実録、ともおじちゃん

典型的な客先常駐型ソフトウェア技術者の13年の軌跡

御式年祭

2008年03月29日 | 日記
祖父がもう90歳を超えていて、今年を逃がすと一緒に見る機会がなくなるというので、田舎で10年に一度開催される御式年祭を見るために帰省しました。

もともと、人数が足りないときには参加してくれと言われていたので、

「それじゃあ、仕方ないね」

と町内会副会長の親父に言ったところ、即、参加申請されていました。一応、抵抗したのですが、

「還暦の人間に俵を担がせるのか」

と言われて、反論できなくなり、しぶしぶ引き受けました。キタネェー、最低だクソ親父。結局、俵を担ぐことになりました。

当日、妹が買ってきてくれていたパッチが実はステテコで急遽、祖父のパッチを借りて参加することになりました。祖父は大正生まれですが、身長170cm超の長身で借りたパッチが私にピッタリ。

9時に公会堂に集合、日本酒を煽り、卑猥な歌を歌いながら町内会を練り歩き、神社に
を奉納しました。歌も踊りも知らない状態で強制的に参加させられた私は歌は歌えないし、踊れない。他の人は酔っ払ってフラフラ。完全に烏合の衆。

奉納が終わると、公会堂の前にたむろして酒宴が始まりました。今回の奉納では、最年少が19歳、次がなんと私。他はみんな私より5歳以上も歳が離れていて、小さいときに遊んでくれた○×くんのおにぃちゃんや×△くんのお兄ちゃんばかり。話が弾むはずもなく、ひたすら缶ビールを飲んでいました。

昔は、参道沿いの実家の軒でテキ屋さんが玩具やりんご飴を売っていたりして、活気がありましたが、過疎化が進み、参加する人が激減していてパッとしませんでした。それでも、母方の祖母などは

「活気があっていいねぇ」

と言っているから、他はすでに祭りすら行われていないようです。寂しい限りです。

祭りが終わって、アルコールが抜けてくると肩が痛いのナンの。よく神輿の担ぎ手の肩にタコができるのが分かるような気がします。

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