ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

初めての大隈記念講堂~黙阿弥と寄席芸

2024年01月25日 | イベント

【黙阿弥と寄席芸】

講談 一龍齋貞橘 「馬方問答」から「鉢木(はちのき)」

落語 桂藤兵衛  「粟田口霑笛竹(あわたぐちしめすふえたけ)」

対談 今岡謙太郎・小玉竜一

2024/1/19 大隈記念講堂大講堂

 

早稲田大学の演劇記念博物館の企画展

「没後130年 河竹黙阿弥ー江戸から東京へー」

の関連イベントとして開催された寄席芸を観に早稲田大学大隈記念講堂へ出かけてゆく。

友人が応募して無料チケットをゲットしてくれたのだ。

 

 

高田馬場の駅に降り立つのは初めてなので、

どっちの方向に歩き出すかがわからなかったけど、

続々と学生さんたちが駅に向かってくるので、

きっとあっちのはず、と見切り発車。

 

早稲田大学に着いたけど、どれが大隈記念講堂なのかわからない・・・

で、近くにいた学生さんに聞いてみたら、優しく教えてくださった。

 

目の前・・・

 

 

建物がレトロで重厚感があり素敵!

 

 

自由席なのでせっかくだから前のほうへ。

 

最初に講談。

講談自体、ほとんど聞いたことが無い。

けれど一龍齋貞橘さんのわかりやすくて楽しい。

始めに落語と違って笑いの要素はない、っておっしゃってたけれど、

結構笑えて引き込まれた。

 

続いて落語。

むしろ落語のほうがちょっと難しくて、

講談のほうが笑えたかも。

よく知ってる方たちは笑ってました。

 

休憩を挟んで上記のお二人に

武蔵野美術大学の今岡氏と

演劇博物館館長の小玉氏が加わり、

それぞれにマイクを持って対談が始まる。

 

黙阿弥オタクって感じの対談はなんだか盛り上がっていて、

とくに後から加わった専門家のお二人は

ホントにうれしそう&楽しそう。

 

マイクの調子がよくなくて、お互いのマイクを奪い合うように話し続ける。

話の内容はマニアックで、軽い気持ちで見に来た不勉強な私は、

幸せそうだな~、とただただ微笑ましい気持ちで、見入ってしまう。

お二人の様子が面白くてたまらない。

 

よくわからないなりになんだか満足して会場を後にする。

 

来るときには目的地を探すのに必死で気が付かなかったけれど、

同じ道を帰ったら、なにやら目立つ建物が・・・

 

 

昔、建築雑誌に載っていた、「トラード早稲田」だ。

帰りは日本のガウディと言われてるらしい梵 寿綱(ぼん じゅこう)氏の作品。

 

 

タイルがかわいい

 

 

確かにガウディっぽい。

ここにあったのか~!

 

この日友人に誘ってもらえなければ、

早稲田大学に足を踏み入れることは無かったかも。

貴重な機会をありがとうございました

 

 

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落語を見てからクラシックコンサートへ〜欲ばり過ぎた日曜日

2023年05月23日 | イベント

夏のような暑さの日曜日。

 
急なお誘いで落語を聞きに西新宿へ。
高層ビルの谷間の廃校になった小学校が「芸能花伝舎」として利用されていて、この日は「芸協落語まつり」が催されていた。
そんなに広くない校庭はキッチンカーなども出ていて人・人・人。
 



 
友人がチケットを買っておいてくれたので、笑福亭羽光さんと春風亭昇太さんの二人会を体育館でみる。
 
懐かしい感じの体育館はほぼ満席。
 
 
羽光さんが終わったらすぐに昇太さんが現れる。
 
通勤時間2時間、妻子に疎まれるお父さんの悲哀を落語にして、「あるある」で爆笑を誘っていた。
 
 
 
体育館の落語は有料だけれど、各教室では無料のイベントが行われていた。
 
先に会場に着いていた友人がそこにいるというので、お囃子実演会をやっている教室に行ってみると、人がいっぱいで入れないので、入口から覗く。


落語家さんなみにお話が面白い。
 
子供たちかやってみたい、とお囃子の太鼓を叩けば、三味線のお姐さんがミッキーマウス・マーチを弾いてくれる。
子どもたちも楽しそう💕
 
 
なんだか学園祭みたいでかなり楽しい💕
 
 
 
