

※卒業生に、温かい祝辞のメッセージを送られる平野会長。ちょっと気が早いのですが、平野さんにとっては来年の卒業式、ご子息の制服に身を包んだニハルくんの卒業する姿が、今から楽しみでしょうね。
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2 コメント

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恐縮です (平野)
2017-06-02 13:33:27
このように書いて頂きありがとうございます。
息子の制服もクローゼットの奥に仕舞われてしまうよりこうして着ていただいたほうがどれだけ幸せか。
ジャージについては私ではなく長男がすぐ動いてくれました。
この素早い行動力も松国で身につけたものだと思います。
松国に携わり、生徒達から思いやりの心や行動力を学ばせていただいたと思います。
ありがとうございます! (水野)
2017-06-02 22:57:17
平野さん、メッセージありがとうございます!
ニハルくんは、日本の高校生活が本当に充実しているようです。
平野さんにとっても、ニハルくんの活躍はお楽しみでしょうね。
ぜひ、また学校へもお立ち寄りください。
ご長男の教育実習も間もなくですね。
楽しみにお待ちしています。

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