校長室だより

千葉県立柏井高校~松戸市立旭町中学校~県立松戸国際高校長が触れた、生徒や教員の活動風景や、私自身の雑感をお伝えします。

エンディングは華やかに~新しい境地の始まり

2017年03月30日 05時11分52秒 | 日記
前日ご紹介した松国吹奏楽部の定期演奏会。今年はミュージカルにも挑戦した意欲的なステージとなりました。その中で中盤のクライマックスは、学年別のアンサンブルでしたでしょうか。聞けば、1年生だけのアンサンブルはこれが初めての機会とのこと。華々しく『Get it on』を奏でましたが、聴きどころのA・サックスソロに至る盛り上げも一体感にあふれ、新編成での活躍が確信されました。

色とりどりの衣装から一転、シックないでたちで登場した2年生も負けていません。視覚的にも楽しませてくれたこの日のステージは、随所に趣向が凝らされています。”さかなクン”のCMで話題になった『Paradise Has No Broadway』と『My favorite things』の2曲を披露してくれました。実は『My favorite things』は、私にとっては忘れられない思い出の楽曲。高校時代にJ・コルトレーンの伝説的な演奏を耳にして以来、今に至るまでジャズに浸っているのです。ですから、自らの思い出を呼び覚ましながら「当時の高校生には、このような表現力は到底なかったなあ…」と1人、感慨にふけっていました。

そしていよいよ第3部、ミュージカル『BRIGHT LIGHTS ON BROADWAY』への挑戦に始まり『ARADDIN』『A列車で行こう』と、吹奏楽ならではのダイナミックな演奏が続いていきます。そしてプログラムの最後は『ピンクレディー・メガ・コレクション』とあって、われわれ世代の郷愁を誘う粋なエンディングで締めくくられました。

そして、もちろんこれが最後ではありません。定期演奏会を最後に、松国を離れる伊藤先生への花束贈呈~アンコール演奏です。卒業生やOB・OGも加わり、私たちにとってはなじみ深い『ダンシング・メガ・ヒッツ』が演奏されました。心を震わせる演奏だけでなく、タクトを振る伊藤先生の迫真の指揮も心に残りました。「最後の演奏は、これまでで最高のステージではなかったではないでしょうか」とは、聴いている側の実感でもあることは、言うまでもありません。『出会いは別れの始まり』と言いますが、別れはそれぞれ新しい境地の出発点でもあります。伊藤先生が込めてきた思いを胸に宿し、松国吹奏楽部は新しい魅力を塗り重ねながら、大きく成長していくことでしょう。一方、伊藤先生の新しい舞台は日本を代表する合唱隊を擁する幕張総合高校。伊藤先生のやわらかく繊細な音づくりが、どのように名門の歌を変質させていくのか。今から楽しみにしています。

※一方、こちらは演劇部。吹奏楽部の定期演奏会と卒業公演が日程的に重なってしまいました。しかし本日、やはり『森のホール21』で再演されます。10:30開場 11:00開演ですから、時間に遅れないよう駆けつけましょう!
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