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イタリアでも日曜日の就業が業種によっては普通になっているようです。

2017-04-16 23:34:46 | 社会
Corriere della sera 2017/04/16

Ecco chi lavora la domenica
イタリアでも日曜日に働く業種が増えているようです。
Sono 4,7 milioni gli italiani occupati nei giorni di festa. Di questi 3,4 milioni sono dipendenti, in prevalenza nei settori turistici e alberghieri
4.7百万人のイタリア人が休祭日でも働いています。内、3.4万人が主に観光、ホテル業界の分野の従業員です。


「休日は売っていません」昨日アレッサンドリアのセッラヴァッレに開店した欧州随一の巨大ショッピングセンターの宣伝文句だ。他のお店同様、この店舗も今日も開店している。南部のカンパーニア州カゼルタでも状況は同様だ。マッカーサーグレングループのショッピングセンターがここでも展開している。レッジャアウトレットの前でチラシ配りとお祭り騒ぎ。パスクアにぶつけたこうした休日労働に対し、セッラヴァッレの労働組合はストライキを決行したが、果たして日曜休日の労働に対しどれほど人々の問題意識に注意を引いたことだろうか。長く続く連休にもかかわらず家族から離れていることに対し、イタリア人はどのように考えているのか。
昨日発表されたメストレのCGIL(イタリア労働総同盟)の調査によれば、4.7百間mm人が日曜日も仕事をしており、主な業種は商店、工場、事務所。3.4百万人が賃金従業員で、残りの1.3百万人が職人、大小の小売業者、救急事業者、農家だ。特に顕著なのは、ホテル・レストラン業界で、688,300人、同業界の就業者の68.3%を占める。ついで商業関係が579,000人、同29.6%。公務員が329,100人、同25.9%。保険衛生関係が686,300人、同23%。運輸関係が215,600人、同22.7%。CGILの研究員Paolo Zabeoよれば、最近の数年間では被雇用従業員、自営業者ともに休日労働人口が増えている。特に商業分野ではモンティ政権の時に法制化された労働時間の自由化により、開店日数が増えていることが問題だ。大規模創業施設などではクリスマスとパスクア以外は開店しているし、まだ一部ではあるが、そのような祭日でさえ客を失うまいと開店しているものもある。

しかし、日曜日も開店して本当に売り上げが増えているのだろうか?CGILのFabrizio Russoによればそうではなさそうだ。開店時間の自由化は2012年から始まったが、状況は酷くなった。一部の事業者は利益が上がらず、結局大量の解雇をせざるをえない状況に陥っている。そんな中で、フランスのカールフールは365日24時間年中無休という試みさえしているが、利益につながらず、600人の従業員を解雇する手続きに入った。商業連盟は国レベルの集団的協約がなく、多くの事業者がアルバイトの雇い止めを行っていると、Russoは語る。各地の市長が2104年に上院で可決され、下院で停止したままになっている旧祭日法を再度議論することを求めている。この法案ではすべての事業者に、年に最低6日間(1月1日、1月6日のEpifamia、4月25日のイタリア開放記念日、Pasqua、5月1日のメーデー、6月2日の共和国建国記念日、8月15日のFeragosto、11月1日の諸聖人の日、12月8日の聖母受胎祭、12月25日のクリスマスのうち)事務所を閉じることを求めている。
今のところ、サッラヴァッレの事業者と労働者の間ではなにも合意はしていない。今日のストライキは実行され、労働者側はマッカーサーグレンと主要店舗と代表者と協議のテーブルについた。協議に参加しているDaniela Bricolaは「われわれはたくさんの視点で話し合っているがまだ多くの点で合意に到っていない。われわれは奨励や助成ということについて議論できるが、要求の多くはわれわれは直接的な権限がないのです。」と語った。

(原文)
http://www.corriere.it/economia/17_aprile_15/ecco-chi-lavora-domenica-b9538612-2218-11e7-807d-a69c30112ddd.shtml
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