プチコマイア・デンシコスタータ

白亜紀に栄えた二枚貝、プチコマイア・デンシコスタータです。

とても綺麗な外観（殻）で、その装飾が緻密で個人的に好きな二枚貝に入ります。
クリーニングは外形に沿った形で削り込みました。



殻頂は、この画面では、左になりますが良く見えないかも。



殻が全体に残っていますが、殻の一部分の保存が悪く、融けています。融けた所の上に見える殻は、合弁の反対側。



密集して出て来る露頭もあったんですが密集域では殆どのモノは、殻が融けて印象化石になっていて採集が難しい二枚貝になっています。

Ｐｔｙｃｈｏｍｙａ　ｄｅｎｓｉｃｏｓｔａｔａ

石堂層

猛暑日が連日です。涼しい屋内で作業している方が良いかも知れません。
山に入るとクマさん、イノシシ君、そして山蛭、マムシ、真ダニ、蚊等、色々注意しなければなりません。要注意なのが熱中症、化石の熱中症なら良いのかも知れません（？）が体の熱中症は危険なんです。露頭付近は、人家も無く携帯も通じないので一人で入らない方が良いでしょう。

この時季に山に入るのは、・・・・・・・・人です。（当てはまる言葉を入れて）