ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

良いお年を!

2017年12月31日 | 季節
本当にあっという間に一年がすぎる。

私の新年の準備と言えば、クリスマス同様、家の中をお正月の雰囲気に持って行き、
モチベーションを上げることから始まる。

まず最初に

クリスマスに作ったアレンジを



オーナメントを水引に、キャンドルをピックに、とマイナーチェンジして



お正月バージョンに変える。


お正月用に注文していた啓翁桜をレッスンで作った壁飾りと一緒に玄関に飾る。

お正月を待たずに満開。



一足先に春が来たみたい。


同級生の書家、三上石城氏が、ステキな色紙を送ってくれたので、さっそく床の間に飾ろう。





「時はどんどんと流れるように進んでいきます。一つ一つに終わりも来ます。
さあ、また新しい気持ちでスタートしてみてください」

と言うメッセージもお手紙に書かれていた。

深い・・・。
そして、ありがたい。

夫の実家の仏様にお供えするアレンジも作らなきゃ。





そうそう、トイレも忘れてはいけない。



こうして迎えた大みそかは、近所に住む母と分担しておせちを作る。

煮物と栗きんとんは母が、エビの甘煮、ホタテの煮物、牛肉の八幡巻は私。
例年は母が黒豆を煮るのだが、成り行きで今年は私が煮ることになった。

夫の実家では、なぜか31日の昼間に「初詣」と称して成田山に出かけてゆく。
謎の習慣だ。

その間に私はおせちを作り、残ってる掃除をしたりする。

そして夫の実家で年を越すのが毎年の大みそかの恒例行事。

こうして1年が終わる。

皆様、今年もお世話になりました。

よいお年をお迎えください。












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メリークリスマス!

2017年12月25日 | 季節

年々飾っている期間が短くなってくるけれど、
それでも毎年クリスマスのデコレーションはやらずにいられない。

23日は毎年恒例クリスマス宴会だし。

まずはツリー



いつもはエバーフレッシュの木がある場所に、期間限定で。

下駄箱の上には、見出しの画像にもあるブリキの渋めのサンタたちや



去年のレッスンで作ったディスプレイ。



玄関正面のチェストの上には今年作ったアレンジを。



グリーンの中に、函館旅行の時に修道院で買った天使を乗っけてみる。
土の色そのままの焼き物の素朴な感じが、しっくりくる。
ちょっと地味なので、脇に小さなサンタたちをちょこっと置いてみる。

宴会の会場は和室なので、床の間もクリスマスバージョン。



無双に掛けたダブルリースはかれこれ10数年前にレッスンで作ったもの。
長さが床の間にちょうどいい。

床板の上に雪の結晶もどきの模様が入ったテーブルクロスを敷き、その上にオーガンジーを。
これで、木目が見えない。



トイレの中も忘れてはいけない。

手洗いカウンターの上には



ウッドパズルのサンタとトナカイ。

もう20数年前、当時障がい者施設に勤めていた友人が、そこで暮らす人たちの作品を譲ってくれたもの。
当初はもっと白い木だったけれど、経年変化でいい感じになってきている。

トイレのニッチには



昔飲んだワインのビンのラベルがクリスマスっぽいので、
同じく昔アレンジで使ったオーナメントやピックを適当に挿してみる。

玄関の前のタイサンボクも、ちょっとだけライトアップでクリスマスっぽく。



庭のアベリアも、3日間限定でライトアップ(ちょっとピンボケ)



こんな感じで、23日夜はいざ宴会開始!



長男が保育園に行っていたころから続いているこの宴会も、もう20年を過ぎただろうか。

大はしゃぎの子供たちを連れて、お店に行くのも憚られ、かといって親だって楽しみたい、ってことから、
家でパーティって言うのが定着し、子供たちがすっかり大人になった今も毎年の恒例行事となっている。

そのころ、押し入れの中に入ってかくれんぼしたり、家じゅうを走り回って、
疲れて途中で床の上で眠っちゃったりしていた子供たちも、今では社会人になり、
地方に行ってる子もいるので、子供たちは前ほど集まらないけれど、
それでも何人かは毎年必ず参加してくれるのがうれしい。

