「歌は世につれ世は歌につれ」
そんな言葉がございます。
いつの時代もその時代を象徴し
誰の耳にも届く歌がございます。
好きとか嫌いとか関係なく耳につく歌、
大好きな歌手の歌、
歌手に関係なく好きな歌、
今の自分を反映させる曲、
共感する曲、
そして思わず噴き出すような曲。。。
売れる、売れないは関係なく
名もなきメロディーが誰かの心に届く時
作り手の思いが成就するのかもしれません。
若かりし日の頃と違い、
今は自宅にいながら１曲から自由に手に入れられる時代、
そしてHP上に載れば素人でも
玄人でも分け隔てなく誰の耳にも届く。
下積みの長さに関係なく
今は動画サイトから今日世に出た素人が、
明日には世界のスターになっている。。そんな時代になっています。
よくても 悪くても、
本当でも 嘘でも、
まともでも まともでなくても、
綺麗でも きれいじゃなくても、
一瞬にして目に耳することのできる世界は
一体私たちに何を伝えたいのでしょうか。。。
そんな中
ある日ふと 気になった曲があり、
その二人の奏でるギターと歌声に魅了され、
コンサートやライブに行くわけでもなく、
気持ちの切り替えの時に好んで聴く歌として
私の体に染み付いた矢先、
４月８日 奇しくも御釈迦様の誕生日
ボーカルのはなさんが亡くなりました。
そのことを今まで知らなかった私。
思いっきりファンということもなかったので
当然といえば当然だとおもうのですが、
気がつけば止めどなく涙が溢れています。
悲しい？
寂しい？
残念？
どの感情とも違う不思議な感情が今私を支配しています。
３６歳の生涯は歌とともに永遠に生き続けます。
『羊毛とおはな』
ヴァーカル 千葉はな
ありがとう。。。