落語祭りの閉会式はスルーして、
この日、元々予定していた知人のピアニスト網野ひかりさんのヴァイオリンとピアノコンサートを観にルーテル市ヶ谷ホールへ。
 


 
小さいホールだけど、素敵な雰囲気。
 



普段Zoomでしかお会いしたことのないひかりさんのピアノは美しくて、ドレス姿もこれまた美しい。
友永優子さんのヴァイオリンの音色も荘厳で迫力があり、プロのオーラに圧倒された。
 
 
演奏後はコンサートにご一緒したみなさんと、ホールすぐそばのお店でお食事。
 


寡黙なお兄さんがワンオペでやってるお店だけど、とにかく美味しい💕
 
最初に出てきたこのサラダがめちゃめちゃ美味しくて
 


その後のお料理は写真を撮る前に、すぐ食べちゃった。
 
落後とクラシックコンサート、とギャップが大きい世界を一日で見る、ちょっと欲張りな日曜日でした。

 
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お茶室で植物画講座 

2022年10月30日 | イベント

千葉市「花の美術館」で不定期に開催される植物画講座。

 

昨年も今頃の季節に参加したような・・・

 

講師は福岡季実子先生。

ニューヨークで油絵を学んだ実力派。

なのに、それはそれは柔らかくて優しくて、美しい。

 

花の美術館は千葉市の稲毛海浜公園内にあるのだが、現在リニューアル工事中。

なので今回は同じ公園内の稲毛記念館で開催。

 

当日、同施設の日本庭園内にある茶室「海星庵」に会場が変更。

 

 

立礼席での受講となった。

 

 

茶室の雰囲気は落ち着いていて、とっても素敵。

 

この日はとってもいいお天気で

開け放した窓から、お庭がよく見える。

 

 

 

まず、花の美術館のお庭から切ってきたというたくさんのお花の中から、好きなものを選ぶ。

 

描きたいものと描けるものがあまりにかけ離れているので、できるだけ簡単そうなものを探す。

 

で、ローズヒップにしました。

花ばかりに目が行って、葉っぱのことを考えずにチョイスしてしまったけれど・・・

 

 

こんな風に紙の上に置いてみて、構図を決める。

 

 

最初に鉛筆で下書き。

 

ここで一度先生が葉っぱのギザギザとか

茎の感じや花びらの柔らかさなどちょっと手直ししてくださる。

葉っぱは全部描かなくても大丈夫、という嬉しいお言葉。

 

最初に自分で描いた下書きとは別物になる。

 

ここからは、水彩色鉛筆で色付け。

 

少しづつ色を重ねていく。

 

こんなにじっくり花や葉っぱを見ることがあるだろうか。

 

時々先生が手直ししてくださり、なんとかそれっぽく出来上がる。

 

 

 

一緒に行った友人はホトトギスをチョイス

 

 

何十年もの付き合いだが、こんなに絵が上手だったとは

 

先生が書いたイチョウの絵をお土産にいただく。

 

 

なんて素敵

 

優しい優しい先生のおかげで、苦手な絵もゆったりとした気持ちで描くことが出来た。

小学校や中学校の絵の時間にこんなに優しい先生がいたら、きっと絵が好きになっていたに違いない。

 

さらに、この日使わなかったお花もいただいた。

 

私がいただいたのはシュウメイギクとホトトギス。

 

 

紅葉した木いちごの葉っぱと一緒に床の間に飾ってみる。

 

 

額装までしていただいた作品は、モデルとなったお花と一緒に玄関に。

 

 

素敵な空間でとても贅沢な時間を過ごさせていただきました。

 

季実子先生、ありがとうございました。

また、機会がありましたらよろしくお願いします

 

 

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たまには落語!「ニン!ぎょう町 あたし寄席」

2022年09月10日 | イベント

【ニン!ぎょう町 あたし寄席】

出演  伊東四朗

進行役 水谷加奈(文化放送)

ゲスト 柳家三三

2022/7/21 日本橋公会堂

先日国立競技場見学に一緒に行った友人が

「落語なんて行く?」という

誘われてたま~に行くよ!