この日に参加できなくても、夏休みやお正月に帰省したときには、わざわざお土産を持って訪ねてくれる。
女の子がいない我が家に、女の子たちは成人式の着物を見せに来てくれる。
生まれた赤ちゃんも連れてきてくれた。

親戚のおばさんの気分だ。

いつものことながら、深夜まで飲んでしゃべって

子育て→受験→就職ときて、やっと子育てが一段落したら最近は、自分たちの親の病気や介護の話。

ただ、基本的にみんな楽天的なので、どの時代もあまり深刻にならず、明るくポジティブだ。

楽しくストレス解消をして、新しい年を迎えよう。

24日のイブは夫の家族全員と総勢9名で、近くのスパ、大江戸温泉浦安万華鏡の入浴と宴会のセット。
クリスマスっぽくはないけれど、鍋をつついてクリスマス会。
クリスマスイメージのない場所だからなのか、日曜日なのにめっちゃ空いてる。

25日は、私の母と妹を招いて、一緒にチキンを食べる。
転んで手を怪我してしまって、ちょっとだけへこんでいる母を元気づけよう。

と盛り沢山な3日間。

後片付けが大変だけれど、次はお正月の準備をしなければ




























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朝日の中で微笑んで ~ユーミン×帝劇

2017年12月18日 | 演劇

日曜日の午後、友人と私は、ユーミンを観に帝国劇場に出かけて行く。

ユーミンの歌とお芝居のコラボであるこの舞台を観るのは2回目。

少しばかり遠くからやってくる友人と、
少し早めに待ち合わせて、ランチをしてから観劇、というのがいつものパターン。

今回は、有楽町の無印良品のお店で待ち合わせて、その中にあるカフェでランチをいただく。

前回彼女と会ったのは10月。

その日からこの日までの出来事を次々と話していると、あっという間に開場の時間。

無印から帝国劇場は歩いて5分くらい。



いつも思うけど、看板が意外と小さい。

開演と同時にユーミンご本人が舞台上に現れ、ちょっと前説。

物語の舞台は500年後の未来だとか・・・。
そのころはレトロブームで…と伏線をはりつつ、
始まってみると服装も景色も持ってるスマホも普通に今と同じ。

500年はちょっと行き過ぎじゃないのだろうか・・・。

主役は初代相棒の寺脇康文さん。
ヒロインは宮澤佐江さん。

寺脇さんが、亡くした恋人を忘れられずに、恋人のクローンを作ってしまう。
それに協力した医師が六平直政さん。
この時代、クローンを造ることは反社会的なことらしく、それを見つけ出して「廃棄」するのが警察の仕事。
その担当の警察官が齋藤洋介さん。

クローンとして生まれ変わり高校生になっている元恋人そっくりのクローンをひそかに見守る寺脇さん。
自分がクローンと知らずに、寺脇さんと親しくなっていく宮澤さんの可憐さが、後の悲劇をより悲しくさせる。

舞台上では普通にお芝居が進んでいき、時々ユーミンが生で歌いだす。

第一部で歌われた曲は、比較的新しかったのか、聞いたことのない曲が多かった。
なんだか前回より、歌が多い気がする。

第2部では荒井由実時代の曲が多かったように思う。
ストーリーが急展開して、ハラハラドキドキになったからか、
知ってる曲が次々流れるせいなのか、第一部よりもぐっと舞台に引き付けられた。

紙に書かれた書類で秘密がばれるってことは500年後の未来にあるとは思えない、とか
つっこみどころはいろいろあるけれど、クローン人間が普通に存在するってこと以外は
もう未来かどうかはどうでもいい感じになってくる。

前回もそうだったけれど、ストーリー自体はありがちで、先が見えてしまう。
けれど、ユーミンの独特の歌声が何とも言えない雰囲気を作り出す。

そして、ストーリーとは別の軸の上で、私達ユーミン世代は、曲の中に色々な思いが重なるんだと思う。

人を愛する気持ちとか、愛する気持ちが強すぎるための嫉妬とか、ねたみとか、
何ともやりきれない気持ちとか、軽はずみな行動や言動の後の、大きな後悔とか・・・。

劇中の人たちのいろんな気持ちが、自分の中にもあって、それが歌と一緒に呼び起されて、
時々鳥肌が立ってしまう。

何とも不思議な感覚だ。

舞台上が切なく哀しく盛り上がってきたところで、お芝居のタイトルでもある
「朝日の中で微笑んで」が流れる。
この歌は、ユーミンの歌の中で私のベスト3に入るくらい好き。

