校長室だより ~ 武蔵野の森で紡ぐ友情『明星学苑・スクールライフ』

民間企業勤務から中学、高校、大学など、教育現場へ転じた『キャリアコンサルタント』の日常をお伝えします。

弾ける松国魂!~体育祭2016・後編

2016年10月11日 05時20分56秒 | 松国のユニーク
昼食をはさんで後半、応援合戦で幕が明けるといっそう気持ちも昂(たかぶ)り、グラウンドは異常な興奮状態に包まれます。そして最初の極めつけが、3年生のてんこもリレー。昨年にはなかったタイヤ引きが新たに加わり、各チームの足自慢、力自慢が激突します。時には大外からぐいっと抜き去る場面も見られ、激しいデッドヒートが繰り広げられました。

ただ、引き手に選抜された女子は大変でしたね。同じ笑顔でも、引く側とタイヤに乗る側のそれとでは傍目にも『笑顔の質』が違い、苦労が思いやられました。観戦していた1・2年生女子の中には来年、自分がどちらの側に回ろうか、早くも算段をした生徒がいたかもしれません。各クラスとも、来週から出かける修学旅行に向けて、いちだんと団結力が高まったことでしょう。

そして3学年が一体となっての綱引きも圧巻でした。1年生・2年生が中心となったチームに声援を送る、3年生の眼差しが真剣そのもの。時には3年生中心のチームを倒す場面も見られ、ここでも1年生は存在感を発揮しました。それにしても、完全優勝した白組のパワーは圧巻でしたね。仲間も応援するというより、半ばあきれ顔で立ち尽くしていました。

そして大トリのクラス対抗リレー。リレーのランナーは他競技で活躍した選手が多く、この頃にはへとへとになっていたのではないでしょうか。しかし、どこにその力が残っていたのかと思わせるほど、激しいトップ争いを演じたのは大したものです。写真でアンカーへのバトンパスの場面を振り返ってみると、2位になったF組だけでなく、1年生は3クラスとも高レベルの争いだったのですね。

表彰では、3年I組とそのI組が加盟する白組がコールされ、2度の雄たけびが青空に響きました。もちろん体育祭は勝利が目的ではありません。表彰はされなくとも、クラスが一体となり、そして競技中の端々で残されたエピソードは、一人ひとりの記憶に残ったことでしょう。とくに3年生にとっては、忘れられない思い出になったことを願っています。
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