じゃあ行ってみよう、ということになり

伊東四朗さんが支配人を務める寄席に、落語家さんがやってくる、という設定の落語に行ってみることにした。

最近、伊東さんの舞台を観ることもなかったので

落語はもちろんだが伊東四朗さんを見たい、というのもあった。

場所は人形町にある日本橋公会堂。

水天宮からもほど近い。

2階の1番前の席から舞台を見下ろす。

法被を着た伊東さんとパーソナリティーの水谷さんが舞台に登場しトークが始まる。

ちょっとお話のテンポがゆっくり気味だけど、なんとも温かく面白い。

まずは柳家三三さんの「茄子娘」

終るとすぐに三三さんを交えてトークが始まる。

三三はシュッとしてスマート。

ひとしきりトークが済んだら仲入りとなる。

そして再び三三さんの

「青菜」

で、またトーク。

なかなか盛沢山です。

落語で笑い

トークでも笑い

楽しいひとときでした。


伊東さんもお元気そうで、ほんとに良かった。

伊東さんが出演する来年の舞台のチラシをいただいたけど、どうか来年もお元気でいてほしい。

さてさて

この日の昼の部は14時からだったんだけど

せっかく人形町に行くんだから美味しいランチを食べよう、

と早めに待ち合わせた私たち。

美味しいお魚の粕漬けが食べられる「魚久」に行ってみる。

まだお昼の少し前だったので店内はすいていて

お魚を焼いているすぐ前の席に座る

串に刺したお魚やイカを炭火で焼いていて

いい香りが漂う

私たちは銀ダラの粕漬けの定食に決めた!

家で焼いたら絶対に焦げるやつだ!

ホロホロとしながら脂ものっていて、ご飯が進む。

小鉢のひじきもお漬物も美味しい。

ゴーヤのお漬物って初めて食べた。

食事が終わってまだ時間があるので

水天宮まで歩いてみる。

ただ、ここは安産祈願なので、私たちには関係ない・・・

昔来たときよりもずいぶんきれいになっていて、

きれいすぎて気が付かず通り過ぎるところだった。

まだ時間があったので、甘味まで食べちゃう私たち。

もはや何が目的だかわからない・・・

ということで、一日たっぷり人形町を満喫したのでした

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上方やんちゃ会〜落語を聞きに行ってきました!

2022年05月24日 | イベント
いつも一緒に演劇を観に行く友人が
「落語に行かない?」
などと言う

コロナ禍、観劇を自粛していた彼女からの久々のお誘いなので、詳しくないけど出かけてゆく。

会場は荒川区町屋にある公共施設「ムーブ町屋」





初めての場所だけど、駅直結型でとっても便利

桂雀々さん
桂三四郎さん
笑福亭べ瓶さん

の3人が主催する落語会なんだとか

3人でひとしきりトークしたあとじゃんけんで順番を決める

前座が
古今亭松ぼっくりさん

最初はべ甁さん
真ん中が三四郎さん
トリが雀々さん

三四郎さんが真ん中になったとき会場の小学生の女の子が
「えー!トリがいい!」
と声をあげて笑いを誘う

三四郎さんのファンなんだとか

でもどなたのときでも、とても楽しそうに笑っていて、その笑い声でこちらも思わず笑ってしまう

客席は半分くらいしか埋まってなかったけど、なんだかアットホームな雰囲気で癒やされる

落語のことは全然詳しくないけど、たった一人で座ったままで話すだけで登場人物や風景が浮かんでくるのがすごい。

自分では絶対いかなかったであろう貴重な機会をくださった友人に感謝💕

今度は舞台を観に行こうね、と約束して電車に乗る

少しずつ日常が戻ってきてるように見えるこの頃。

マスク無しでイベントに参加できる日が待ち遠しい








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