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フィリピンの若者たちの暴力沙汰

2016-11-20 01:13:24 | 社会
さて前回に続いてミラノでのフィリピンの若者の刺傷事件です。場所はPiazza Citta’ di Lombardiaです。Viale Melchiorre Gioiaの隣の通りです。(Piazzaの呼び名にかかわらず、広場ではなく通りのようです。)かってミラノに駐在していたときの会社の所在地がViale Melchiorre Gioiaでした。場所柄が想像できるような。

Corriere della sera 2016/11/19より




Ancora violenza in centro a Milano
Due giovani accoltellati : sono gravi
ミラノの中心街でまたも殺傷事件。2人の若者が刃物で刺され、重傷。

ロンバルディア州の新庁舎前でフィリピン人同士の衝突があり、今日内務大臣Angelino AlfanoはGiuseppe Sala市長と州知事に案内されてミラノにやってきた。

今回衝突した2つのグループはともにまだ少年のグループだ。一人は16歳で喉を切られて病院に運ばれた。またもう一人はまだ成人になったばかりだが、喉、背中などからだの複数の場所を刺された。どちらもフィリピン人だ。目撃者の言によれば、病院に運ばれる様子はpiazza Citta’ de Lomabardianoの明るい現場で起こったまるで荷物の発送のようだった。
Piazzale Loreto で発生した殺人事件(37歳のドミニカ人が二人の男に殺されてまだ逃亡中)からわずか1週間足らずで、内務大臣のAlfanoがミラノ市長のSalaと軍の出動を議論しようとミラノにやってきてからわずか数時間での新たな事件だ。2人の被害者は重傷だ。カラビニエリは2人を発見し、止めたが、血のついたナイフを持ったまま逃げられてしまった。

一体背景にはなにがあるのか。事件のあったのは22時29分で、事件の様子は監視カメラで警察に見られていた。事件の動機はカラビニエリが調査中。事件現場の広場に残された犯行の跡ははっきりしている。負傷した若者たちのグループは新ピレッリビルの入り口の1つの前で酒を飲んでいたところだった。10人の男女の若者が雨をしのぐためロンバルディア州ビルの宣伝用ボードの上に座っていた。そこにはジュースの箱が4つ、シーバスリーガルのビン、オレンジ風味の酒ビンがそれぞれ1本、近くのスーパーで買ってきたと思われるハムの残り、ナッツのつまみが残っていた。10メートルほど先には50センチ径の血の固まりが残っていた。州ビルの警備の話:「うちの同僚が遠隔カメラで見ていたんだ。それで僕が飛び出したんだが、若者グループが逃げていってしまった。地べたには一人の若者が倒れていて、友人たちが彼の喉の傷口の手当てをしていた。出血がひどく、背中にも傷を負っていた。」この負傷したわかものもまたフィリピンの18歳の少年だ。実はミラノではフィリピン人がもっとも多い外国人でその数は4万人を超えている。これが大きな問題のひとつになっている。彼ら東南アジアから来た若者たちの間にShabooやMetanfetamina(ともに麻薬の一種と思われる)が拡がっており、いまやミラノの若者たちの間にも拡がりつつある。
地下鉄でも事件だ。ライバル同士の若者グループが出会った結果だろう、メトロ2のプラットフォームで16歳の少年が負傷しているのが見つかり病院に運ばれた。倒れたときはもう一人の友人が一緒だった。この場合も傷は喉を切られるというものだった。州ビルと中央駅は歩いて300メートルの距離しかない。負傷した若者は襲撃から逃れ、この地下鉄に逃げ込んだものと思われる。襲撃側の若者もまたGioia駅に逃げ込んでいた。結局2人のフィリピン人の若者は襲撃からわずか数分後にカラビニエリに捕らえられた。
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