失礼ながら素晴らしい歌唱力ってことではないけれど、
なんだか心に染み入る不思議な歌声だ。

カーテンコールは、ユーミンが歌う「やさしさにつつまれたなら」にのせて、
穏やかな笑顔の出演者が次々と現れる。

物語の結末はハッピーエンドではなかったけれど、なんとも温かい。

出演者の皆さんが退場した後、会場は全員がスタンディグオベーション。

もう一度ユーミンが登場し、「卒業写真」を熱唱。
いつの間にか会場のみんなで大合唱となった。

「卒業写真」って、いつ聞いてもちょっと切ない気持ちになる。

余韻に浸りながら、劇場をでると、すっかり暗くなっている。

劇場近くのイルミネーションがとてもきれい。



友人の電車の時間まで、お茶をして、「よいお年を」と手を降る。

彼女には今年も、色々お付き合いいただきました。
年明け1月に、また一緒に舞台を観に行く予定。

来年もよろしくお願いします









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もちつき大会

2017年12月10日 | イベント
毎年恒例、餅つき大会が今年も催された。

夫のイトコ達が集まるこのイベントは参加者が20人ほど。

夫のイトコ達は人数が多いし、全員千葉県内に住んでるし、なにより仲がいい。

そして、このイベントを心から楽しみにしている。

会場は持ち回り。
今年の会場は、車で5分ほどの親戚の家。

すでに一巡して、我が家に回ってくるの3年後だろうか・・・。

もち米をせいろで蒸し、杵と臼で本格的に餅をつく。
年々手際が良くなり、準備にかかる時間が短縮されている。

私も含めた女性陣は、餅つき後の宴会の準備と



のし餅を作ったり、あんこやきなこ、納豆、大根おろしなどのお餅を作る。





のし餅は18枚。
それぞれの家に持ち帰る。

このところ、私はのし餅係りになることが多いので、すっかり慣れて、
もはやのし餅職人のようだ

つきあがった餅を、粉をまぶしてさっと袋に入れ、ちゃちゃっと伸ばす。



今回は、イトコのお孫ちゃんも参戦。

パパと一緒にお餅をついたり



のし餅作りをお手伝いしてくれたり



とってもおりこうさんで、ほんとにかわいい

「下から上にコロコロするの?」って言うので、
「横からだっていいんだよ~」と私。

「え~、横もいいの~」って真顔で驚くので
「ななめだっていいんだよ~

「え~ななめも~
とめっちゃ嬉しそう

かわいい

小さな子がいると、一段と盛り上がる。

オジサンたちのはしゃぎようはハンパじゃなく、
真っ昼間っからべろんべろんに酔っぱらっている。

最年長は70歳くらい。

ここに、90歳の叔父さんや、86歳の義母も参加して、昭和の大家族の雰囲気を醸し出している。

貴重な光景だ。

つきたてのお餅や、おでん、みんなが持ち寄った手作りのお惣菜で、楽しい時間はあっという間に過ぎる。

みんな、それなりに年をとってはいるものの、
仕事などの都合で来られない人はいても、病気などで誰かが欠けることもなく、
健康に毎年顔を合わせられるってことは、それはそれは幸せなことだ。

