というわけで、パリ紀行、2日目。
朝早く目が覚める。といっても、7時くらい。
外はまだ暗い。
パリの夜明けは遅いのだ。その代わり、夜が長い。
最初は、アルプスの影響かな?さすがパリなんて、場違いな事を考えていたけれども、なんてことはない。サマータイムである。
それに気付かなかった。ただのバカです(笑)
シャワーを浴び、一日の計画を立てる。あれこれしているウチに9時を回ったので、朝ごはんを食べ、出発。一日はまだ始まったばかりだ。
朝、町を行く人はどこか足早。それにつられ、僕も少し早足になる。
こっちと違って、もう完全に秋の様相。めっきりと冷え込んでいた。
そして、しばらく歩いたのち、まずは、オペラ・ガルニエ。
陳腐な表現かもしれないが、圧巻。凄いの一言である。
バロック様式の概観、スケールの大きさ。
しかし、外観だけではない。内装を見て、さらに感動を与えられた。
ホールのシャガールの天井だけではない。
エントランスホールは、貴族の社交場のそれであり、また、各部の装飾も、煌びやかで、曲線的であり、豪華なつくりである。このオペラ座自体がそう、一種の劇場であるかのように。そこは、現実とは違うある空間により支配されていたのである。まるで、貴族の談笑が聞こえてくるかのようでさえあった。
オペラ・ガルニエを出て、ルーヴルへ。
またこれも、凄い大きい。
見るべきものが多すぎて、途方にくれそうになる。そして軽く迷子にすらなりそうになる。
さすが、世界一の美術館。全部を見ることは到底不可能なのだ。
ルーブルのフランス美術、しかも近代美術を見ていると、フランスの近代史においてナポレオンがいかに大きい人物であったかがよくわかる。
ナポレオンの部屋、家具、そして食器すらも、美術品として鎮座することになるのだから。ナポレオンの部屋を再現した(と思われる)ところの豪華絢爛さには、歴史と、少しばかりの寂しさを覚えました。
あと、ルーブルの目玉といえば、やはり「モナ・リザ」
あの一枚の女性の絵が、どうしてこんなにも揺らすのか。
モナ・リザの部屋に入った時の、その絵からあふれ出るオーラ。
その理由に少し、かけらだけでも触れられた気がします。
ルーブルを出ると、お昼もすっかり回っていた。露店でジェラートを買い、そのままコンコルド広場へと向かい、公園内を歩く。
公園内は人もそれなりに多く、賑わっていた。警官も見かけた。今回のパリ旅行の目的の一つに、警官を見るというのがあったので、しかと見てやりました。制服。
この夏から、制服デザインはニコラがしているとのこと。そう聞くだけで、オシャレそうに見えてくる。実際、警察からイメージするには、すごいエレガントでした。
コンコルドから、サンノトレ周辺へもう一度、今日も行く。
今日の目玉は、やっぱり、マリア・ルイーザ。なんとかかんとか到着。
一件普通のセレクトショップだけど、置いてるものがやっぱり高感度。
そこで目を奪われたのが、ロレックスのヴィンテージ。
60s〜80sの一点モノで、いやらしさが全くない。ものすごいステキなデザイン。すごいよ、マジで。
ただ、値段がやっぱりこれも凄いので、すごすご断念。
あと目についたのが、マルタン マルジェラのブーツ。
イタリア靴のような繊細さ、彼らしいフォルム、そして少しの遊び心・・・
ものすごい買おうかと思ったけど、少し熟考することにした。(結局買わなかったんだけど。)
マリア・ルイーザ。こういうショップがもっと増えればいいのに。
その後も、コスチューム、シャネル、LVなど、少しばかりのウィンドー・ショッピング。ふらふらと道を歩き、ふらふらとカフェにはいる。このころになると恐怖心はどこかへ消え、目に見えるものすべてが好奇心だった。
カフェでエスプレッソと軽い食事をとり、(パリといえばエスプレッソでしょ!)
あらためて風景を眺めると、そこはやはりパリなのです。
それから、凱旋門へ。
凱旋門。言わずとしれた建築物である。
これも雄大。だが、特筆すべきは凱旋門ではなく、そこから見える景色にあるのだ。
屋上から見るパリの街並。
この凱旋門からは、12本の通りが放射状にでており、それがパノラマ状に広がってくる。
ここから見たパリの景色は凛として創られたものであった。
凱旋門に浸ったあと、パリのメインストリート、シャンゼリゼ通りへ。
そこから少し外れたとこにある、バレンシアガ本店へと、足を踏み入れる。
店のつくりもやはりミニマルで、クールでモード。
ここでニットを買おうと思ってたんだけれども(ずっと目をつけてたの!)サイズがなく、断念。
ボストンに目を奪われつつ、何点か試着をしたものの、あのニットに勝るものはなく、結局何も買わずに店を出る。ボストン、もう少し値段がなぁ・・・
このころから雨が降り出し、傘を駅前の店で買う。あたりもだんだん暗くなってきた。
地下鉄に乗り、ホテルへ戻る。途中、サンドイッチと水、飲み物を買い、ホテルで食事。だんだん料理に飽きてくる。
しばらくもしない間に疲れが襲ってきて、そのまま眠りについた。2日目の夜。









