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実務補習第2回目での大きな気付き

2013-08-27 22:30:39 | 13期生のブログリレー
こんにちは、田中です。
早いもので本日で3回目の投稿となりました。
 
実は昨日、2回目の実務補習が完了しました。
1回目にお世話になった先生と、鴨志田先生が今回
ご一緒に同じ案件を担当されたとうかがい、世の中は狭いなあと
改めて実感した次第です。
 
その実務補習ですが、1回目のサービス業に続き今回は製造卸売業を
担当させて頂き、またまた大変勉強になりました。
今回も従業員数が7人と、法的にも実質的にも完全なる中小企業です。
今回、私は情報を担当し、WEBプロモーションや見える化の具体的施策を
ご提案させて頂きました。
 
ただ実務補習を進めていく過程で、やや気になることが出てきました。
 
それは、自分も含め、班でご提案しようとした施策が、それって果たして
本当に10人未満の中小企業が本当に実践できるの?っていう
違和感でした。
それこそメディアに取り上げられているような手法、1次試験の
テキストに出ているような理論を用いた各種施策をご提案したのですが。。
 
勿論最終的に狙う期待効果は、新たな市場開拓したり、顧客のロイヤリティを
アップしたりと、あるべき姿の方向性は一緒なんですよね。
ただしその効果に向けた最初の1歩のハードルが、中小企業にとっては、
ちょっとと言うか、かなり高いと言うか。。
 
経営資源は限られ、人事採用も苦戦。
企業の知名度も低い中小企業が、大手企業と
アライアンスを組んだり、新規で取引を開始することは
簡単ではありません。
 
最終的には、当初よりもかなり実戦的、それこそ明日から来週から
取り組むことができる施策にまで落としこみ提案し直したことで、
社長様にも大変喜んで頂けました。
 
自分は中小企業以外で働いたことがありませんので、
良くも悪くも中小企業がすぐに出来ること、出来ないことの線引き、
本質的な強みや弱みを、もっともっと理解できていたと思っていました。
だからこそ、もっとそれらを踏まえたご提案を早くからすべきでした。
よそ行きの提案は要らないんですよね。
これは本当に大きな反省点となりました。
 
しかし同時に、改めて、自分の強みを中小企業出身の中小企業診断士
と設定してやっていこうと、決意を新たに出来た実務補習でもありました。
 
それにしても、平日の14時半くらいから飲み始め、3軒ハシゴ
してもまだ0時前というのは、まさに実務補習の醍醐味といったところでしょうか。
 
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2 コメント

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よそ行き (大草)
2013-08-28 08:27:08
社長様に大変喜んでいただけたとのこと、さすがですね。
中小企業で働いていても、中小企業に即した提案をすることが難しいのであれば、中小企業に精通していることは本当に強みになりますね。
よそ行きの提案は要らない、身にしみる言葉です。
Unknown (鴨志田)
2013-09-01 12:29:46
実務補習は、私も、独立12年目にして初めて指導する立場に立ちましたが、あっというまに終わりました。
みんなで、一つの企業様のことを考えるという取組は、一つの目標にむかって一致団結できるよい機会ですね。
そして、それが、社長様に認めてもらえると達成感も大きいですね。それゆえ、3軒のはしごもできるのでしょう(笑)

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