朝10時に集合して、解散は16時すぎ。

お酒が飲めない私は何人かを車で送り、家に着くと17時を回っていた。

いただいたのし餅は、もう少し固くなったら、切ってお正月まで冷凍しよう。

あっという間に年末。

そろそろ掃除をしなければ・・・






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【観劇メモ】ちょっと、まってください

2017年12月06日 | 演劇

土曜日の夜、
ケラリーノ・サンドラヴィッチさんの脚本・演出の舞台を観に下北沢の本多劇場にでかけてゆく。

今回の舞台は、いわゆる「不条理演劇」

ウィキペディアによると

・登場人物の行動とその結果、時にはその存在そのものが、因果律から切り離されるか、曖昧なものとして扱われる。
・とりとめもない会話や不毛で無意味な行動の中に登場人物は埋もれていく。
・ストーリーは大抵ドラマを伴わずに進行し、非論理的な展開をみせる。
・そして世界に変化を起こそうという試みは徒労に終わり、状況の閉塞感はより色濃くなっていく。

とある。

どこかの国のお金持ちのお屋敷。
家の中と、家の庭でなんだかよくわからないことが次々と起きていく。

舞台の上は外国のアニメのような情景。
登場人物たちは、ハロウィンの時のような、不思議なメイク。
最初の登場人物の紹介も、テレビか映画のように、一人ずつスポットがあたり、名前が映像で浮きでる。
プロジェクションマッピング(?)が映し出され、怪しく閉塞的な雰囲気を助長する。

毎日同じ話を繰りかえすお金持ちの旦那様に三宅弘城さん。
その話を何度も聞き続ける奥様が犬山犬子さん。
息子が遠藤雄弥さん、娘が峰村リエさん。

ここに使用人のマギーさんと小園茉奈さんが加わる。

使用人マギーさんはお金を使いこんでいて、実はお金持ち一家は借金にまみれているのだが、
そのことに家族は誰も気が付いていない。

そんなお金持ちの家の庭にある日乞食のファミリーが住み着いて、娘は旦那様と結婚しちゃって奥様を追い出し、
乞食ファミリーはその家に住み着いてしまう。

って言う理不尽な展開なんだけど、追い出される奥様も含め、そのことに異を唱える人は誰もいなくて、
それがまるで当たり前のように物語は進んでいく。

途中何の脈略もない展開があったり、なんだかさっぱりわからないことがあったり、
でも、台詞や動きがとてもおかしくて、なんだかわからないけれどゲラゲラ笑ったり・・・。

乞食ファミリーもホントのファミリーなのか、寄せ集めでファミリーを演じているのか、人によって言ってることが違う。
乞食ファミリーの兄妹の兄は大倉孝二さん、妹が水野美紀さん。
お父さんがみのすけさん、お母さんが村岡希美さん、おばあちゃんが藤田英世さん(男性)。

マギーさんがストーリーテラーとなって物語は進んでいくけれども、
とにかく脈略がないし、なんだかどんよりしてるし、どんどん閉塞感が増してくるし、世界は変わらないし、
結末も曖昧なままで、夢の中の話しなのか現実なのかさっぱりわからないまま、いつのまにかカーテンコール。

けれど、くるくるとテンポよく交わされる会話と、大倉さんやみのすけさん、三宅さんのコミカルで飄々とした動きに
笑わずにはいられなくて、なんだかわからないけどずっと観ていたかった。

特に感動するとか、心に残るってこともないけれど、
ときどき、どきっと人の本音の核心を突くような言葉や、何とも言えない切なさがまじっていたりして、
なんだか観てよかったな~、おもしろかったな~っていう不思議な感覚が残った舞台だった。

今回お付き合いしてくれたのは、以前に通っていた戯曲セミナーのお仲間の一人。

日頃私は舞台を見たら、その周辺ではどこにも立ち寄らずにまっすぐ帰ってしまうので、
当然下北沢のお店など全然知らない。
たまに友達と昼間の舞台を観たときに、通り沿いにあるチェーン店のカフェでお茶するくらい。
あとは地元まで戻って食事したり飲みに行ったり・・・。

今回、舞台の前後、彼女の知っているお店に連れて行ってもらう。

舞台の前には居酒屋で軽くご飯を食べ、
終演後は彼女のお気に入りの昔ながらの喫茶店でコーヒーを飲みながら、今見た舞台の話しで盛り上がる。

こういうのも、ちょっと楽しい。

下北沢はちょっと遠くて、家に帰ったのは12時近かった。
明日からがんばろうっていう元気の出る内容ではなかったけれど、
でも来週もまたがんばろう









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