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祖母が教えてくれた??

2017-02-08 06:00:00 | 16期生のブログリレー

★この記事は2-3分で読めます、いや無理です・・あともう1分ください。

 

***

おはようございます。16期の藤田です。

10回目のブログ、いろいろあって何度かテーマや原稿を変え、今回は第3稿です(ベースは変わっていません)。詳細は長いので省略しますが、塾長をはじめ、稼プロの皆様の親切さを温かさに心から感謝をしました。

 

●実習と祖母との思い出

 

前回の稼プロ7回そして、次回8回は診断実習。

女性経営者の方で、その満面の笑顔が亡き祖母と少し重なりました。

中小企業診断士になってからおのずと中小企業に接する機会が増えますが、

今回は私にとって原点である祖母について書きたいと思います。

 

私は地方から関東の大学に入学後、10年ちょっとの間、中小企業の経営者である母方の亡き祖母と2人で暮らしていました。

 

祖母は祖父と戦後に医療福祉関係の会社を立ち上げ、祖父が早くなくなり引き継ぎました。祖母はいつもにこにこし、所構わず誰にも話しかけ、できないことは人に甘え、頼り、周りを大切にしていました。好奇心があり、若いタレントさんや話題にも詳しく、お肉が大好きでした。

 

孫の私の行動が気になるらしく、私のアルバイトをしに行く下見についてきたり、別のアルバイトのために某首長室にアポなしでいって掛け合ってくれたり、私に電話してきた友人たちと私が帰宅するまで会話を楽しんでいたり、私がパソコンを触ると「てんてんぱー(なぜかPCがそう呼ばれていた)に!」と嫉妬されるほどの見事な溺愛っぷりで、私も祖母から多くのことを教わりました。

 

なお、好きなエピソードは「閉鎖的な業界団体が入れてくれなかったとき、猛アピールをしてなんとか入れてもらったこと」「祖父が早く亡くなり、会社をたたもうと、他社に従業員を預けようとしたら従業員たちがここで働きたいですと戻ってきて続けることになったこと」です。

 

祖母がよく言っていたのは

「ありがたい」

「なんとかなる」

「私は100歳になっても会社に行く!」

でした。最後のセリフは事業承継の診断士泣かせなのだと、診断士になって初めてしりました。。。

 

たぶん祖母はこの出来事を、天国で笑いながらみており、

「あんたはね・・・いくつになっても心配でならないけど(苦笑)ありがたい方々に囲まれてよかったね、感謝するんだよ・・」

といっているとおもいます。

 

 

中小企業診断士経営者で多いのは男性のかたですし、日本のビジネスは男性の皆様がいてこそ発展したと思います(女性はあんなに辛抱強くひとつの会社に尽くすなんてできませんし、縦社会は息苦しいし、1人じゃなくご家族までも支えるなんて。あ、それは女性でなく私だけでした。。)よって中小企業診断士のベースの理論もなんとなくサンプル数が多い男性の方々にフィットしたものになっていると思います。

 

ただ、そのサンプル以外のひとでも女性でも、若くても、うーんとシニアが経営者になっても思いを大事にし、生活を維持できる支援になるかたちができる翻訳や橋渡しができればという野望があり、辛かった左脳トレーニングの末に(とはいえ、よく地がでますが^ ^)、最近やっと少しはできる気がしてきました。

 

さて、これから翻訳になるような報告書(になることを願いつつ・・・)を書きたいと思います。

 

以下を書き加えました。

 

***

●祖母が教えてくれた??

 

私の家族は8月30-31日は私の夏休みの宿題に家族総出になる、そんな家でした。その後、上記の祖母に過保護に育てられ、基本はほんとぼおっと過ごしていました。その後、守ってくれる家族がいなくなってから、いろいろなことを引き受けてしまうのですが、それを処理することもできず、フリーズしたことが何度かありました。

 

最近も「これは処理できない!」という量のタスクを抱えることが何度かあり、そうしたら、「これはやります」とか「アドバイスをくれる」方が登場しました。お忙しいのにただただ申し訳なくて・・・、と同時に、それは、自分ができない人間からだ、とおもうとさらに自己嫌悪になりました。

しかし、なんとしても回らないし、いろいろ重なってできなかったので、思い切ってお願いしてみました。そしてどうしても今後を思うと、お引き受けするとかえってご迷惑になることはお断りをしてみました。

 

そうしたら、悩みごと1つはかたりになり、お断りしたことは新たなお問い合わせが2件ありました。

 

「手放すと入ってくる」と聞きますが、まさにこのことだったのかと。

祖母の教えてくれた「ありがたい」と「なんとかなる」の精神でした。

 

 

この出来事で、2007年(ちょうど10年前!)に公開された包帯クラブという映画を思い出しました。傷づいたひとにみんなで包帯をかけにいく話なのですが、その知らない人の傷によりそう親切さやあふれるフォローっぷりが私はとても好きでした。包帯を巻く彼らはむしろ生き生きしていて、確かに私も逆ならそう思うのかも、とおもったりしました。

 

これが、気づきと学びです。。。長文ありがとうございました。

 

バックナンバー 

第1回:2016-07-16 「初めまして。16期藤田と申します。
第2回:2016-08-07 「見えた、読んだ、喋った、はしゃいだ+serendipirty?第1回第2回稼プロ!ウィークエンド
第3回:2016-08-30 「「筋トレ」で検索/実践の難しさ第3回振り返り」
第4回:2016-09-22 「見習い中小企業診断士、フラワーエッセンスを語る。
第5回:2016-10-15 「中小企業診断士はアンチエイジング資格!?/合宿の振り返り。
第6回:2016-11-07 「中小企業診断士らしくフレームで語る「ピコ太郎」/授業振り返り
第7回:2016-12-07 「アドバイスは聞いてみるもの
第8回:2016-12-23 「私がなりたい専門家

第9回:2017-01-15 「●●はたぶん95%は煩悩と徒然でできている。」

 

コメント (4)
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